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チェリスト大挙到来前夜 [カサド・コンクール]

浅川から夜霧が立ち上る八王子の深夜。やっぱり泊まりになった。一応、「カサド展」関連作文作成という自分の担当仕事は全部終えたけど、湾岸までは戻れません。明日も(今日も)朝から早いので、ユーミンの町にお泊まり。ふううう。

「カサド展」は、どうにかあとは展示物を貼るだけ。でも、コンクールの裏方とすれば、明日からが嵐。世界中から30数名の若いチェリストと、数人の長老チェリストが八王子に到着する。

中央フリーウェイが山に向かい、ビール工場も過ぎて遙かからだと、成田は遠いなぁ。

いちょうホールロビーでは、深夜までスタッフが参加者一覧ボードを作製し、貼り付ける。刷り上がってきた「第1回八王子カサド・コンクール」のプログラムを、展示品の「第1回フィレンツェ・カサド・コンクール」のプログラムの上に並べると、スタッフたちにはなんとも不思議な感慨が湧いてくる。
 
さて、まるでコンビニのように煌々と明かりを灯すホール向かいのオフィスに、ハイになった足取りも軽く戻りましょう。ホールの皆さん、遅くまでお付き合い、有り難う御座いました。ときたまタクシーが過ぎ去り、猫も歩きゃしない街道から一本裏の道。わずか数十メートルの、長い道。

あの光まで戻れば、今日も沢山のおにぎりが待ってる。理事の方が差し入れてくれた蜜柑もいっぱいある。蜜柑、おいしいなぁ。手の先が黄色くなるまで食べて、カロチンを補給しよう。うん。お仕事、まだいっぱいあります。仲間も、ディレクターも、朝になれば大挙押し寄せるチェリストたちを迎えようと、誰もかれもが自分の砦で最後の踏ん張りをしてる。

こうして、霧が薄く靡く八王子の夜は更けて、あと数時間で朝が来る。コンクール一次予選開始まで、あと30と数時間。みんな、がんばろー!頑張りの様子は、こちらで試聴されたし。
http://www.cassado-cello.jp/com/japanese/j_index.html


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川熊

ご無沙汰しております。
この前の通りから、晴れていると西の方角に綺麗な富士山が見えます。
明日のガイドツアー、楽しみにしております。
by 川熊 (2006-11-24 22:41) 

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