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お詫びと訂正(4) [お詫びと訂正]

数日前から晴海埠頭に接岸する南極観測船「しらせ」も出航しそうな今日この頃(ユニシスのカメラでご覧あれ、いなかったら残念http://www.unisys.co.jp/coffee/webview/java.html)。ペンギンたちが待つ南極は夏に向かい、東京都心の田舎、湾岸地区もすっかり秋が深まってまいりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
さて、週の初めからお詫びと訂正です。なんせこの週末は、動き回るばかりでキーボードの前にいる時間など殆どなく、すぐに書かねばならぬことなのにそれも出来ませんでした。失礼しました。

◆マヌケなことに、前回の「お詫びの訂正」の中にあった間違いです。11月5日付当ブログ原稿の後半部分、テンペラQについて。http://blog.so-net.ne.jp/yakupen/2005-11-05鵠沼のサロン・コンサートシリーズを実質的にプロデュースなさっているH先生から、ロクシンの会場で直接のご指摘を受けました。
まず、テンペラQ公演ですが、関東地区では鵠沼だけです。武蔵野ではやりません。なんか、やる、という告知を見たような気がして、このブログ記事を書く前に調べた。11月の末にはないようだけど、武蔵野は翌月の公演のデータが調べようがないので、来月早々くらいにあるんだっけ、と思って書いてしまったわけですな。
ま、金になる原稿だったらちゃんと電話して調べますけど、ブログ原稿ではそこまでしません。これはもう仕方ないことです。ブログ情報の精度はその程度、ということです。
みなさん、事実関係の検証に時間もコストも人的資源も費やしていないブログ情報は、当然のことながら、精度は低いはず。うのみにせず、ちゃんと自分で調べるのが基本です。いいですかぁ。←なにを間違っておいて威張ってるんだと思われても、この部分に関しては非難は受け付けません。なんせ、「商売で書けないことを書く」と冒頭に宣言してますからね。繰り返しますが、「商売で書けない=金にならない=精度が低い」というのは、現代資本主義社会の常識です。当ブログ原稿も、その鉄則に従っております。悪しからず。
それに、ブログ原稿のために妙な探りを入れるような電話をして、こいつは何をやってるのだ、と武蔵野の財団のおねーちゃんに警戒されたくないですし。市長選以降ピリピリしてるようですから、あそこは。武蔵野市では、これまで土屋市政下では触れられなかった市政上のタブーに近い問題を巡り、それこそ裏ジャーナリズムに近いような連中があれこれと跋扈し初めているみたい。人格温厚、人畜無害だけが取り柄の小生、そんなのと思われたくないぞっ!
なんであれ、テンペラQのオールシベリウス・プロ公演は関東圏では鵠沼だけです。すでに60枚も売れているそうです。スゴイことです。シベリウス愛好家がいかにいっぱいいるかということですな。
まだ少しお席はあるそうなので、http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurobe56/ksc/ksc.htmまで予約を急げっ。
それから、情けないことに、鵠沼サロンコンサートの公式名称を間違えてました。「鵠沼室内楽愛好会」です。関係者の皆様、ゴメンナサイ。

◆ロクシンの当日プログラムです。これは誤植とかじゃなく、小生の記述が曖昧だったのが問題のようです。
新日本フィル当日プログラム8ページ真ん中辺り。ロクシンの写真の右隣の下半分。
「背景がどうあれ、「シューベルト、ブラームス、ベルク、マーラーに大いに影響を受けた」なる作曲者の言葉が、作風を語り尽くしていよう。」
という部分。ロクシンの演奏会に対しては、ウェブ上に期待していたほどの反応が上がらず、ちょっと残念な今日この頃なんだけど、その中で比較的きっちりものを言ってらっしゃる方がいて(関心のある方は飯尾さんのページから捜して下さい。この方の関心からすれば絶対に発言なさるだろうなぁ、と思える方です)、その方の記述を拝読していると、どうもこの部分をロクシンが第1交響曲について語っている、と思っていらっしゃるようなんですね。
書いた側とすれば、そのすぐ上に、作曲者はこの曲の作曲経緯などについてなにも語っていない、と記しているので、まさかそう読まれるとは思ってもいなかったのですけど、ええと、引用したロクシン発言は第1交響曲についてではありません。ですから、この当日プログラムを読んで、「さて、どんな曲が引用されているかな。なるほど、シューベルトか、なるほど、ベルクかぁ、あ、マーラーじゃんけぇ。あれぇ、ブラームスはどこだぁ」とお思いになっちゃった方がいらっしゃったとしたら…スイマセン、わたしがわるーございました。ブラームスの引用は、いくら待ってもないかもしれません。

いやぁ、当日プログラムという作文は、限られた時間のなかでバタバタ読まれ、読み捨てられてお終い、というものだから(日本では持って帰ってくださる方が多いですが、アメリカみたいに自分で車運転して帰るのが基本の社会では、当日プログラムは演奏会が終わるとそのまま席に置いていったり、ホール出口で返していく人が半分くらいですね)、出来るだけ誤解を受けるような書き方はしてはならぬ、とあらためて反省させられた次第。いやはや。

以上、お詫びと訂正でした。今週は週の真ん中に富山に行ったり、ふと気付くと原稿締め切り山盛りだったりで、あまりブログ原稿は進まなさそう。一部で既に大盛り上がりのアルノンクールの話とか(同業者からの連絡によれば、アルノンクールというのは若い頃はアルミンクなみのイケメン君だったそうな)、デプリースト御大が大嫌いなブッシュ君から表彰状貰ったことで起きた騒動とか、いろいろあるんだけど。


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