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古典Qが神楽坂レコード・アカデミー大賞受賞! [弦楽四重奏]

客観的にみて、とんでもなく目出度い話が発表になったので、記しておきます。って、もう2週間くらい前に発表になっていたのだけど、主催誌たる『レコード芸術』の発売が今日明日の筈なので、本日賑々しくお伝えいたしまする。

ええ、神楽坂は音楽之友社が毎年恒例行事として発表しておりまする「レコード・アカデミー賞」、2019年の受賞ディスクが発表され、古典四重奏団のショスタコーヴィチ弦楽四重奏全曲録音が栄えある大賞に選ばれましたですう!
http://www.gregorio.jp/qc/
なんせ、昨日、某所でお会いした編集長曰く、「邦人演奏家、室内楽、20世紀、の三重苦を乗り越えての受賞ですから」とマジで仰っておりました。

過去に室内楽ジャンルから大賞が出たのは、1999年のフランス演奏家に拠るプーランク室内楽全集以来
https://www.ongakunotomo.co.jp/m_square/record_academy_total/1999.html
弦楽四重奏が大賞を獲得したのはブレンデルと《鱒》を共演したクリーブランドQの1978年以来だそうな。つまり、なんとなんと純粋な弦楽四重奏ディスクとしては、この賞が始まって以来、ということなのかしらね(ちゃんと調べてない、違ってたらゴメン)。

ともかく、今やどれだけの新譜が誕生しているのかしらないけど、ニッポン国の「国内盤」として商品化され市場に出たクラシックのディスクの中で、世の識者の皆様が「これがさいこーじゃ!」と断言したのは古典四重奏団の演奏だったというのだから、これはもう、大いに喜ぶべきではありませんかっ。

って、実は、やくぺん先生、今の環境はオーディオであれ映像であれ、ディスクというものによる再現が出来ないのでありまする(秋に新しいメインパソコンになってたのだけど、音も映像もネット配信で、回転系が全てなくなってしまった)。そんなディスク弱者の皆様は、大晦日の文化小ホールでのベートーヴェンで古典Qの勇姿に接し、喝采を浴びせましょうぞ。あらためて、祝、古典四重奏団、歴史的レコード・アカデミー大賞受賞!

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