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小林道夫先生が弾きます [ゆふいん音楽祭]

実質10日間で小倉、長崎、佐賀、博多、熊本、大分、唐津、杵築と福岡、長崎、佐賀、熊本、大分ら九州北部各県をJR九州在来線新幹線乗りまくり動き周った怒濤の取材ツアー期間が終わり、その間、温泉県盆地の新本拠地に肩をゼーゼーしながら戻るとしっかり待って下さっていたお嫁ちゃまが、納税作業などなさるべく新帝都湾岸のセレブなブンチョウ様のところに戻るのをお見送りするために、通るのはJR駅ばかりでまるでこっちはまるで訪れなかった温泉県盆地のバスセンターに久しぶりに足を踏み入れるや、おおおお、こんなポスターが貼られておりました。
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そー、我らが由布院盆地の賢人たる小林道夫先生が、ギターの松本少年と共演すべく、由布院町新公民館ラックホールに登場いたします。

昨年6月の猛烈な湿気の中のオープニング以来、9ヶ月ぶりのご町内登場。それどころか、昨年暮れの上野での《ゴルドベルク変奏曲》を「演奏家人生初の肩の痛み」でキャンセル、その後の1月の大分市内iichiko文化センター音楽の泉ホールで続けていらっしゃるバッハ鍵盤作品シリーズもキャンセル、周囲を大いに不安がらせておりましたが、無事に復帰なさるようであります。

ええ、実を申しますと、この演奏会、当然ながら耳には挟んでいたものの、バタバタと動き回っている間にも駅近辺などにまるで告知がなく(その先のアルゲリッチ音楽祭への由布院駅舎アウトリーチは盛んに告知があるものの…)、観光地の方の名旅館などにはお知らせが出ているという話は耳にしたけど、流石当無責任電子壁新聞とはいえ宣伝は控えておこうと思っていた。ら、本日、別府や博多へのバスのチケット売り場の横の目立つところに上のポスターが貼られており、先週にはなかった様々なイベントのチラシが並んでるコーナーにはしっかりチラシまでありました。どうやらこれは大丈夫らしいので、あらためて告知させていただいておりまする。

何を隠そう、このJR駅使いまくりの10日間ほどの間に、小林先生と駅でバッタリ遭遇すること2回。いかな列車は毎時一本程度、博多に向かう優等列車は極めて限られている狭い狭い道とはいえ、田舎ってのはこういうもんなのかと呆れるばかり。人口一万人って、こういうもんなんかね。

なお、リサイタルのメインを張っているギター少年、って、もうすっかりギター青年は、何を隠そう小林先生のお宅から林を挟んで数百メートルのところで生まれ育った生粋の「ゆふいん音楽祭っ子」でありまする。小さな頃から音楽祭に出入りし、なんとギターを本気で弾き始め、道夫先生もレッスンをなさっていた。欧州に留学して古楽系のギターのプロとして極東の島国に戻り、35年で音楽祭が夏のレギュラーシリーズを終えた後も、ポツポツと開催されてきたゆふいん音楽祭実行委員会主催の演奏会で駅コンやったりしてくださってます。いよいよ満を持して、田舎で「音楽上のおじいちゃん」との共演でありまする。

やくぺん先生ったら、ホントにこの演奏会があるか判らなかったものだから、新帝都での仕事をいれていたのだけど、先程、先方に頭を下げて日程を変更して貰い、ともかくこの演奏会のためだけに数日ここ温泉県盆地に戻る予定。

文字通り、一村一品運動半世紀、音楽の一村一品。皆様、盆地は桜はまだかもしれないけど、温泉入りついでにいらっしゃいな。

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