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チェロはギャグなのか? [弦楽四重奏]

今月に入ってから葛飾オフィス撤収作業が本格化、連日「オフィス引っ越し」以前の「親の古い家をたたむ」作業に明け暮れ、まだ自分のものには手が付いてません。あと48日!

そんな中、本日はボロボロの体を鞭打って、この冬のメインイベントのひとつ、エクのベートーヴェン作品18一挙全曲演奏の日でありまする。今、新浦安駅前のドトールで、午後6時まで保たせるための食物を突っ込んでます。なにしろ緊急事態が宣言されている千葉県、演奏会を宣伝したくても出来ない状況でしたが、もうあと40分で最初のヘ長調作品が始まるから、良いでしょ。

今からとても新浦安に行けない、という皆様は、浦安エクの替わりに、というと失礼だけど、こんな動画をご覧あれ。ほれ。

ミルウォーキー州はマディソン、アムトラックでシカゴからミネアポリスに向かう途中の大学町ですな、ここの大学で、なんとなんと1950年からずーっとレジデンシィをしているプロ・アルテQのベートーヴェン・チクルスのライヴ映像、多分、まだ見返し動画で簡単に観られると思うんですけど。

とんでもない田舎だけど、確かマルティヌーが亡命していた場所で、立派なホールもあるんですねぇ。この団体、ご存じの方はよーくご存じのように、大戦間時代にベルギーで結成され、なんのかんのあって遙かアメリカ合衆国は中西部にまで流れ着き、以降、メンバーを交代しつつ延々と続いている。アメリカのゲヴァントハウスQ、ってなもんでありまするな。真っ当な20世紀後半タイプのアメリカン・クァルテットの音がしてますねぇ。

この映像、なにが興味深いかって、やっぱりチェロさんのお姿でありましょう。「ああ、2020年から21年のシーズンって、こんなだったんだなぁ」と後の時代にギャグとして笑えるのか、それともこれがホントに新たな常識になっちゃうのか。凄い世界に生きてるものでありまする。

さても、浦安音楽ホールに向かわねば。今、ホールに向かうエクオヤーズさんにご挨拶もされました。まるで一足早く春が来たようなうらうらした土曜の午後、若きベートーヴェンのモーツァルト&ハイドンへの挑戦状を、たっぷり堪能しようではないかぁ。終演は日も暮れた6時前とのこと。

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