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メンゲルベルク初演稿95年ぶりの蘇生 [演奏家]

このところ香港からのニュースはろくでもないものばかりなんで、ちょっとは少なくとも一部音楽ファンを熱狂させるネタをひとつ。

来る12月13,14日の香港フィル定期で、ヤープがなかなか興味深い楽譜を演奏します。こちらをご覧あれ。
https://www.hkphil.org/concert/jaap-mahler-10-shostakovich-10
ご覧になってお判りになりますように、この告知を額面通りに取れば、「メンゲルベルクが上演のために用意したマーラー第10交響曲のアダージョと煉獄を、95年ぶりに上演します」ということ。

このニュースに瞬間湯沸かし器的に反応するであろう方は、世界有数のマーラー大国ニッポンには数十人のレベルで存在するでありましょうねぇ。

さあ、今なら香港便はものすごく安く出ています。本当の香港がどうなっているのかを眺めるついでに、数あるマーラー交響曲第10番演奏譜の出発点のひとつとも言える版を聴きにクリスマス前の香港文化中心にお出かけになられてはいかがでしょーか。なにしろ、ご覧のように公式の演奏会案内ページに”Please stay tuned for the traffic arrangement on that day.なんて記してある状況みたいですし。ま、なんにせよ、病人認定の上にアムステルダム短期滞在から帰国直後のあたしにゃ…無理だろうなぁ。

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