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欧亜境界近くで「ディアギレフ・フェスティバル」開催 [音楽業界]

毎朝起きると世界のあちこちから「なんでこんな案内が届くんねん?」ってメールがいっぱい配達されてるのを右から左へとゴミ箱に投げ込むのが日課なのでありますがぁ、今朝はそんな日常作業中に手が止まるリリースがありましたので、ゴミ箱に突っ込む前に電子壁新聞に貼り付けておきます。

来月10日から20日、遙かシベリアを飛び越えた向こう、アジアと欧州を隔てるウラル山脈の西の麓のペルミで、「ディアギレフ・フェスティバル」なるイベントが開催されます。リリースをまんまPDFにしましたので、下に貼り付けます。ほれ。あ、ロシア語じゃなくて英語だからご安心を。
Teodor Currentzis Supervises the Diaghilev Festival in Perm on June 10 – 20[15976].pdf
何が興味深いって、無論、へえええロシアって、こんな国際イベントやれるんだぁ、って吃驚。それになによりも、芸術監督がニッポンでもだああああっとトップスターへの道を駆け上っている真っ最中にコロナになっちゃった若きニューヒーロー、今、この人を褒めておけば「意識高い」と鼻高々になれること必至のクルレンツィスが、音楽祭の監修を務める、というところ。平時だったら、一部熱狂的なマニアさんたちがアエロフロートに飛び乗って、いそいそとシベリア越えそうなイベントでしょ。

中身としては、ディアギレフ芸術祭とはいえ、特にストラヴィンスキー没後50年をフィーチャーしたわけではなく、今時のヨーロッパの総合芸術祭ですけど、音楽は重要な中心になってるようではありますな。ま、関心のある方はじっくりリリースをお読みあれ。流石に写真などをこんな電子壁新聞に貼り付けるわけにはいかんでしょうから、それはしません。ちなみに、こちらが公式のページなんで、こっちを眺めていただいた方が良いかな。英語版を出しておきます。
https://diaghilevfest.ru/en/

てなわけで、お暇な方はどうぞ…って、誰も行けっこないけどさぁ。それにしても、ペルミって、成田羽田から太陽を追いかける昼便でずーっと昼間から夕方のままでシベリアを越えるとき、モスクワ上空ビーコン拾う様な南寄りの行路を取ったときにはウラル山脈越えて見えてくることもある、馴染みといえば馴染みの街の名前だけど…生涯、行かんだろーなぁ。

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