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アルデオQのヴィデオ [弦楽四重奏]

どうやら今回の緊急事態宣言という名の「従順なニッポン国民の皆さんてきとーに自粛警察やってね」宣言は、我らが業界では小規模イベントに大きく響いているようで、お陰で夜も出かける場所がなく、しっかりオフィス閉鎖作業に専念出来るのは有り難い。なんと素敵な御上のもとに生まれたことよ。ふううう…

ってなことばかり言っててもしょーがないので、たまには情報ネタ。アルデオQの最新情報ですう。

ある意味で現ヴェールズQの別ルート団体、あの団体の独特さを理解するためにはこちらも押さえておかないとね、とも言えなくもない団体でありまする。なんせアルデオQさんのマネージャーさん、いつもこまめに情報を下さっており、エベーネみたいな「国際的」スーパースターとはちょっと違うフランス拠点の連中がコロナ下でどういう活動をしているかが垣間見えて有り難いことであります。んで、いつもの「コンサートがなくなりました」って案内の中に、こんな告知がありました。フランスのドキュメンタリー映像作家 Thierry Augé に拠る"De quelles vois êtes-vous la beauté ?" なるヴィデオ作品でありまする。
http://www.lahuit.com/en/node/330

アルデオQがベートーヴェンの魅力を語る、という中身らしいし、一応、英語のサブタイトルは付いているようですがぁ…果たして日本の再生マシンで観られるかは知りません。ゴメン。

今時、配信ではなくきちんとパッケージとしてこういう「作品」として映像を出してくるのは、珍しいといえば珍しい感じになってしまいましたな。それにしてもプロモーションの映像で弾いてる作品135の緩徐楽章、今時のフランス最先端の若手が弾きたがる響きはこういうものなんだ、ってのがとても良く判りますね。確かにヴィオラさんがヴェールズ時代にバーゼルで学んでいたことはどういうことだったか、いろいろ納得は出来ますな。逆に言えば、日本拠点の若手団体で21世紀に入ってからの欧州若手の音の趣味を最もストレートに反映しているのがヴェールズ、ってこと。

ま、ご関心の向きは、頑張って取り寄せてみてくださいな。あたしゃ、次に巴里かボルドーに行ったときに…って、いつのことなんじゃろかのぉ。

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