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ゴールドベルク騎士団の俊英レッジョで元気です [シモン・ゴールドベルク・メモリアル]

日本では知る人なんぞ殆どいないレッジョ・エミリアの街に、ひとり、当電子壁新聞ではお馴染みの顔があります。ほれ、ご覧あれ、審査の合間のランチタイム、原田禎夫先生と談笑する長髪の青年。魚津の皆さんはお忘れのはずもありますまい。それに、湯布院の仲間達も、昨年のクァルテット25での登場は記憶に新しい筈。
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そーです、あのゴールドベルク騎士団の一人、魚津のセミナーに参加し、今をときめく仙台コンクール優勝君とピアノトリオを組んでいたチェロの門脇君です。ゴールドベルク山根先生に師事し、その永眠の床でモーツァルトのトリオを弾き、あの雨の中の出棺で棺を背負った騎士団のひとりが、今は遙かイタリアの地で学んでいます。

「この街の音楽院には日本人は僕しかいません。パルマのオーケストラの首席チェリストがここで教えていて、その方に習うためにこの春から来てます。」

パルマに住んで、レッジョまでイタリア国鉄で通う生活も、やっとなれてきたところ。まだまだ2年間は長い。先日、トスカニーニ管弦楽団に乗せて貰い、マゼールの指揮でいきなりベートーヴェン交響曲全曲を弾くことになりました、なんて、なんてことなく喋ってら。

若者は、こうやっておおきくなっていく。2年なんてホントにすぐだけど、また富山に戻ってくる頃には、どんな風に大きくなっているのかしら。

レッジョの街には、いろんな青春が溢れている。今、キーボードを叩いている目の前にも、カザフスタンの若者やら、ベネズエラの若者やら…

本選進出団体発表まで、あと1時間弱の筈なんだけど。

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