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《光》チクルス今後について [現代音楽]

先々週のアンサンブル金沢での素敵な《夏の夜》に始まり、溜池と横浜で明快なバランスの武満と鮮烈なハルサイ(初めて指揮なさったそうな)を披露、その合間には北千住で世界から集まった若いアートマネージメント研究者、キューレーター志望者、そしてなによりも裏方を目指す者らを大いに盛り上げ勇気づけるレクチャーで目を輝かせ
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その移動の間もずっとノーノとダラピッコラの楽譜を片時も離さずに勉強に明け暮れていた我らがマキシム・パスカル氏、無事にオケが待ってるヴィーンに向かいましたです。関係者の皆様、お疲れ様でした。
https://www.salzburgerfestspiele.at/p/il-canto-sospeso-il-prigioniero-2024

さても、ニッポンに於ける次なる音楽活動に関しましては、二期会さんなどから既にいくつかの情報が出ているようでありますな。なんか、《イオランタ》の間にバレエが挟まれる、という形になるんだそうで、ま、いろいろなことを考える方がおるもんじゃのぉ。
http://www.nikikai.net/lineup/2024shusai.html

とはいうものの、多くの人々にとってマキシムくんと言えば《光》チクルスでありましょうぞ。コロナ禍を経つつ、いろいろな試みの失敗も経験しながら、《木曜日》、《土曜日》、《火曜日》、《金曜日》、《日曜日》と5作品を舞台に上げてきたル・バルコンのプロダクションも残すところあと《月曜日》と《水曜日》のみ。で、現時点で正式にアナウンスされている事実のみを記せば、次は《月曜日》です。

本来ならば作曲順で上演される予定だったこのチクルス、当然、《土曜日》の次に《月曜日》が予定されていたわけですけど、コロナになってともかく規模が小さく劇場も世界もまともに動いていない中でもなんとかやれそうな《火曜日》をひとつ飛ばしでやって、全体がズレてしまった。オリンピックイヤーの今年は世間が騒がしいのでお休みにして、来年はいよいよ《月曜日》とのこと。

やり方は、ル・バルコンがレジデンシィをやっている(と言って良いのか?)リール歌劇場で制作し、まずは1月に1幕と2幕などを中心に2時半程度をリールで上演。
https://www.opera-lille.fr/spectacle/scenes-de-montag-aus-licht/
電子音楽としては恐らく20世紀後半の最高傑作のひとつたる「こんにちわ」と「さよなら」を含めた全曲は、11月にフィルハーモニー・ド・パリで上演される、とのことであります。前者は既にちゃんとアナウンスされてますが、後者は25/26シーズンになるので、まだ公式には出てないのかな。

ここまでくれば、あとはそー、問題のあれですよねぇ。パスカル君に拠れば、《水曜日》上演はその先で、残念ながらどことは言えませんけど、既に欧州内での会場は複数決まっているそうです。でも、「あれ、飛ばすの?」と尋ねても、笑って答えてくれませんっ。請うご期待、ってことなんでしょうかね。

更にその先には驚くべき企画もあるようですが、これまたまだ発表は出来ません。なんせ、これだけ誇大妄想っぽい相手ですから、まだまだ何が起きるか判りゃせんです。

もうちょっと頑張って生きておかないとマズいわなぁ、こりゃ。

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