SSブログ

遙か昔の「リラックス」コンサートレポート [音楽業界]

9月の20日過ぎくらいからなんだか妙に面倒な作業が続き、ぶっちゃけ、「こういうのは著者じゃなくてそちらの校閲部がチェックすることでしょ」と文句を言いたくなるような細かい作業で丸1日潰れるとか、時給換算にすると3米ドルにもならないんじゃないか、ってブラック極まりない仕事が続き、当電子壁新聞なんぞ貼り付けてる暇がありませんでした。神無月を迎えようとする晦日に全ての初稿段階の原稿は入り、終わった終わった…それ即ち、仕事何にもないので下さいなんでもやります状態になるコロナの日常はまだまだ続く。

来る10月24日には、フィルハーモニー・ド・パリでは、当初予定されていた《光の月曜日》は子供合唱やらの練習が夏を挟んで出来るわけもなく、パスカルくんったらそれでも諦めずに《光の火曜日》に差し替えて意地でも上演するつもりでいるようです。ご本人も、連絡すると「火曜日の準備で大変」などと仰ってます。
https://philharmoniedeparis.fr/fr/activite/opera/21477-stockhausen-dienstag-aus-licht
とはいえ、鎖国ニッポン、政権が変わってもオリンピックに向けてどんどん開国状態に持って行く雰囲気もなく、パリへの道は行きはよいよいながら帰りはこわぁああい2週間隔離がまだ続いている。そこにもってきて、好き勝手にやってたチェコとかでもまた感染拡大でコンサートが中止になり始めており、決死の覚悟でミカエルとルシファーの宇宙大戦争に参加すべくパリまで行ったら中止、なんてことも大いにあり得るわけで…涙ながらに華の都訪問は断念。かくて2020年は30年以上ぶりに一年間一度も列島を出ない年になりそうでありまする。ううううむ。

そんなちょっとばかり落ち込みつつ、朝のJALパリ行きがいよいよ実が本格的に赤く色づき始めた巨大柿の木の上を越えていくのを虚しく眺めていると、文化会館の広報さんから連絡。もう2ヶ月前のコンサート、直後から「編集して全曲をWebで観られるようにしますので、原稿にもその旨触れて下さい」なーんて頼まれていたのが、やっとアップされたようでありまする。

てなわけで、やくぺん先生のお仕事としては珍しい、当日プロ、演奏会の全曲映像、某媒体に出したレポート記事、の三点セットが手元にあるので、どかーんと公開いたしましょうぞ。ぶっちゃけこの東京都の職員組合新聞みたいなところへのレポート、最初は「あたまよさそーな分析」みたいなものを書こうとしたのだが、読者が全く違うと判明し、「小学生がおとうさんおかあさんと上野の音楽会に行ってきましたぁ」みたいな素朴この上ない、というか、白々しい程に作為の無さを狙った作為丸見えの作文になってます。こういう仕事もある、ってことで、ご紹介。

なお、当日プログラムは小生はかかわっておりませぬ。文化会館の若いディレクター(なのかな?)さんのお仕事でありまする。ま、お暇な方はセットでご覧あれ。なお、この一週間ほど書きかけで放り出していた当電子壁新聞記事、ポコポコ拾ってアップしていく予定ですが、ま、だからなんだ、ってね。

まずは当日プログラム
https://www.t-bunka.jp/cms/wp-content/uploads/2020/02/RelaxedPerformanceProgram.pdf
んで、これが全曲の映像

んで、これが都政新報という媒体に出したレポート記事。それにしてもこのメディア、普通の人が手に取ることはあるのかしら。
東京文化会館[9602].pdf

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽