SSブログ

盆地の夏祭り [ゆふいんだより]

昨日、先週の月曜日にいきなり内容変更になった無茶ぶり原稿作業をなんとか終え、手元にあるのは〆切がはっきりしないんだがどう考えてもさっさとやっておかないとマズい原稿がひとつだけという状況になり、晴れて目出度く夏休みに突入。20日朝に福岡帝国都大空港から松本のちっちゃな滑走路へと空路移動、そのまま新帝都に戻り月が変わるやバイエルン王都に向かうまでの、ささやかな夏休み期間となりましたとさ。

温泉県盆地と新帝都大川端の2拠点、実質作文作業は大川端縦長屋ではやる場所がない生活となり、結果として当無責任私設電子壁新聞が諸作業の中でも最も冷遇されることになってしまい、書きかけで放置されているもんが山積み。ま、夏休み期間中に少しづつでもアップしていくつもりですが、今時のYouTuberさんみたいに読者数カウント稼いで収入にするような責任ある媒体ではありませぬが故、ま、こんなもんだと諦めて下さいな。なんせ、weblogというメディア、そろそろハッキリと廃止というか存続そのものがなくなりそうな気配すらあり、過去記事が検索可能なアーカイブとして存在している当電子壁新聞なんぞには困ったことなんですけど…まあ、情報の質が圧倒的に変化している時代に生きているんでしょうねぇ。ううううむ…

ま、そんな愚痴は愚痴として、毎度ながらのどーでもいい話。先週には盆地開闢以来一切存在しなかったチェーン系ホテルの星野リゾートがオープンし、タクシーうんちゃんとのあーだこーだ格好の話題となっている観光地、2009年で35年間続いたレギュラー開催が終了して7月最終週末の音楽祭はなくなったものの、もうひとつのメイジャーな祭りたる映画祭は、今年も開催されます。
IMG_3957.jpg

http://www.oct-net.ne.jp/yufuin-c/
音楽祭はレギュラー開催がなくなっても延々と続いていた映画祭、去る真冬に実質上のプログラミングディレクターだった伊藤氏が急逝なさり
https://www.47news.jp/7377609.html
どうなるか心配されていたのですが、無事に開催されます。駅前の本屋さんには、亡くなる直前に出版された伊藤氏の著作も並んでます。
IMG_3956.jpg
隅っこには、ずっと在庫がなかった拙著もビニ本になってひっそりと据えられておりますので、よろしくです。

とはいうものの、そもそも人口が1万ちょっとの歴史もなければ文化もない温泉と田圃しかない田舎町。伝統と格式の祭りなんてあるでもない。あるといえば、どこの田舎町にもあるお盆の送り火花火大会くらい。
DSC_0976.jpg
打ち上げ場所は、やくぺん先生が改札口のない駅からぐるりと線路越えて田圃側にやってきて、緑の中をまあっ直ぐにオフィス軒隠居庵に向けてダラダラと登ってくる直線道路のど真ん中、大分川を跨ぐ橋の袂のようですな。

この満点の星空に、花火が打ち上がる。
DSC_1058.jpg
温泉県では「たまやぁ、がぎやぁ」というかけ声が挙がるのか。それとも、コロナ大蔓延の中、声出し鑑賞はここでも一切禁止なのか。

華火咲き 蛙ケロケロ なつやすみ

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽