SSブログ

JR九州乗り倒し!総括 [たびの空]

遠き伊万里の山に日は落ちたものの、未だ星は空に散りばめられない九州島の新帝お誕生日の夕方。
IMG_9085.jpg
半島までは来ていたインキネン氏がニッポン御上の鎖国令で対馬海峡を渡れず、すったもんだで始まった第47回日本フィル九州ツアーは、コロナ感染者を出すこともなく、無事に終わりました。

ちょっと特殊な仕組みで行われているこの日本フィル九州ツアー、最後の相知は例外に、ほぼどれも今時の「音楽専用ホール」とは構造やあり方が違う、バブル前に竣工した巨大市民会館型のホールばかりを廻ってまいりました。とても興味深い経験で、ホントは当電子壁新聞などに記すことはいくらでもあるんだけど、なんせ取材とは言えどのような形で出すか決まっておらず、何を書けて何が書けないか判断できぬ。いつもならドーでも良いネタを羅列するのだけど、後述の理由で当電子壁新聞編纂可能な携帯PCの使用に制限がある。結果として、まるまる1週間も当電子壁新聞が空白になってしまいました。別に謝るようなことじゃないけど、スイマセン。

ってなわけで、じゃどーでもいいネタ、この無茶苦茶なツアーを同公共交通機関で付き合ったか、のご報告でありまする。

毎度のことながら経費がオケから出る訳でもないフリーの常、移動費は可能な限り安く抑えねばならぬのじゃ。で、登場したのが先頃ご紹介した「ネット限定年寄り限定JR九州3日間乗り放題パス」でありました。
https://yakupen.blog.ss-blog.jp/2022-02-08

結果として、9日分3枚、総計二万5050円也で直接の取材目的での移動は

博多→小倉→由布院→長崎(中止となった長崎公演の会場周辺探索のため)→佐賀→由布院→博多→由布院→熊本、(新帝都滞在)大分→由布院→相知→由布院、という道筋。用いた路線は、鹿児島本線、日豊本線、久大本線、長崎本線、九州新幹線、豊肥本線、福岡地下鉄(博多姪浜間はJRではないので乗り放題区間にならず300円だか現金払い)、筑肥線、唐津線…まあ、よく乗り倒したものでありまするなぁ。通常の特急料金などを払っていたらいくらになるか、お鉄の方は計算なさってくださいませ。ちなみに久大本線は湯布院の森号に博多まで1回乗車、新幹線は久留米熊本と久留米博多間に乗車しております。

このJR九州乗り倒しでとても困ったのが、「JR九州さんは車内電源設備を全く考えていない」という事実でありました。これだけ各線の優等列車に乗りまくり、座席に電源があったのは、新幹線のJR西日本車両のみ。在来線はいかな優等列車でも、電源はありませんっ!

これって、やくぺん先生のこの数年の常識からすると、もうパニックなんですわ。なんせ、優等列車に乗れば電源があるからなんとかなる、と考えられない。結果として、移動中の車内に取材メモの整理や写真の処理が安心して出来ない。実質観光業と不動産業でやってるJR九州さん、働くオジサンやおねーさんの交通機関としての列車使用を想定していない、ということなんでしょうねぇ。まあ、非電化区間が多いこと、それに進行方向が逆になる箇所がいくつもあり、回転式の座席になっている場合が多いから、各席に電源を付けるのが面倒なのかしら。うううむ、よーわからん。

ともかく、JR九州さんは「ビジネスクラス」という考えは皆目有していない、車内では携帯などの充電は出来ないし、長時間電力消費が必要な作業は危険と考えるべしっ!

実はこの敬老乗り放題チケット、まだあと2日分あって、それは明日から休みなく始まる大分市のアーテイスト・イン・レジデンス同行で由布院駅から大分に降りたり、杵築まで行ったりするために使う予定。まだまだ続く豊後内移動、JR九州さんとのお付き合いは終わりません。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。