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若者達も活動再開 [大阪国際室内楽コンクール]

もう政府は実質上崩壊状態のニッポン国ながら、税金取られて法律は課せられて自衛の武器も持てない庶民とすれば、そのうち誰か頭の良い人がコロナをやっつけてくれるんだろーなー、と最低人のように頭ぱっかりあけて立て籠もって過ごすばかりのオリンピックも1年と数日と迫った今日この頃、皆様いかがお過ごしでありましょーかぁ。いやはや…

さても、とはいえ、みんな生きていかなきゃいけないわけで、とくにまだ半世紀くらい生きる予定の若い人たちとすれば、今の間の抜けた時間をどう過ごすか、後に決定的な影響を与えるのは明々白々。ともかく活動を再開しようじゃないかと、いくつかの動きが出てきています。

ひとつは、去る日曜日に新帝都のオーナー主導でいちばん元気なプライゲート運営ホールたるハクジュホールで、こんな演奏会が開催されました。
https://www.hakujuhall.jp/news/pdf/719HakujuNewStyleLive.pdf
当初予定されていた演奏会がキャンセルになった日曜午後の時間に、7月7日チケット発売で2週間を切った19日に本番という、極めて慌ただしい演奏会。やくぺん先生としましても知らなかったわけではありませんが、なんせギャラになる仕事や取材が激減で交通費が必要ないのはいいけどとてもじゃないがチケット代は仕事前提ではないと出しにくい、それに渋谷ってか、神宮の杜の向こう辺りって、荒川放水路東の新開地からするとなんだかもの凄く遠い遙かな、危険極まりない世界に感じられ、パスしてしまいましたです。なにせインテグラとチェルカトーレという幻に終わった大阪大会の参加団体がそろい踏みしているわけで、これは行かないとマズいなぁ、とは思ってたんですけど…スイマセン。

どんなもんだったか、無事に演奏会そのものはあったようです。SNS上を眺める限り、インテグラの皆さんはオンラインでレッスンなども受けられているようで、一安心ではありまする。
https://www.facebook.com/QuartetIntegra/?__tn__=%2Cd%2CP-R&eid=ARC0DfVMKk2hH3CB87NzIT2Op-oCP9UuYV5UHKx-9bdTXlI890TrbVL2ZPFPHZGcG4pRHO5lWkaZFwPI

大阪参加ニッポン代表三団体のもうひとつ、ホノQに関しましては、この水曜日にこんな演奏会があるとのこと。数ヶ月前にインテグラの皆さんが使わせて貰った枠ですね。
http://www.philiahall.com/html/series/200722.html
チェロの山崎とこ先生も登場し、オンスロウの五重奏という有り難いもんまで聴かせて下さるというこの演奏会、果たしてまだチケットが入手可能なのか(なんせ、今は席数が全てコンサートスペースでのサロンコンサート級ですからねぇ)、ご関心の向きはフィリアホールに直ぐにご連絡を。

学校も開いていないし、普段使っていたスタジオなどもどこまで使えているのか判らないご時世、若い皆さんがどんな風にこの時期を過ごそうとしているのかまるで見えないけど、ともかく、現時点で来年に延期された大阪大会に参加資格を有するニッポン代表3団体、一斉に活動再開、という嬉しいお知らせでありました。

[追記]

7月21日夕方の時点で、ホノQは売り切れとのことです。いやぁ、今はこんな状況なんだなぁ。

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速報:第10回大阪国際室内楽コンクール&フェスタ来年開催決定! [大阪国際室内楽コンクール]

先程、大阪城を臨む事務局からリリースが発表され、本年5月に中止となった第10回大阪国際室内楽コンクール&フェスタが、2021年5月に延期開催となることが公式に明らかになりましたぁ。既にホームページが更新されているとのこと。どれどれ。
http://www.jcmf.or.jp/news/detail.php?news_id=95
http://www.jcmf.or.jp/compefesta2020/

日程は5月16日から23日。基本、今年の予定の延期開催ですが、既に日程が決まっていたなどのこともあり審査員の一部差し替えがあります。また、参加者に関しては、原則的に今年参加する筈だった団体が優先参加権が保証されたシード選手となる、という感じですね。

詳細はまだまだ分からないことも多いでしょうし、事務局にも分からないことだらけでしょうけど、とにもかくにも、来年の初夏の大阪夏の陣、あります!ベートーヴェンは一年遅れのお祝いに苦笑しているかもしれないけどさ。

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ヴァーチャル大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門本選 [大阪国際室内楽コンクール]

熱演が続くヴァーチャル大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門、いよいよ本日金曜日午後1時から本選であります。さっさと開始いたしましょう。本日はいよいよ大作、ベートーヴェンの後期から1曲です。作品135を課題曲に入れるか、事務局と専門委員の間でも議論があったのですが、やはりいれるべきでしょう、敢えて作品135を選ぶ、という選択をする団体があれば、その意味を含めた評価をすれば良いのだから、ということでこういうことになりました。勝つつもりのある奴らなら、作品130+《大フーガ》を力演熱演する難しさと、作品135で居並ぶ審査員諸氏に「これは勝ちだ」と思わせる難しさの質の違いは、判ってない筈がないわけですから。

さても、とはいうものの、流石にこのラウンドまで来ると当無責任電子壁新聞上のヴァーチャル大会へのエントリーは激減してしまいます。まずはもうお馴染み、アイオロスQの登場です。堂々たる本選曲目、作品131全曲です。この映像の後半。


もうこれでお腹いっぱいですなぁ。続いてカオスQ。音だけの参加ですが、《大フーガ》で本選に挑みます。じっくりお聴きあれ。
https://soundcloud.com/chaos-string-quartet/l-van-beethoven-grosse-fuge-op-133

と、ここまでは良かったんですけど、以下の参加予定団体はベートーヴェン後期の音源を提出しておりませんでした。てなわけで、以上、ヴァーチャル本選は参加2団体でオシマイです。

結果として、当ヴァーチャル大会の結果は以下と言わざるを得ません。

優勝:アイオロスQ
2位:カオスQ
特別賞:アコスQ

単純にどれだけの演奏を聴かせてくれたか、です。アコスQの特別賞は、このパンデミックの異常事態、本来なら京都にいったり日本の実家に帰れたりした筈のときにも一生懸命動画をアップしている努力を賞讃しての授与でありまする。

せっかくですので、アンコールとして前回大阪でセミファイナルだったものの、その後に大活躍、バンフとボルドーで優勝を果たしたマルメンQの昨年のバンフでの作品131を聴いて、2年と少しの成長を賞讃いたしましょう。


なお、ヴァーチャルじゃない第10回大阪大会、中止ではなくあくまでも延期ということで、世間の情勢を眺めつつ着々と準備は続いているとの情報は大阪城近辺から伝わっております。若者達よ、鍛えておけ、かのいずみホールの舞台で君たちが演奏する日は必ずや訪れるであろーっ!

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ヴァーチャル大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門3次予選 [大阪国際室内楽コンクール]

新帝都川向こうの新開地はまるで梅雨になったかのような気圧と気温の低下っぷり。久しぶりに商売原稿をやっていて今頃になってしまいましたが、本日はヴァーチャル世界ではオオサカの3次予選が行われている日ではありませんかっ。主催の日本室内楽振興財団様から、こんな寂しい写真も提供していただきました。これが現実。

いずみホール現状.jpg
ま、それはそれとして当コロナ禍などないヴァーチャル世界では、今日は望月氏の新作とベートーヴェンの《ラズモ》から《セリオーソ》まで、という、ある意味、最も実力がハッキリ出そうな興味深い日でありまするな。

残念ながら、望月京さんの公式サイトでは、本日5団体が初演する筈だった新作の情報はアップされておりません。
http://www.misato-mochizuki.com/Works
仕方ないから、まあ、ことによるとこんな感じだったかな、という気持ちを込めて、近作の小編成作品をお聴きあれ。管打楽器も入る曲ですけど、あくまでも「気持ち」ってことで。ふううう…
https://youtu.be/AR0_yCeJb-g

さて、では、気を取り直してベートーヴェンであります。これまた残念ながら、あまりエントリーがないんですけど。

まずはいつも通り、アイオロスQから。《ラズモフスキー第1番》の第2楽章です。
かなり昔の映像みたいだなぁ。ま、本選では大作を聴かせてくれますので、今日は顔見せ、ってことで。

続くカオスQは、このラウンドは参加の音源無し。残念。

カリストQは、昨年のバンフ本選での《ラズモフスキー第2番》全曲という堂々たる映像がありまする。もう、貫禄勝ち、って感じ。
この団体、なんだか知らないけどYouTube上にはフィショッフのときの同じ曲の映像もありますので、お暇な方はどうぞ。オオサカもこれが勝負曲だったんだろうなぁ。

続くQインテグラ。なんだかやたらと立派な収録の《ラズモフスキー第1番》で、カットがあるのが残念。「名曲アルバム」の練習かいな。

もうひとつ、《セリオーソ》があります。ほれ。


Qアコスは、このパンデミックの現実世界で頑張ってライヴ配信をしてくれてますが、先週末に配信されたこの映像の12分15秒から《ラズモフスキー第1番》第1楽章を披露してます。フランスのどこでどんな生活をしてるのやら。連絡してみようかしらね。ホントに今の状況、お聴きあれ。


ジュビリーQとゾラQは、残念ながら参加映像なし。両方ともありそうなんだけどねぇ。チェルカトーレQとほのQもめっからず。てなわけで、本日は割と早めにおわっちゃうかな。ま、がっつりラズモを何回か聴けたから、お腹はいっぱい。本選はいよいよ金曜日です。乞うご期待。

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ヴァーチャル大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門2次予選 [大阪国際室内楽コンクール]

おはようございます。現実世界では、また一週間の葛飾お籠もりのために佃縦長屋を出て、新川の肉のハナマサと上野ガード下昇竜に寄って食材を購入し葛飾オフィスに戻る途中、初夏の風が大川端に気持ちよく吹き抜ける新帝都の朝であります。

とはいえ、コロナ禍がない異世界のヴァーチャルタイムラインにようこそ。さて、本日17日日曜日、もう初夏の風が大阪城公園に凪がれるヴァーチャルいずみホールから、大阪国際室内楽コンクール&フェスタ弦楽四重奏部門2次予選となりました。
IMG_4774.jpg

一昨日の1次予選予選では、アメリカ合衆国はライス大学の団体が残念ながら敗退(音がWeb上に全然ないので参加出来ません、ってこと)。9団体が本日の「シューベルトからドヴォルザークまでのロマン派、またはドビュッシー、ラヴェル、またはショスタコ9番から12番まで」と「20世紀のガッツリ名曲」ラウンドです。あ、西村&細川は21世紀作品かな。それにしても、ショスタコのこの辺りの作品をロマン派枠に入れるって英断、この大会の味わい深さのひとつですなぁ。

もう四の五の言わず、さっさと本日のセッションを始めましょうぞ。まずは、アイオロスQ。ロマン派演目からはドヴォルザークであります。
この方々、バルトークまであります。しっかり聴きましょう。


続いてはカオスQの登場。音だけですけど、ドビュッシーの第1楽章がちゃんとあります。ご堪能あれ。
https://soundcloud.com/chaos-string-quartet/claude-debussy-string-quartet-in-g-minor-op-10-i-anime-et-tres-decide

どんどん行くぞ。カリストQです。これまたドヴォルザークの作品105。
モダンのあるぞ、リゲティの人気の娯楽作、第1番じゃ。


もう充分おなかいっぱいになってきたけど、まだまだ。溜池から、Qインテグラだぞっ。ロマン派はシューマンとか《死と乙女》とかありますけど、やはりこれでしょう。シューベルトの大ト長調だっ。


Qアコス、セカンドに日本の女性がいらっしゃいますね。では、《死と乙女》で日曜の午後を。


イギリスからのジュビリーQ。メンデルスゾーンの作品13がWeb上にはあるのですが、大阪がこの曲を入れてないんですよねぇ。これもまたなかなか興味深いぞ。で、ラヴェルの頭をどうぞ。
バルトークの4番も、ちょっとだけ。


いよいよ日本代表三団体のひとつ、Qチェルカトーレです。ご紹介の後ろにドビュッシーが流れてますね。
なにより、ブリテンの第2番があります。これは有り難い。ここでは第1楽章だけをアップしますけど、YouTubeには続きの2楽章があります。お暇な方はどうぞ。彼らにとってはこのラウンドが勝負!


最後はほのQ。メンデルスゾーン作品44の3の前半分。後ろ半分もYoutubeにありますよ。


以上、流石にこのラウンドはヘビーで、本気で聴いたら一日まるまる楽しめるなぁ。

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ヴァーチャル大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門1次予選 [大阪国際室内楽コンクール]

さて、風薫る皐月15日、いよいよ第10回大阪国際室内楽コンクール&フェスタの初日となりました。ここ、コロナ禍がなかった仮想タイムラインから、参加者の熱演をお届けしましょう。本日の一次予選はベートーヴェン作品18から1曲と、クルタークとかヴェーベルンとか20世紀の小品名曲が課題曲でありまする。その前に、参加者と日程はこちら。
IMG_4774.jpg
で、一応、審査員の先生はこちら…って、これはいないけどね。
IMG_4775.jpg


まずは、今回のコロナ禍で命を落としたアマデウスQチェロ奏者マーティン・ロヴェット氏を追悼し、あいうえお順でアイオロスQにオープニング演奏を行っていただきましょう。皆様、黙祷お願いします。

ありがとうございました。コロナ渦で、皆さんも練習が出来ずさぞかし大変でしょうが、頑張って下さい。

では、ヴァーチャルオーサカ一次予選を始めます。そのままアイオロスQにヴァーチャルいずみホールに残っていただき、作品18の3です。


以下、上のエントリーシート順に登場お願いします。カオスQの皆さんなのですが、残念ながら作品18の音源が届いておりません。本選の《大フーガ》のみの参加となりそうですので、それまでお待ちを。なんせ、予選敗退はないヴァーチャル大会ですので。それにしても、この名前でホントに良いのか、あんた達っ!

続いてカリストQ。こちらも残念ながら作品18での参加がないので、昨年のバンフからハイドンの作品77の1での参加を特別に許しましょ。ほれ。なお、2次予選のドビュッシーはちゃんと音がありますので、乞うご期待。


さても、溜池では一部の皆様にお馴染みのQインテグラ、こちらも残念ながら作品18がないのですが、なんと皆様がアホ話をしている動画の後ろで流れているので、罰ゲームみたいだけど、アップしておきます。ほれ。二次以降はちゃんと参加予定。


案外疲れるなぁ、この作業。まだまだいくぞぉ。続いてはフランスから、Qアコス。やくぺん先生は知らない連中だわさ。作品18の6です。
こいつら、どういう環境に暮らしてるのか、このコロナ禍の中でライヴストリーミングとかやってるんですねぇ。この時期に本気の練習が出来てるなら、強いなぁ、この先のことを考えると。

ジュビリーQは、作品18の1の緩徐楽章で参加。きっちりした映像になってますね。


続くゾラQはカーチスの連中で、もう出来上がった奴らで、エントリーも5年前のヴェーベルンの映像。っても、これじゃロマン派ラウンド用だなぁ、ま、ファイナリストの一角ですから、これで許してあげましょうか。


これまたお馴染みのQチェルカトーレの皆さんです…がぁ、残念ながらちゃんとした音はなぜかブリテンしかないので、それは2次予選でご紹介しましょう。で、プロジェクトQに参加したときのハイドンの音がありますので、それで当ヴァーチャル大会参加を許しますっ。それにしても、石橋メモリアルは響くなぁ。


お馴染みの顔が続くぞ、いよいよ我がお嫁ちゃまの研究室で練習したりするほのQの登場じゃわ。…とはいえ、メンデルスゾーンしかないようなので、しょーがないなぁ、自己紹介してください。これ、出さない方が良いかな。冒頭、音量控えめにしないと周囲をびくりさせるかも。


最後は、これまたやくぺん先生は知らないバローデットQなんですが…残念ながらヴァーチャル大会に参加出来る資料がありませんでしたので、棄権にさせていただきます。アメリカの団体って、誰の弟子でどこの奴らなんじゃろね。いまどきFacebook上のアカウントもない団体なんて、珍しいなぁ。

というわけで参加9団体のヴァーチャルOsaka大会、以降、ラウンドが予定されていた日に2次予選以降も当無責任私設電子壁新聞上で勝手に開催させていただきます。これはマズいと思った連中は、慌ててまともな映像を収録して、こちらまで送りつけて下さいっ。

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速報:大阪大会参加団体発表 [大阪国際室内楽コンクール]

先程、第10回大阪国際室内楽コンクール&フェスタの記者会見があり、参加団体が発表になりました。
IMG_3854.jpg
おうWebサイトに上がってますので、こちらをご覧あれ。
http://www.jcmf.or.jp/compefesta2020/

第1部門では、アメリカ団体4つ、日本団体3つ。ヨーロッパが少ないのは、やはり翌月にレッジョがあるからなんでしょうかねぇ。それにしても日本団体3つというのは、第2回以来じゃないかしら。0年代終わりくらいからあちこちで見えてきた室内楽セミナー、アカデミーなどが一定の成果を上げ始めた、ということなのかしら。

第2部門はもう、圧倒的にヨーロッパ勢が来てます。ピアノ四重奏はひとつだけ、というのは、毎度ながら難しいところでありまするなぁ。

というわけで、とにもかくにも速報。なお、演目などは近くなったら公式サイトで発表とのことですので、それまでお待ちを。ストリーミングもやるそうです。

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第10回大阪国際室内楽コンクール&フェスタの大改革 [大阪国際室内楽コンクール]

本日午後、大阪いずみホール裏某所で、2020年5月に開催される大阪国際室内楽コンクール&フェスタの概要が発表されました。
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詳細をご覧になりたい方は、ともかく、こちらが応募要項ですので、ご覧あれ。
http://www.jcmf.or.jp/competition-festa/?fbclid=IwAR0jVDO3ywlkkmOLJy2yxmFkWlXJfud7c3G1OD2et6f5_DrMZFIcFU9yZSw

ま、上のURLから「募集概要」が日本語英語で全部判るので、どうこう言う必要もないのかもしれないけど、とにもかくにも第10回記念大会&ベートーヴェン生誕250年記念大会の重要な改革ポイントを、以下に列挙しておきましょうぞ。

1:過去優勝団体から審査委員を招聘する。
2:弦楽四重奏第3次予選に、課題曲として望月京に新作を委嘱する。
3:第1部門の課題曲として、1次予選はベートーヴェン作品18、2次予選は作品59、《ハープ》。《セリオーソ》、本選には作品127、130、131、132、135が課される。第2部門もピアノ三重奏、ピアノ四重奏ともにベートーヴェン作品が課題曲とされる。
4:海外のフェスティバルとの提携を行う。ミュンヘンのニンフェンベルク音楽祭、ボルドー弦楽四重奏音楽祭(コンクール)、アムステルダム弦楽四重奏ビエンナーレに優勝団体、入賞団体を派遣する。
5:フェスタの1次予選を津、高岡の2都市で開催、大阪いずみホールでは勝ち上がった団体が決勝ラウンドを行う。
6:コンクール・プレイベントとして、過去の入賞団体によるコンサート・シリーズを大阪フェニックスホール、横浜サルビアホールで開催する。

以上です。特に5は大改革で、果たしてどんなことになるのやら。

開催期間は2020年5月15日から22日。さあ、今から日程表に書き込んでおいてください!

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2020年へのプレリュード [大阪国際室内楽コンクール]

今、京都コンサートホールでベルチャQのベートーヴェン初期中期後期から1曲づつ、というヘビーなプログラムを聴いて戻って来ました。
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これから数時間寝て、明日の北関東某所でのQアマービレに向かいます。

本日の演奏会、今のフォーメーションになる前から、ベルチャQがメイジャー級のプロとしての活動を本格的に始めた頃、EMIだっけかにシューベルト後期チクルスを録音し始めた辺りから顕著になってきた「まるでレコードみたいだぁ」というライブ再現でありました。20世紀型メイジャー団体のやってたような「猛烈に作り込んで、しっかり解釈がなされ、演奏する全員が完璧に判っている」というパーフォーマンス。こういうことを真っ正面からやってる団体って、現役の弦楽四重奏団で他にあるだろうか、と思わされる音楽であります。

無論、CDに残っている演奏とはメンバーも代わってる(大阪にも来ていた初代セカンドさんは、今はロンドンシンフォニエッタだっけ、のコンミスやってる筈←未確認、ゴメン)けど、全員できっちり作り込んだ完成度の高さは「まるで録音みたい」ですわ。いやぁ、大層なものを聴かせてもらったでありまする。

さても、このベルチャQ、言うまでもなく第3回大阪国際室内楽コンクール第1部門の覇者で、客観的にみて大阪卒業団体の中でいちばん「売れてる」団体ですな。その大阪大会、いよいよ来年が第10回大会、ましてや大阪初期のベートーヴェンばかりという異常な課題曲が懐かしい、来年はベートーヴェン・イヤーでではないかぁ。

というわけで、大会を盛り上げるため、大会1年前からこんなコンサートシリーズが始まるのであります。
IMG_8367.jpg
西はフェニックスホールで東はサルビアホール。元号も新たになった5月にスタートで、アルカディア(第8回優勝)、エク(第2回準優勝日本人最高位)、ドーリック(第6回優勝)、ヘンシェル(第2回優勝、鶴見のみ)、ベネヴィッツ(第5回優勝)、アタッカ(第7回優勝)、という豪華ラインナップ。何を隠そう、本日のベルチャは、シリーズ開幕の時期が初夏からだったので加えられなかったけど、実質上の「大阪優勝団体総ざらえシリーズ」のプレ企画だったのでありました。

さあ、2020年に向けて、弦楽四重奏で盛り上がろー!

なお、まだ各方面の確認が取れていないのであくまでも「ということらしい」という未確認情報ですが、2020年には日本列島で現時点で確認されている限り3回のベートーヴェン弦楽四重奏全曲チクルスが予定されております。6月には毎年お馴染みになっている溜池の室内楽お庭、9月には鶴見でプラジャーク、そして、なんとなんと、先程当人らの口から隠す必要ないよと言われたので記しますが、11月には札幌(某Fホール?)でベルチャがやるそーなっ!

5月には大阪で若者達が競うわけだし、2020年、日本は弦楽四重奏列島になるっ!

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優勝団体に遭いにいく・その4パートⅡ:第3回大阪国際室内楽コンクール第1部門ベルチャQ [大阪国際室内楽コンクール]

久々のシリーズ、ベルチャQ編の第二部。本拠地ロンドン編であります。

なお、当シリーズ期待の最新版(って、期待しているのは関係者数人だけだけどさ)として予定されていたアルカディアQ編でありますが、哀しいかな、来る日曜日にウィグモアホールで予定されていたロンドン大会の過去の優勝団体顔見せコンサートは、「演奏者の怪我の為」キャンセルになりましたぁ!なんてこった、このために朝っぱらにニュルンベルクから帰って来なければならんので、残っているのはファーストクラスだけなのに涙なみだで大枚投下したのにぃ、えええええん…

もとい。んで、昨晩のウィグモアホールでのベルチャQであります。とはいえ、実はベルチャQは1997年のロンドン大会では3位で、優勝はしていません。地味真面目堅実なアウアーQがきっちり優勝したときで、だけど別にその後を予見するわけでもなんでもないけど、やくぺん先生は何故かベルチャQはやたらと印象が強く、当時のメモを見返しても「勝てないだろうけど、いいじゃんかぁ」みたいなことを綴ってる。その後、風の便りながらなかなか存続が難しい状況になってるという話を耳にし、ああ、あのベルチャちゃんってもの凄い東スラブ系美人さん、やっぱり弦楽四重奏なんて廃業してソリストの道を選ぶのかしら、まあ、しょーがないよねぇ、メディアが放っておかないもん…

ったら、ベルチャさんとヴィオラ君は創設メンバーのまま、新たな二人を加えて大阪に乗り込んできてくれて、過去最大の日本団体参加数だった(と思う)乱戦とは別次元の自力で難なく勝ち進み優勝。その半年後、エヴィアンから追い出されてたコンクールをボルドーが拾って秋に行われた最初のボルドー大会で、大阪のタイトル引っ提げ余裕の闘いかと思ったら、意外にも伏兵の北米で学んだ中国の団体に追い上げられなんとか鼻の差で逃げ切った、という感じの闘いで優勝を飾り…その後は華々しいキャリアを積むことになったのは皆様ご存知の通り。チェロとセカンドは交代したけど、前者は今やギルドホール音楽院の室内楽部長であり、イギリスのヤング・コンサート・アーティストのディレクター(ロンドン大会ではテープ審査をしており、一昨日だかも会場で挨拶しました)。後者は確かECOのトップかなんかをやってる筈。現在のベルチャQは、恐らくは大阪が生んだ「ギャラが高い」という意味では最も成功したスター、英語圏弦楽四重奏の中で今やトップのスターになっているわけでありまする。

ううん、成功譚というのは気持ちいいもんですなぁ、他人事であれ。

さても、そんなベルチャQ、昨日は英国のトップ団体として堂々と若いもんにお手本を見せる、というステージでありました。
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ほぼ満員のウィグモアホールで、ハイドン作品20の4はまあ、昼間には若い達者な連中が今時のいろんなスタイルのいいとこ取りをしようとしては中途半端になったり無茶をやったりしているのを尻目に、「君たち、自分らなりに様々な演奏スタイル情報を選択して提示するなら、ここまでやんなきゃダメなんよ」って堂々たる演奏を披露。英国の弦楽四重奏趣味の根底にある「解釈ごっこ」というか、「解釈過剰」というか、この楽譜にどんな風に仕掛けるかを聴衆があれこれ突っ込んで楽しむ、という伝統(というか、風潮、というか)に真っ向からネタを提供、でもどの趣味嗜好から眺めても一応どれも納得させられる、というもんです。うううん、プロのお仕事、って感服するしかないぞ。

リゲティの1番も、徹底して娯楽に徹した大柄な表現で、極めて判りやすく、説得力がある。最後の《アメリカ》は、曲自身が「さあ、君たちはこのちょっと壊れ気味だけど素敵な楽譜をどーしますかぁ」というところがある作品なんで、あれやこれやの仕掛けが次々と繰り出され、もう娯楽の殿堂ベルチャQいぇいっ!

大阪の若きプロデューサー氏曰く、「ベルチャって、個々人が自分のことをあれだけ出しながら、他を邪魔しないんですよねぇ。当たり前のことなんだろうけど、なんであんなことが出来るんだろう」って、極めて現場的な感心をなさっておりました。誠に以て仰る通り。

無論、聴衆は大受け、大喝采。これぞ今の英国の室内楽趣味のひとつの頂点なのだ、というご披露でありました。考えてみれば、そっからもうひとつ次に行こうとしているドーリックQもしっかり優勝させている大阪って、実はスゴい鑑識眼持ってるじゃん、って自画自賛したくなるぞぉおお!

さても、本日はロイヤル・アカデミーお通いの最後の日。夕方にはセミファイナリストが出ます。日本では日付変わってると思いますが速報しますので、明日はネット環境整え、請うご期待。

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