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劇場法成立 [劇場法]

当電子壁新聞でもカテゴリーまで立てながら、殆ど何の議論も盛り上がらないままに、民主党政権(実態は昭和10年頃以来のもの凄い翼賛議会)の間に少しでも難しそうな法案を議論をしないで通してしまおうという「決めちゃう政治」がドンドン進行していて、「劇場法」も成立しちゃったようです。ともかく、こんなもの。
http://www.bunka.go.jp/bunka_gyousei/hourei/ongaku_houritsu.html

本日になって、某音楽雑誌からどのように扱おうかなどという話があり、ま、ここまであれよあれよときちゃったんだから、法案成立後に事態を整理するような形で紹介する方がええんでないの、って感じになってます。小生も単行本仕事とかで他のことがあまり出来ない状態なので、殆ど関われません。いずれにせよ、なんかの形では表のメディアではきちんとやりたいとは思っておりますので、乞うご期待…ってねぇ、何を期待すればいいものやら。

さあ、25世紀以上昔のコリントの地に再び頭を向けねば。コルキス女は怖いなぁ、ってだけの感想にならないように聴衆の皆様をどうガイドしたら良いか、思案は続く。

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コメント 4

東掘清

この法律に対し、演劇関係に比べ音楽関係者の関心が低すぎると思いませんか。関心がない?情報がない?相変わらず業界内の話題のみで大きな流れに疎い?ぜひ、やくぺん先生の発信を続けてください。
by 東掘清 (2012-06-22 12:37) 

Yakupen

東堀清様

やっぱり劇場法で意味があるのは演劇関係の方が圧倒的だからだろうと思うですよ。音楽堂は初めからオマケ、と言われても否定できませんから。演劇と舞踏は小屋付きのソフト面強化はそのままプロダクションの質の向上なり関係者の環境改善になり得るけど、音楽は小屋との関係は演劇ほど直接的ではない、ってことなんでしょう。

無論、演劇の方々と音楽の方々のメンタリティの違いも大きいし、敢えてタブーを言えば、この法律の発想の基本に「ゴッソリ助成金などを持って行っている音楽から演劇が少しでも奪い取ろう」というところがあったわけだし。

最大の問題は、音楽には業界すらない、ってことなんだけど。

スイマセン、まとまった意見になってなくて。劇場法の制定と、公益財団法人化の問題がセットになって、ある種の動きが出ていることは事実です。そういう部分はちゃんとやります。はい。

by Yakupen (2012-06-22 12:52) 

上野のおぢさん

この法律をうまく読み替えて、大阪市音楽団こそ、大阪市内および周辺域内の青少年の文化活動向上に吹奏楽を通して貢献できることを示すことが出来ればよいのですが・・・
by 上野のおぢさん (2012-06-22 16:50) 

Yakupen

上野のおぢさん様

基本的には「ヴェニュ」に人が付いてくる、という発想ですからねぇ。ソフトそのものを「劇場」とか「音楽堂」と読み替えるのはきっついでしょう。大阪市音楽団が市所有の箱から追い出される、とかいうことならば戦う根拠になるでしょうが。

大阪市の文化予算に関しては、どうも今回の大阪フィルに対するやり方を視ても、なんかアヤシイ。ま、これ以上はアブナイ発言になりそうなんで、オシマイ。
by Yakupen (2012-06-22 17:34) 

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