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JASRAC音楽文化賞 [音楽業界]

JASRACさんが10年代に入って「音楽文化賞」というものを出していて、その第6回の授賞式記念パーティのために、今話題の紀尾井町のホテル・ニューオータニに来てます。これが前回の受賞者さん。
https://www.jasrac.or.jp/profile/culture_award/05.html

このページから過去の受賞者をたどっていくと、なんだかやたらと近しい方もいらっしゃったりして、一体どうやって選んでるんじゃ、と不思議になってきますな。ま、とにかくなんであれ、日本中から著作権使用料として集めたお金を、こうやって少しでも業界内の恵まれない人々(苦笑)に再配分してくれようというのですから、有り難いことでありまする。

なんでそんな場所におまえがいるんじゃ、と言われても、まだこの瞬間には言えません。勿論、天下のへっぽこ三文売文業者やくぺん先生にくれてやろう、というんじゃありませんから、ご安心を。

また、発表できる状況になったら追記いたします。唐揚げやお寿司をタッパーに詰めて帰ったりしませんっ!

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てなわけで、今、受賞記念兼JASRAC創設80周年記念(中華文化圏なのか?)パーティが終わり、座ってるだけというお役目ゴメンとなり佃縦長や勉強部屋に戻って参りました。一応、詳細を説明しますと…って、もうWebサイトにアップされてますね。こちら。
https://www.jasrac.or.jp/profile/culture_award/06.html
正直、受賞者の皆さんは、「高知のさだまさし」こと謡う公務員しまむらかずおさんは当然ながら作曲家としてJASRACに加盟しているわけではなく、自作のローカルヒット曲《龍馬サンバ》は学校の踊りだか体操だかでガンガン使われても一銭も入ってこないし、「ダ・ヴィンチ音楽祭」が大変だった濱田さんは著作権なんて無縁なバロック以前の世界の方だし、平井先生だって現代音楽関係でちゃんと神奈川のJASRACには払ってますよという立場でしかない。つまり、みんな「なんで私が…」って感じできょとんとしながらあれよあれよ、という感じの式典でありましたとさ。
IMG_2006.jpg
授賞式後のパーティは、JASRAC80周年パーティを兼ねており、もう文部科学大臣様以下、各界のお偉い皆様賑々しくおそろいの大パーティで、受賞者面々は、どっかに俺の知ってる人はいるかしら、ってキョロキョロ状態でありましたです。諸事情で平井先生の隣に座ってるのが仕事だったやくぺん先生ったら、反対がなんとなんと近藤譲先生という超ラッキーで、いろいろとお話出来て面白かったです。なんせ900人の招待者の中に、所謂「ゲンダイオンガク」関係は他には池辺先生がいらしてたくらい。クラシック音楽業界もオケ連関係者などが2名いたくらいで、全くマイナーフィールド。濱田さんなどホントにだーれも関係者がいないという、なんともはや、な状況であったとさ。これが21世紀10年代終わりのニッポン音楽業界の於ける「クラシック音楽」の比重なのであるなぁ、とあらためて認識した次第。

ま、いろいろなご意見はありましょうが、誕生してたかだか1世紀ほどの「著作権」という概念、21世紀にどのように変わっていくのやら。ま、そっち方面の専門家の皆様、ぐぁんばってくださいな。

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