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スペイン大使館のカサド展 [カサド・コンクール]

なんと、明日までのイベントなんで、慌てて、宣伝にもならん宣伝です。

今、ってか、明日金曜日30日午後5時まで、サントリーホールの裏のスペイン大使館で、「カサド展」が開催されております。
029.jpg
http://www.exteriores.gob.es/Embajadas/TOKIO/ja/Noticias/Paginas/Articulos/20170531_NOT1.aspx
流石に内部の写真をアップするわけにはいかんですが、ともかく、八王子カサド・コンクールのときの会場の3倍くらいの広さのところに綺麗に展示されています。展示物の数は八王子のときよりも少ない、厳選されたものばかりです。

大事なのは、発掘直後に八王子で展示公開したカザルスの手紙に、ちゃんと大使館お墨付きのカタロニア語からの翻訳が付けて貰えたこと。なんせ、あのときはバタバタで、誰かボランティアにカタロニア語の出来る奴はいないかぁ、って慌ててやったものでしたから。
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2006-11-22
八王子では出なかったものもあります。ひとつは、絵画などカサド関連の美術品。原千恵子さんが描いたフィレンツェの風景画なんて、涙ちょちょ切れの方もいらっしゃるかも。最大の目玉は、カサド自身が描いた「緑の鬼の踊り」の絵です。あなた、絵、ですよ、楽譜じゃなくて!こんなん、あったなんで知らなかったぁ。CDジャケットに使いたいという奴はいっぱいいるでしょうねぇ。

もう1種類は、川添家に所蔵されている遺品類。音楽的には興味深いという類いのものではありませんが、カサドや智恵子の人となりを感じたい方には、それなりに感動ものでしょう。個人的には、原さんが使っていたという巨大な旅行行李がインパクトがありましたね。ああ、俺が掘り返した資料類はここに入っていたんだぁ、という現場的な感動でありまする。

なんにせよ、もう明日しかありませんので、ご関心の向きは急いで足をお運び下さいませ。

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