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ミロQもベートーヴェン [弦楽四重奏]

土曜日の夜、忘年会真っ最中のところに携帯メールに連絡が入り、年末正月休み明けの月曜日締め切りでエレファントな調べ物仕事の依頼が入り、流石にやくぺん先生のお仕事人生の中でもこれはちょっといくらなんでもと呆れかえりつつやりとりなんぞをする間に時は過ぎ、もう目の前は大晦日ベートーヴェンじゃあないかい。今年はこれがお仕事になり、ますおさん的にはご家族の顰蹙を買っているわけですが、来た仕事を嫌などと言えないフリーの身、こればっかりはなぁ…

さても、そんな中、図書館も資料館も、出版社も音楽事務所も閉まり、演奏家さんに直接連絡を取るにも相手がどうなってるか判らないこの年末年始の1週間に、どうやってこれだけの量の作業をすれば良いのかやっと状況が把握出来たところで、現在里帰り来日中のダニエル・チンご一家と都内某所で飯を喰らってくるという少しは人間らしい時間を過ごせたのでありました。プライベートショットなんで、うんとちっちゃくでゴメン。
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今やテキサス州オースティンにレジデンシィとしてお住まいになるようになって10年とは言わないまでも、随分になる。結成から今シーズンで四半世紀、セカンドがウィルくんになってからももう8年目だそうな。

あの衝撃的な、ってか、当初は無謀と言われた作品18一日で全曲演奏、って偉業を成し遂げ
https://yakupen.blog.ss-blog.jp/2006-05-08
結果としてベートーヴェン演奏史に新たな時代を開いてしまったこの団体、この全曲演奏と時を同じくして作品18から始めた全曲録音は、当初は「自分らがベートーヴェンと同じ歳になったら録音する」ということだったんだけど、どうもそこまで待ってるわけにもいかなかったようで、やってくる2020年のベートーヴェン記念年を前に、無事に完結。となれば、もう来年に期待することと言えば、あのサントリー初夏のお庭恒例となった弦楽四重奏全曲でも安定した水準の高さではピカイチだったチクルスの再現…と思ってしまうのは当然でありましょうぞ。

んで、まあこれはもう演奏家ご本人がばらしてくれたのだからちょろっと一足早いお年玉として記してますがぁ…我らが日本列島では、楽聖の250回目のお誕生日も近い10月の終わり、世界大運動会も終わりすっかり落ち着いたであろう東京湾岸晴海で、3回の演奏会でそれぞれにベートーヴェンの後期作品ひとつづつをメインに据えた半分のチクルスをやるそうでありますっ!詳細は、いずれトリトンさんからきちんと情報が出るでしょうから、乞うご期待。

既に来年前半、今シーズン分のサイクルはいくつも話が出ていますが、秋以降に関しては、鶴見でのプラジャークQ現メンバーでの最後の大仕事としてのサイクル、札幌でのベルチャQという超豪華版、記念年を超えちゃうことになるけど浦安でのエクのサイクル、等々、いよいよ本命イベントの姿も見えてくる中に、ミロQのハーフ・サイクルも入ってくるなんて、なんとも有り難いことでありまする。

さても、その前に、明日は皆様、上野へどうぞ。

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