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一年ぶりの「外国人」室内楽 [演奏家]

明日、川口リリアホールで、イザベラ・ファウストとアレクサンドル・メルニコフの二重奏が行われます。こちら。
https://www.lilia.or.jp/event/2326
演目も、こんなん。ガチじゃんかぁ。

シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 op.105
ウェーベルン:ヴァイオリンとピアノのための4つの小品 op.7
ブラームス:クラリネット・ソナタ第2番(ヴァイオリン版) 変ホ長調 op.120-2
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調 op.121

チケットは22日金曜日午前の段階で後ろ二列とあとちょぼちょぼ、という感じで残っているそうで、当日券も出るかも、とのことです。直前の申込みが多いそうで、今日もそこそこ動くでしょうから、ご関心の向きはお急ぎご連絡を。公共ホールの主催公演で€50越えってのはなかなかだけど、このメンツでこの曲なら仕方ないでありましょうな。ブラームスのクラリネット・ソナタのヴァイオリン版なんて、ライヴで聴くの初めてだぞ。

なんだか当たり前に演奏会の勝手な宣伝をしているようだけど、なんとなんと、やくぺん先生としてみれば、昨年1月の今頃に横浜で開催されていたFlux Q以来、まるまる1年ぶりの「外国人演奏者のみによる室内楽」でんがな。演目も「さあみんな、いよいよベートーヴェン年は終わったぞ」ってガッツリしたもんだしさ。いやぁ、これはもう、どんな貧乏とはいえ、借金しても行かないわけにはいかんでしょに。

イザベラ・ファウスト様、既に関西ではコンチェルトをお弾きになり、これまたコロナ後ニッポン初の「外国人ヴァイオリン独奏者」なんじゃないかしらね(違ったら、教えて下さないな)。

ちなみに月曜日の浜松アクトシティでは、リゲティのホルン・トリオなんてもんも入った演奏会が予定されており、どうしてモルゴーアQの新ヴィーン楽派とぶつけるんだ、と天を仰いでいたのだけど、そっちはホルンさんが日本での二週間隔離というわけにはいかなかったようで、デュオのリサイタルになりました。おおおおお、なんとなんとぉ、クラリネット・ソナタを両方やる、って突拍子もないプログラムじゃないかいっ!
https://www.hcf.or.jp/life/guidance/premium_series/2020/0125/index.html
っても、静岡の公共ホールさんは緊急事態宣言が出ている都道府県の人には切符売ってくれるか、あたしゃ、知りませんけど。

正直、この1年間、「ニッポンを拠点にしている若しくはニッポン国籍」の演奏家による室内楽しか聞くことが出来ず、ガイジン演奏家ってどんな室内楽やるか忘れちゃいそう。なんせ、先週、ホントに久しぶりに若い連中の弦楽四重奏を聴いて、隠居宣言前は年に何十回となく聴いていたこのくらいの連中の演奏のレベル感をすっかり失っている自分を発見し、愕然としましたです。これはヤバいぞ、って。

ライヴをきっちり聴いていないと、ホントに耳のレベルが下がってしまう、というか、おかしくなってしまう。コロナの世界ったら、やくぺん先生に本格的な引退を迫るものなのであろーかっ。

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