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選択肢の多すぎる師走週末 [音楽業界]

おはようございます。あたくしめひとりの為のメモです。以下、読む必要はりません。あしからず。

ここ極東の実質情報鎖国の島国の新帝都トーキョー、この数年、週末土曜日の公道の選択肢が極めて多く困るのは今更ながらではあるが、本日は恐らく空前の困ったデーになっております。演奏会が重なってどっちに行ったら良いか困る、というのが基本なんだが、師走も半ばの本日の午後、実質、この先は「コンサート」が所謂「ダイク」だらけになる直前の年内最後の週末とあってか、もうやくぺん先生とすれば、選択肢が単なるコンサートのみならず多岐にわたりまくっておるのじゃわい。列挙すると、以下。

◆NHK交響楽団演奏会:指揮パブロ・エラス・カサド
https://www.geigeki.jp/performance/concert189/

◆東京都交響楽団演奏会マーラー交響曲第6番:指揮アラン・ギルバート
https://www.tmso.or.jp/j/concert/detail/detail.php?id=3251

◆東京混声合唱団定期演奏会三善晃《縄文連禱》など:指揮沼尻竜典
http://toukon1956.com/?event=2687

◆Hono 弦楽四重奏団演奏会
https://twitter.com/HonoQuartet

◆日本近代音楽館レクチャーコンサートシリーズⅧ 《オリンピックと音楽》
http://www.tokyo-concerts.co.jp/concerts/20191214/

◆「JAPAN FLUXUS」〜日本におけるフルクサス、フルクサスにおける日本
www.nadiff.com/?p=16735&fbclid=IwAR0J2uXr21w1jHWNB6ORfacxlNJg8_ij-UhUZylQ5VJtakxs-GgPmqlA4O0

なんせやくぺん先生がプッシュする指揮者さんのひとりが、意外にも8年ぶりの来日でメイジャーオケを振らせていただける。我が町トーキョーのメイジャーオケたる都響さんが、この演目を前マンハッタンのボスたるアランがやってくれるのを知らんふりするわけにもいかぬ。東混さんも、おいおいクリスマスコンサートやっててくれれば良い時期になんでこんな演目を、ってもん。ホノQは本来のお仕事(幸か不幸か、昨日の段階でホノQさんが出演者インフルエンザで演奏会延期、という連絡がありました)。そこにもってきて、無視できないようなレクチャーやらレクチャーコンサートがダブルヘッダーで並んでる。最後のクルクサスに関するレクチャーは午後7時だから、他とぶつかってないといえばぶつかってはいないわけだけどさ。

勿論、コンサートガイドを眺めれば関東圏だけでも70もの演奏会が並んでいるわけで、それはそれでいつもの週末土曜日の午後なわけでありますけど、今日という日が興味深いのは、いろんな方面に異なる関心が開けたイベントが並んでることなんだわなぁ。実はこのうえに、友人の小学生の息子さんが合唱団で歌うコミュニティコンサートがあるんで見物に来てよ、なんてのもあるしさぁ。

さあ、あと1時間くらいで決断せねばならぬっ。どーするどーする晴れたどよーび。全部ほっぽり出してその辺の藪で小さな飛ぶ方々を見物してる、なんて荒技もありに思えてくるぞぉ。

※※※※

ってなわけで、まずはご当地ネタ、晴海トリトン下ロビーで、今やすっかり「銀座東京駅からいちばん近いローカル住宅地」になりつつある晴海・豊海・月島・佃の小中高校生のクリスマス合唱でありまするぅ。
YAK_4602.jpg
この後、中央区交響楽団との「第九」があるんだが、ま、そっちはチャリチャリとんずら。

※※※※

さてもさても、師走半ばの筈なのにノンビリうらうら、とはいわないものの、世界の善男善女クリスマスの飾り付けも完了した芝生のベンチに座り、ひよちゃんギャーギャー、帝去りし宮の方からチチチと歌いながら一生懸命飛んでくるカワラヒワの群れ眺めつつ、くれないのっていう顔のドバたちをどうしたもんかと見て見ぬふりしながら日比谷公園にチャリ駐めて、何故かニッポン日の丸チャチャチャがジャマイカ国旗とクロスして官邸に向かう坂に飾られてるのを眺めてます。どうやら一年でいちばん日没が早い日は数日前に過ぎちゃったらしいけど、昼が短い季節も真っ盛り。総務省の向こうへとらら日は沈む日比谷公園。目の前の芝生の中を、芝刈りロボットくんがけなげに動き回り、セキレイさんと追いかけっこしてら。
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アランのマーラー、こういう難物大曲をちょろっとやってしまった我らが楽士さんたち、はいいっちょ上がり、立派な演奏でございました。今日はアンダンテが第2楽章で、せっかくハンマー出したんだからさぁ、マーラーさんはやんなくて良いって言ってるけど最後にもう一発叩いちゃいましょーかぁ、ってぐぁっつん!わぉおおおおという大喝采に、今日も新帝都は事もなし…

無論、こういうものがこういう水準でいつものお仕事で出来てしまう2019年終わりの我が町トーキョーはすんぐぉいもんだぁ、と思わんでもない一方で、前ニューヨークフィル監督がオリンピックのレガシーだそうなオケで天下の大曲をどっかーんとぶち上げるんだから、考えようによっては音楽ファンが新帝都が誇る楽の堂に押し寄せ固唾をのみ見守る、って状況になってもよかろーものが…。ロビーでお会いした某誌編集長さんったら、さてこれから別の会場に行ってダイクです、ってさ。

余りに高カロリーな年の瀬の我が街トーキョー、皆々様、飲み過ぎ、食べ過ぎにご注意をっ!

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