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急な新帝都滞在 [たびの空]

キューシュー島首都福岡帝国のメイン鉄道ターミナル博多駅から地下鉄で一駅、東比恵駅のホームで始発の板付空港行きを待っております。
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なぜかこの時間にホームのベンチには朝一で働きに行くオジサンねーさんではなく、どうみても10代から20代の若いにーちゃんねーちゃんが半ダース程、みんなスマホ眺めて静かに座ってます。

21世紀も20年代、グーテンベルク以降最大の情報革命が勃発してから初の「世界を滅ぼす最終兵器を実際に運用している国家が、核による均衡以前の20世紀以前型領域国家として正規軍運用による近代国家以前タイプの隣接国併合目的の武力侵攻」が始まってからの10日程、SNSを舞台にこんな個人無責任電子壁新聞すらも利用しようとする情報戦が展開される世界となっており、誰ひとりその現実から逃げられない状況になっているのは、既に0年代半ばから「書いてあることはみんな嘘、信じるなぁ」をモットーとしていた当電子壁新聞を立ち読みになってるような酔狂な方ならお判りでありましょうぞ。

「個々人に発言を躊躇わせ、沈黙させる」というのも重要な情報戦の目的であるとは重々知りながらも、結果的にその意図に填まらざるを得ないのが我々庶民。かくて、当電子壁新聞も「戦時下沈黙」を強いられておりました。

てなわけで、そういう部分には敢えて一切触れず、のーてんきな生存証明だけを記させていただきます。

温泉県標高470メートルの盆地と新帝都大川端を二重拠点にする生活が本格的に始まってはや半年。夏が過ぎ、リフォーム真っ最中で紅葉の美しさを一切眺められなかった秋となり、雪の中でつぐみん軍団がパーシモン・ゲートから落ちまくった熟れた柿の実をつつきまくる冬もやっと終わり、庭の梅の木もやっとほころび、桜の木の天辺でホオジロさんが領域宣言を始め
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由布岳眺めるオフィスの庭を縄張りとするジョビ子さんもそろそろシベリアへの帰宅準備を始める弥生始めとなりました。

なんとか春のお彼岸までには図書室整備を終えて、本の段ボールが積み上がった床の間の仏壇に千葉の妹のところに預かって貰っているオヤジとオフクロを連れてこないとなぁ、と思っていたら、一昨日、新帝都郊外は府中から叔父の訃報が飛びこむ。家が東京郊外三鷹市の特殊収容施設たる某学校から近かったこともあり、まだ嫁になっていないお嫁ちゃまと盛んに訪れては散々ただ飯を喰わせて貰っていた方とあっては、家族葬とはいえ三親等、これは行かないわけには参りませぬ。で、昨晩、図書館立込作業もそこそこに、盆地駅前バスセンター午後5時発の博多行き最終バスに飛びこみ、駅前の最安値ホテルで数時間仮眠。5時起きで今に至り、7時板付空港第1便となるANAさん、コロナ禍が始まってから初めての久しぶりの78さんに詰め込まれ、新帝都に向かいまする。

なお、新帝都滞在は実質19日まで。10日も大川端縦長屋に寝泊まりするなど、盆地の新オフィスのリフォーム終了後は初めてのことでありますな。

となると、もう温泉県盆地では不可能なライヴ纏め聴き週間となるわけで、現時点で出没予定となっている場所を列挙すると…

10日:浜離宮高橋悠治
11日:紀尾井諏訪内祭現代物特集
12日:芸劇読響&パスカルくん
13日:オペラシティ諏訪内ブラームス祭パート1→オーチャード東フィル&プレトニヨフ
14日:鶴見エクショスタコ
15日:台東区ミレニアムホール會田瑞樹
16日:紀尾井葵トリオ
18日:早稲田トーキョーコンサーツラボ山澤松平特集
19日:神奈川県民ホール日本フィル&大植えーちゃん

なお、17日から19日はインタビュー仕事の日程がまだ決まっていないため、確定ではありませぬ。

ええ、さらっとさりげなく流してありますけど、15日上野で予定されていた《バビ・ヤール》が同じく上野近辺の會田さんになってます。昨日夕方前に、公式にアナウンスがあったようです。
https://www.tmso.or.jp/j/news/16434/
ううううむ…ううううむ…うううううううううむ…

ちなみに、13日のウェールズQは第1ヴァイオリン氏のコロナ感染で延期。東京春音楽祭もチケットを発売している演奏家で現時点でコロナ感染だか陽性だかで欧州で隔離中の方がおり、ご本人もtwitterで事実を発信しております。まだ音楽祭から演奏会中止のアナウンスはありませんが、肺や呼吸器がやられるとダメな楽器なだけに、音楽祭最後の辺りの日程とはいえ体調を戻し練習を再開し北極だかシルクロード周りだかの半日を越えるフライトを経て日本に至り、無事に本番を迎えられるのやら…まだこれからの方ですから、将来を考えると無理をなさらない方が良くも思えるのですが、こればかりはご本人と主催者の判断ですからねぇ…

そんなこんな、お急ぎの方は上述の場所で田舎者やくぺん先生をライヴで捕まえられますので、よろしくお願いしますです。さて、動かねば。黒服がないので、通常ジャケットで葬式参列の田舎者、まだまだ新帝都は1000キロ彼方。

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