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火曜の花火 [葛飾慕情]

土用の丑の日も半端に湿っぽい暑さの中で過ぎた荒川放水路向こうの新開地も、しっかり夏は来ていて、本日は南総里見八犬伝の舞台を臨む寅さんの地元、柴又の江戸川河川敷で、葛飾大花火大会が賑々しく挙行されるのじゃ!
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とはいうものの、お籠もり状態の葛飾厄偏舎セーフハウスからは東の空は開けておらず、物干し台に出てもやたらとでかくなるばかりで椋鳥用の渋い実しか結ばぬ柿の木の彼方に花火が麗しく眺められるわけでもない。

それどころか、先程から些か雲行き怪しく、遥か北関東の方からは遠雷も響く有様。果たしてあと2時間半後、新開地の善き人共集い来て幸せに天を仰ぐこと能うか、なんとも微妙な感じの今日この頃でありましたとさ。

さて、花火が揚がる頃には第5章が終わるかどうか。某連載の催促が来た。ううううん…

それにしても、なんて火曜の夜に花火大会なんじゃ?この週末は天下の大川花火大会とは存じておるが、とはいえなんで平日の晩に。

追記:今、夕方5時。空は今にも雨が落ちてきそうなのに、柴又の川原の方からは「やるぞぉ!」と雄叫びを上げるような空砲花火の音が響いてきました。ホントにやるんかぁ…

追記の追記:ただいま、東京東部新開地は雷を伴う大雨。花火大会会場からのローカルケーブルテレビ局中継では、靑木葛飾区長が傘刺して大雨の中で時計を眺めている映像がずっと中継されています。ちなみに平日に行うのは、「平日じゃないと休みが取れないお父さんとかがいっぱいいるから」だそうですぅ。うううん、強弁だぁ!あ、今、第47回葛飾納涼花火大会、落雷の危険があるために中止、というアナウンスが出ましたぁ。
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中川放水路が掘られる半世紀前までは、ちょっと雨が降れば水がジャンジャン出る低湿地帯だった事実を、みんな、忘れるなぁ!なんせ菖蒲が区の花なんだぞぉ。

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