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ゆふいん公民館が… [ゆふいん音楽祭]

福岡で福岡ハイドン弦楽四重奏団のファイナル・コンサート取材を終え、インバウンド客9割の「ゆふいんの森」号でゆふいんにやって来ました。桜の盛りは昨日の大風で終わり、完全に連休前の閑散期の夕方。

福岡ハイドンQの話は、商売原稿を入れてから「落穂拾ひ」で記しますので、ちょっとお待ちを。ともかく、まずはここ、ゆふいんのお話。

思えば10年前に35年続いた夏の音楽祭が終わり、その後、再びの震災を鋏んで4年前に復活した「ゆふいん音楽祭」、その会場となっていたのは駅前の昭和モダンなインターナショナル様式レトロ建築、湯布院町中央公民館ホールでありました。平成の大合併後は湯布院公民館ホールと名を変えたものの、場所もステージも裏も、ほぼ同じ状況で開催されていたわけであります。

中央公民館の来歴については、拙著を眺めてくれ、といえばそれまでなんで、それまで。その公民館、平成終わりの第4次ホール建設ブームの中で、というわけでもないけど、第2次ホール建設ブームのときに立てられた物件が建築基準などから建て替え時期に入ってきている中で、ご多分に漏れず建て直し、はたまた取り壊し、という現実に直面しております。

ゆふいん旧ご町内公共施設建て替えタイムラインとしては、その前にまず、公民館向かいのセブン・イレブン隣の役場が先ということになり、今、正に解体作業が始まってる。
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現時点では内部の解体処理に手が付き始めたところであります。んで、ここに新しい役場が出来、昨今の平成公共施設ブームのご多分に漏れず、役場機能ばかりかホールなども備えたミニ総合施設になるとのこと。

要は、とうとうゆふいんに新しいホールが出来る、という、それだけきけば目出度い話なのでありますな。

この新役場については、先程まで延々と元音楽祭実行委員長K氏宅で話をしてたわけで、いずれ、表に出せるようになったら当電子壁新聞でも賑々しく発表いたしましょうぞ。ま、今の貧乏なゆふいんですから、別府みたいに行政や企業が入って有名な建築家に…なぁんて大きな期待はしないよーに。あくまでも現状の音楽祭会場としては問題ありすぎな公民館のリニューアルでしかありませんので。

※※※

てなわけで、以下、公民館の現状報告。ぶっちゃけ、役場機能が移転してきてます。まず、ダラダラと役場側から上がってきて、2階というか、実質1階の正面を入ると、こんなん。
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公民館事務所と奥の調理場などの施設はそのまま。ただ、正面が完全に「役場の入口」になってて、いつも音楽祭のチケットブースやら招待受付を出してたところに陣取るわけにはいかないかな。んで、問題はこちら。
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おお、なんとなんと、かつて前夜祭の後のオープニング・パーティが賑やかに開催され、フィナーレ・コンサートのティータイムではゆふいん各旅館が腕によりをかけた御菓子を振る舞ったロビー部分が完全に潰され、役場になってます。

ホールの方はどうなっることやらと視線をちょっと左に振れば
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ま、基本的にはホールと裏部分は弄られていないそうな。なお、楽屋がある3階部分の図書館などは、以前と同様とのこと。

スタッフとすれば、問題はこっちかな。ほれ。
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わおぉ、スタッフが荷物をだごだご積み上げていた奥の辺りはそのままだけど、手前の喫茶コーナーが設営されるカウンター部分が壁に蔽われてしまってます。これじゃ、ロビーのカフェがオープン出来ないじゃあないの。うううん…

てなわけで、2021年に新役場&ホールが竣工するまで、35回までのフルサイズの音楽祭どころか、過去4年に復活したプチ音楽祭も、これまでのやり方では出来ないわけですわ。

そんなこんな、理由はそれだけじゃないんだけど、今年の音楽祭について、現時点で発表出来ることは以下でありまする。

★ゆふいん音楽祭2019★
開催日:8月4日(日) 昼の短い演奏会&夜のフルコンサートの2公演
出演者:ミュージック・アドヴァイザー漆原啓子、チェロ、ピアノの総計3名
演目:夜のコンサートのメインはチャイコフスキー《偉大な芸術家の思い出に》、他は未定

以上です。演奏者はもう決まってるのですが、発表はちょっと待ってね。チェリストは、意外にもゆふいん初登場、皆様よくご存知のあの方です。ハレーQが来たのはゆうちゃん時代だったもんなぁ。←バレバレ

どうやら、盆地にも夏はまたちょっとだけ来るようであります。

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