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大分でMusic in Museum [Music in Museum]

福岡空港ラウンジです。ホントに久しぶりに、羽田に戻ります。なんか、行きは路線バス、帰りはタクシー、って感じ。

さても、まだ間に合うか、急ぎの告知です。明日土曜日6月6日、大分の市内に新しくオープンした大分県立美術館で、クスQがミュージック・イン・ミュージアムをやります。って、まんま、演奏会の題名がそうなってます。どうも公式のページには告知がないようなので、こちら。ちゃんと出て来るかな。
https://m2.facebook.com/bivioita/photos/a.524475064336471.1073741828.524474524336525/763585033758805/?type=1&refid=17
午前11時と午後2時の2回、場所は美術館演奏会の定番のアトリウム。無論、無料です。なお、この新しい美術館にはどうやらオーディトリアムはないそうな(なんせ向かいにいいちこホールがありますからねぇ)、この場所でやるのがどういう効果があるのやら。スイマセン、道の反対側から眺めただけなんで、判りません、ゴメン。

ちなみに、美術館そのものはこんな建物。今時の美術館って、教育プログラムやら、こういう音楽やら舞踏、はたまた演劇なんぞまでやることを前提に設計されているようですね。美術館にも「アーツセンター化」というホール業界で起きてるのと同じ事が起きている。時代がそういう風になってるんだなぁ。
https://www.opam.jp/page/construction.html
設計なさってる方の名前は、なんか昨日ゆふいんでも新しい美術館の設計を巡って出て来たような気がするのだが、うううん、記憶が定かではないなぁ。困ったもんだ。

もとい、で、クスQと赤坂さんが披露くださるのは、昨日の向かいのホールで弾いた五重奏なんぞです。昨晩の演奏会、「まともな五重奏の演奏会が大分県内で行われるのはゆふいん音楽祭が無くなって以来」なんて触れ込みだったわけだが、極めて興味深いものでした。ぶっちゃけ、五重奏って、「出来上がった四重奏+ひとつ」という書き方になるわけで、ロマン派以降は作曲する側もある程度以上のアンサンブルは前提に作品を出してくる傾向にある。で、中声が充実するのは当然だけど、その結果、「ミニシンフォニー」みたいな音楽になるわけで、沢山聴くのも、沢山弾くのも、なかなかヘビー。

その意味では、前半にモーツァルトがあれやこれやと模索してみている楽譜をやり、それも思いっきり個々人のパートを前に出すようなやり方でやり、後半には一転、響きの充実っぷりをしっかり聴かせるブラームスのト長調(それにしても、なんでこれをト長調で書くかなぁ、ブラームス、って気はするものの)をガッツリ鳴らす。五重奏というものの多様性を見せてくれる、なかなかに良く出来た一晩でありました。終演後、聴衆にサインするクスQの皆々様。
009.jpg
おや、見たような顔が、と思う方もいらっしゃるかも。あたしがゆふいんから強引に引っ張ってったんじゃあありませんからね。

さても、大分でのミュージック・イン・ミュージアムを終えたら、クスの皆々様はもう関東にやって参ります。考えてみたらチェロ君は首都圏初お目見えじゃないの。晴海でお馴染みだった方も、是非どうぞ。

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