公益法人化問題の記事出ました

本日、日本国津々浦々の書店に1冊くらいづつ並べられた筈の「音楽の友」誌６月号に、先月末くらいからバタバタやっていた「オーケストラの公益法人化問題」の記事が掲載されました。取材に応じて下さった皆様、関係者の皆様、ご協力、有り難うございます。

当初は半ページくらいの短い事実関係ニュースだけでも、と思っていたら、編集長が最後の最後に大いに乗り気になって下さって、なんと見開き２ページになってしまいました。必要な表やら脚注（っても、脚注に脚注が必要そうな内容なんだが）も入れることが出来て、ま、分析記事とはとても言えないものの、紹介記事としては最低限のレベルのものにはなったと思います。判ってる方には物足りないし、なんにも知らない方にはなにがなんだかこれじゃ判らない、って半端な中身で、力のなさに大いに反省しておりまする。

まさか内容はここには記せませんので、本屋さんで立ち読みしたり、図書館で眺めたり、ま、ホントは買って下さい、と言いたいんですけどねぇ。

で、本日、記事の半分を占めている日本フィルの定期がありました。記事が出てすぐどうってことでもないし、日フィルさんは当日「公益法人認定に向けた募金のお願い」という内容のきちんとしたパンフレットを会場で配っているので、もう定期会員の皆さんは事態は判ってるでしょう。とはいえ、やっぱりね、反応があるものか、終演後、募金の様子を眺めていたですよ。

こんな風に、出口のところに説明書きのパネルを２枚出して、事務局スタッフが３人、募金箱を持って立ってます。まあ定期演奏会で、募金をしようという方はもうとっくにしているでしょうから、それほど反応があったというよりも、「ああ、今日もやってるな」って感じでした。狙いは、普段、日本フィルの定期に来ない聴衆が来そうな月末の佐渡マラ６かしらね。

なお、日本フィルは今のところ「ファンディング・コンサート」みたいなことを予定はしていないそうな。地道にお金を集めてく、ってことですね。ラザレフ御大でどかんとぶち上げてくれても良いのになぁ。それと、神奈川フィルのブルーダル君に匹敵する着ぐるみが絶対に必要だぞっ！スタッフには、「あのずっと日フィルがカレンダーに使っている漫画家でチェロ弾きの雨田さんの猫を、なんとか三次元化して着ぐるみにしなさい！」と力説して参ったのだが、いかがじゃろね。

公益法人化について、詳細を知りたい方は、こちらをご覧あれ。日フィル公式ホームページのど真ん中にあるバーをクリックして下さいな。あくまでも純粋に制度上の技術論で法人の活動内容に対する評価などは一切ないのが問題…といえばそれまでなんだけど。
http://www.japanphil.or.jp/index.html