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大阪滞在4時間 [たびの空]

我が田舎町佃から一番近いJR駅のひとつが、東京駅であーる。本日、大阪国際室内楽コンクール&フェスタの記者発表会で大阪まで日帰りをする羽目になったのであるが、こういう「新幹線に乗ってる時間の方が難波で商売してる時間よりも長い」なんて弥次さん喜多さんには言い訳の立たないような状況に於いて、一番困るのは佃厄偏庵から駅までの道の選択なのだ。

無論、今日のように湾岸地区は雨の気配がない春めいた日なら、チャリチャリ行くのが一番よろしーに決まっとる。だが、ここで困るのじゃ。あなた、ご存じでしょうか、自転車で15分の駅近隣圏に次々と高層アパートが起ち上がり、周囲の人口がこの数年で3割近くも増加しているくせに、自転車置き場がまるでないJR駅がある!さほど地域住民への環境整備が遅れたJRの駅とは、何を隠そう、そー、天下の「美しい国ニッポン」が Central Station、かの壮麗なる3階建て赤煉瓦(の反対の、空襲で焼け出された諸々のビル廃材で八重洲堀を埋め立てた側に駐輪したいのですけど)、東京駅なのでありまする!

上野駅には、かつてのエンペラー御用達専用口の直ぐ下に、有料自転車置き場がある。池袋だって、東武の下にある。でも、なぜか、東京駅には自転車置き場がない。新宿や渋谷は知らぬ。どーであれ、東京駅には、正規の有料自転車置き場が設置されておりませぬ。

さても、今、さかんに行っている東京駅八重洲口近辺再開発で、自転車置き場は出来るのだろーか。JR東日本の英断を期待したいところであります。うん。さても、本日の昼に記者会見で滞在してたグランビアの真下、JR西日本大阪駅は、自転車置き場があるのかしら。

                             ※

文化庁の下請け仕事がヤバイことになってるなぁ、と危惧しつつ新大阪駅ホームで頭の上を通過するQ400の前輪状態を確認してると、某編集者から電話。おっと、ちょっと待ってね、と、到着した今や珍しい500系長っ走り「のぞみ」に慌てて駆け込み、デッキで携帯を拾い続けます。遙か都内某所からの声に言うよう、「スイマセン、明日の午前中、カール・ライスターのインタビュー、某所で。なんとかなりませんか!」

どんなに忙しかろうが来る仕事は断れぬフリーの身、はいはい、と己の首を絞めるような返事をし、何度乗ってもB757のエコノミークラスにいるようにしか感じられぬ「500系のぞみ」窓側の強引な湾曲にへり付きながら、往路で纏めたメモを復路で原稿に仕上げいっちょあがり。それにしても、どーして新幹線の中って、パソコン開いてる人が少ないんでしょか。アセラでもICEでも、はたまた香港空港特急でも、みんなもっと仕事してますよ。ニッポンのビジネスマンよ、必死に働けええええ、新幹線車内はビールの香り漂うお茶の間じゃあないぞおお!
おっと、皆の衆、これが世間で話題の栗東近辺じゃ。今にも滑走路を離陸しそうなスピードから、どんより曇る夕空の下、ビニールハウスの向こう、立派なマンション群を見はるかせば、その間にはあの「さきら」が埋もれておるはず。

指定管理者騒動で一躍日本中に名を知らしめた「栗東さきら」、今もこんな話題を提供してくれてるそうな。なんだかなぁ。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070317-00000002-kyt-l25

JR東日本区域にまるで立ち入らず東京大阪往復を無事終え(東京駅八重洲口側からアプローチすると、そんな不思議なことが出来ます)、臨海部往きの都バスに走り込み、佃厄偏庵に戻れば、ぴーたか光る固定電話の留守番に入りし天の声ひとつ。「町会費のとり纏めがまだですよ。今月いっぱいだけど、ちゃんとやってくださいね、やくぺん君」。おおおおお、こんな電子壁新聞に時間潰してる暇なんぞありゃせん桜開花の春の宵。いやはやぁ。


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