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碧き衝撃は湾岸に至らず [ご当地五輪への道]

先程、狂気のコロナ&灼熱ご当地五輪開幕を宣言するニッポン軍空中広報部隊「碧き衝撃」先鋭チームが、銀座通り上空千メートルくらいを白いスモークを引きながら飛び抜けていきましたです。
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本日は朝から山口県警と熊本県警のパトヘリが立川ベースで新帝都上空を跳び始め、朝っぱらにはやくぺん先生縦長屋塒の向こうを山口県警と我らがトーキョー警視庁32号機が編隊で舞ってます。楽しそうに天樹周辺をぐるぐるしてみたりして。
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数日前から松島や入間近辺の長玉抱えたマニアさんたちからいろいろな話が流れ飛び、やっと本日の昼前に「入間12時20分離陸13時帰投」という公式発表があった。その前くらいから、半ダースもの報道ヘリがこの濃厚で暑い大気を掻き分けて高度2000メートルを超えるなんて、民間回転翼機の性能限界ギリギリまで慌てて上昇、必至に場所取りを行っておりまする。
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マニアさん都民好事家あちこちで空を見上げる真夏が始まった炎天下新帝都、やがてこの狂気のコロナ灼熱世界運動会唯一の都民が無料で見物出来るイベントの現場練習が始まったわけでありますがぁ…

千駄ヶ谷旧津田ホール辺りまで距離にして7キロくらいの大川端縦長屋、緊急事態宣言でいつものシン・ゴジラ視点勉強部屋が閉鎖中なんで、塒の窓から銀座東京駅エンペラー宮殿方向を望むに、東京駅八重洲口真ん前に建設中の超高層ビル上に乗っかる巨大クレーンの向こうを碧き衝撃T-4が突っ込んでくる。
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そしていよいよ描かれる、おお高度成長期懐かし1964年の再現、夢よもう一度の五輪の輪が、誰も居ないスタジアムの上に
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見えませんっ!

うううむ、かつての旭光号碧き衝撃部隊が開会式の最後を飾るクライマックスとして高度3000メートル秋晴れの大空に描いた五輪の輪の記憶に比べると…なんなんねん。報道ヘリの高度から推察するに、高度は64年五輪の輪の3分の1くらいなんじゃないかしらね。石原からアベバブル時代ににょきにょき建ち上がった高層ビル群の上に辛うじて一部が覗けるくらいじゃあないの。この一種の公式であろう広報記事でも、高度の話はしてないんですよねぇ。
https://dailydefense.jp/_ct/17466634

敢えて言います。このイベント、都民に対するお祭り開催の告知イベントとしてはどうだか知らんが、少なくとも膨大な数の競技施設ひしめき、管理運営施設がいっぱいあり、警備の各地県警や陸軍8500人ひしめき灼熱下に汗だくで働き、選手村に大壇幕掲げられる新帝都大川東南の湾岸人工島(元佃は天然だけど)地区の住民とすれば、ダメです。五輪の輪、五輪関係者からは見えません!せめて碧き衝撃部隊が、革命記念日シャンゼリゼ上空パトルイユ・ド・フランスみたいな白煙引いて、晴海から豊洲上空高度300メートルくらいをローパスでもしてくれれば盛り上がれるのにさぁ。

てなわけで、ご当地五輪、開幕しております。このキチガイ沙汰があと2週間も続くのか…

湾岸に 碧き衝撃 伝わらず

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