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明日から富山 [こしのくに音楽祭]

まさかこのカテゴリーを使うことがあるとは思ってませんでした。「ご当地五輪への道」も死んだと思ったら復活したし。世の中、何があるかホントに判らぬ。

ええと、明日から富山です。何をしに行くかというと、有り体に言って、見物です。いつもそうじゃないか、と言われれば返す言葉もないが。

見物するのはこんなもの。
http://www.chambermusic-toyama.jp/
です。で、もうそんなもの覚えている方もいないでしょうけど、このロゴマーク、なんか思い出すような気がしないでもあるようなないような。「こしのくに音楽祭」から「シモン・ゴールドベルク・メモリアル」へと名前を変えていった富山の室内楽音楽祭のいつだったかのアイキャッチだかに似てるような気がする。いやぁ、こういうのを思い出せないって、すっかり老化としか言いようがない。

姿は変えながら、この音楽祭、基本的な精神はやはり継承されている。基本は、「学校を出たけどまだ室内楽の勉強をしたい若いプロが学ぶところ」ということ。公式webサイトの沿革でも、以下のように記してるわけだし。
「とやま室内楽フェスティバルは、若手室内楽演奏家を育成し、その成果を富山県の音楽芸術の振興に活かす、国内でも特色ある音楽祭として開催し、2006年から2010年まで5回を数えました。2012年からは新たなステージを目指し、同じく若手室内楽演奏家の育成に力を注いでいる、サントリーホール室内楽アカデミーと連携し、新たな形で富山における芸術文化の振興と音楽芸術の発信拠点形成を目指しています。」

ま、ホントにそうなのかを眺めに行くのが、なんかの縁で関わっちゃった人間の責任なんだろーなー、と考えるわけでありまする。ひとつの音楽祭が、いろいろな人が関わり、嬉しかったことや思い出したくもないことをあれやこれや含めいろんなことがあり、ここまで続いてきている。それがこれからどうなっていくのか、ここまで眺めてしまった以上、うちらの商売としては眺め続ける責任がある。「ゆふいん音楽祭」とはまた違った意味で、ガッツリ見ちゃったわけだからさ。

思えばこの音楽祭の系列から、いろんな若い人達が世界に出ていった。この前のミュンヘンで姿を見たシュテファン・ツヴァイク・トリオのヴァイオリンだってそうだし、今話題の神奈川フィルに戻ってきた新しい首席チェロ奏者もそうだし。ここからもまた、いろんな若い奴らがいろんなところに出てくのだろう。

てなわけで、このカテゴリー、使い続けるか悩みつつ、ともかく、富山に行って参ります。富山関係を全部を統合してひとつのカテゴリーにしちゃうには、記事の数がありすぎるしねぇ。ううううん…

とはいえ、その前にもう1本、短い原稿をやっつけちゃわんとオフィスから厄天庵の塒に戻れない。がんばろー。

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