幸松本セット販売 [弦楽四重奏]
広告です。昨年、惜しまれつつお亡くなりになった「弦楽四重奏博士」幸松肇さんの著書が、このような形でセット販売されます。
徹頭徹尾「実際に正規録音として音になっている団体」を網羅したもので、放送録音なりアヤシげな海賊盤には目もくれず、結果として20世紀後半の「公式にレコードとして記録された演奏」の歴史を記録した貴重なシリーズとなっております。インターネット上に世界中のライヴが溢れかえり、レコード会社が崩壊し、メイジャーだけではなくマイナーも含めた「パッケージとしての録音」が完全に過去メディアになってしまった21世紀20年代とすれば、もうあり得ないタイプの研究書でありましょう。
初期の巻は出版のされ方がちょっと特殊だったもので、案外、マニアや関係者の方でも全巻を揃えでお持ちの方は少ないかも。この機会に、是非書棚を再確認してみてくださいませ。
幸松先生、レコードという形で残されなかった日本のローカル弦楽四重奏団の歴史調査に関心を示されていたところでお逝きになられてしまい、とてもとても残念です。俺にやれ、ってことなのかなぁ…
徹頭徹尾「実際に正規録音として音になっている団体」を網羅したもので、放送録音なりアヤシげな海賊盤には目もくれず、結果として20世紀後半の「公式にレコードとして記録された演奏」の歴史を記録した貴重なシリーズとなっております。インターネット上に世界中のライヴが溢れかえり、レコード会社が崩壊し、メイジャーだけではなくマイナーも含めた「パッケージとしての録音」が完全に過去メディアになってしまった21世紀20年代とすれば、もうあり得ないタイプの研究書でありましょう。
初期の巻は出版のされ方がちょっと特殊だったもので、案外、マニアや関係者の方でも全巻を揃えでお持ちの方は少ないかも。この機会に、是非書棚を再確認してみてくださいませ。
幸松先生、レコードという形で残されなかった日本のローカル弦楽四重奏団の歴史調査に関心を示されていたところでお逝きになられてしまい、とてもとても残念です。俺にやれ、ってことなのかなぁ…
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