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大阪国際室内楽コンクール2023名称について [大阪国際室内楽コンクール]

大阪城公園を見下ろす某所で、大阪国際室内楽コンクール2023専門委員会が開催されましたです。
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コンクールなるイベントには商店街応援ソングを歌って踊るローカルアイドル選抜大会から優勝賞金一千万円のヴァイオリン競技会まで数あれど、メイジャーな国際大会と呼ばれるものになると、様々な人が関わってきて「権威」を作るための準備が周到に成されるわけであります。少なくとも室内楽コンクールとしては、各大陸にひとつ(アフリカと南米にはないなぁ)くらい存在する地域を代表する大会として機能している大阪も、音楽的にも運営的にも様々な「専門家」の意見を取り入れながら、独善に陥らないように開催されております。

無論、「審査委員長の独断と偏見」で全て決めてしまった方が良いという考えもありますが、それはあくまでも審査の段階での内容レベルの話であって、審査委員長が開催期間から課題曲から賞金分配まで全部ひとりで決めているメイジャー大会などあり得ない。そもそもひとりで出来るようなイベントではありませんからねぇ。

てなわけで、ちゃんとしたコンクールというものは、各界の専門家を集めて「うちの次の大会はこういう感じでやりますが、皆様、忌憚のない意見を仰って下さいませ」などということをするわけですね。大阪大会の会議に招聘されたのは、マネージメント関係者1名、在阪オーケストラ関係者1名、演奏家4名(全員が弦楽四重奏経験者で、うち2名は現役クァルテット奏者、1名は過去の大阪大会入賞経験者)、それに音楽ジャーナリスト1名、という顔ぶれ。既に参加団体の募集は始まっているので、タイミングとしては課題曲についての議論などはしようがなんですが、現在出されている運営案についてワイのワイの言い立てる。結論を纏めるというよりも、運営側に「これで大丈夫かなぁ」とか「このままではちょっと現場でヤバいことになるかもよ」とか、それぞれの立ち位置からの率直な発言が相次ぎ、正に大坂夏の陣でありました。

内容については流石にこんなところに記すわけにはいかんのですけど、ひとつだけやくぺん先生外の人関連の話題について、世間様に説明しておいた方が良いであろうことがありますので、サラッと事実関係のみ記しておきます。来年の大阪大会の正式呼称及び表記について。

※※※

来年5月に開催予定の大阪大会、当電子壁新聞を立ち読みなさってるよーな皆様はよーくご存じのように、本来ならば2020年5月に開催される筈の大会でありました。で、その大会の名称は「第10回大阪国際室内楽コンクール&フェスタ」でありました。

ところが今回、正式名称は「大阪国際室内楽コンクール&フェスタ2023」だそうな。要は、公式名称に「第10回」とは入れていない、ということ。

コンクールや音楽祭などアニュアルイベントにとって、「この大会が何度目か」というのは歴史や権威を示すためには極めて重要であります。回数を記すだけで、ぽっと出のコンクールじゃないぞ、もう何十年もやっていて、卒業生もいっぱいいるんだぞ、という事実は無言で伝えることが出来ますからねぇ。逆に、回数が書かれていないと、「ああ、何回やってるのか教えたくないのか」といらん勘ぐりをされてしまったりしかねない。

恐らくは関心のある方は気付いていると思いますが、コロナ禍後に再開された世界のコンクールの多くが、「第○○回」という表記を避ける傾向があります。

理由はいろいろでしょうが、多くの大会とすれば、「開催年がズレてしまい当初予定されていたタイミングで行えていないが、当然ながら開催予定だった大会は告知や参加者応募はしてしまって舞台裏作業は進んでいたので、その大会をどういう扱いにすれば良いやら」って、頭を抱えているんですわ。欠番にするというやり方がいちばんスッキリするが、それはそれで混乱を与えかねない。はたまた予定通りのやれなかった大会をなかったことにして回数番号込みで開催年を移動させたことにしても、予定された大会で参加予定だった団体の経歴や出されてしまっている広報物を今から根こそぎ消し去ってしまうわけにもいかぬ。

てなわけで、今回は回数を表記せず開催年度だけにして、判る人には「開催される回数としては10回目ですけど、参加者や審査員を含め2020年開催予定第10回大会をまるまる延期したのではなくて、全く別の大会として開催しますので、悪しからず」と伝える、という方策を採らざるを得ない。

ま、要は「今回は第10回大会とは記しません。あくまでも2023大会で、次回以降はまた考えます」ということ。最も誠実な対応でしょうね。

そんなことどうでも良いじゃないか、とお考えかもしれませんが、そうでもないのです。なんせ、室内楽のコンクールというのは大阪に来ても良いよと言われる団体は10ほどしかない。つまり、一次予選で涙を呑んだとしても、「大阪というメイジャー大会に参加が許された」という事実は充分にその団体の経歴に記すに値する結果なのです。その年に世界中でプロを目指しているであろう数十から100くらいの室内楽グループの中で10位以内に入っている、ということですから、もう充分に「入賞」なのでありますよ。

大会そのものはいずみホールのステージで開催されなくても、第10回大会は既に始まっており、参加が許された団体は大阪に至る最初の関門を突破していた。それだけでもう、充分に褒めて貰っても良い結果なんです。もしも来年の大会を「第10回」としてしまうと、2020年に大阪に来ることを許された連中は、舞台での演奏は実らなかったとはいえそこまでは辿り付いた自分らの結果を、どう扱うべきなのかわからなくなる。

コンクールは、ある意味、教育機関です。若い団体のキャリアに関し、そこまでの配慮をする必要もある。それが出来てこその「メイジャー」大会。

てなわけで、当電子壁新聞でも、腹の中では「第10回大阪大会」と思いつつ、「大阪2023」と記すことにいたします。以降、そんな事情だということをご了承下さいませ。

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大阪国際参加エントリー費用無料に! [大阪国際室内楽コンクール]

当無責任私設電子壁新聞を立ち読みなさっている皆様にはあまり関係ないことかもしれませんが、なかなか興味深い、そしてとても太っ腹な美談でありまする。

2020年に第10回開催が予定されコロナ禍で延期を繰り返した大阪国際室内楽コンクール&フェスタ、なんのかんので来年の薫風皐月に開催されることになり、現在、参加団体を鋭意募集中でありました。そんな中、本日、大会事務局から「大会参加費を無料にします」というアナウンスがありました。
http://www.jcmf.or.jp/news/detail.php?news_id=122

上の公式文書にある「世界情勢を鑑み」という理由がどういうことなのか、まあ、いろいろあるのでしょうけど、ともかくコンクールでほぼ唯一の収入たる参加者エントリー費用をなくすというのですから、たいそうな決断でありましょう。コンクールというのは一切のお金を生まない、資本主義の世の中にあってかなり不思議なイベントです。お金は生まない代わりに、無限の価値を生み出すかもしれないわけですから。膨大な額の大会開催経費全体の中で、参加者からのエントリーフィーでどの程度のカバーになっているのか、なんせ渡航費用や滞在費も提供される大阪大会ですから、敢えて言えば微々たるものでありましょう。とはいえ、いくら円が安くなっているからと言え、スムやらチャットやらタカやらで生活なさっている音楽家からすれば、とんでもない額でしょう。フェスタ部門の参加希望団体には、大きな後押しになるんじゃないかしらね。

大阪大会、もうあと10ヶ月ではないかぁ。その頃には、どんな世界になっているのかしら。バヤンの名手を集めたアンサンブルなんぞが、遙々大阪に来られるような世界なのだろうか?

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大阪国際2023開催決定 [大阪国際室内楽コンクール]

昨日、大阪からリリースが出ました。
http://www.jcmf.or.jp/img_sys/news/104/104_pdf.pdf

簡素な事実関係のみのリリースですので、※以下にまんま下にコピペします。

フェスタのやり方を含め、昨年予定され今年に延期されて中止になった第10回と同じ形のようで、第2部門がピアノ四重奏も含んだものになっていますね。参加団体にとって最も重要な課題曲に関してはまだ発表がありません。第10回がベートーヴェン記念年を意識したものだったのを継承するかは、これからの議論なのでしょう。また、公式な言い方が「第10回」なのか、ひとつ欠番にして「第11回」にするのかも判りません(まあ、殆どの方には表記の問題に過ぎないでしょうけど)。

当然、調査した結果の日程決定でしょうけど、なんせこの2年間で世界中のメイジャー・コンクールが大混乱になっているので(ついでにコロナ前から世界音楽コンクール連盟がゴタゴタしてるのもありますし)、参加したい若い者達がどうしていいか困るようなことにならないと良いんですけど。

スタッフの皆様、お疲れ様です、頑張ってくださいませ。

※※※

【大阪国際室内楽コンクール&フェスタ2023 開催決定】

日本室内楽振興財団は、2023年5月に「大阪国際室内楽コンクール&フェスタ2023」を開催することを決定いたしました。
新型コロナウイルス禍で若手室内楽団体のチャンスが停滞してしまいましたが、2023年に再び有望なアンサンブルが大阪に集うことを期待しています。

<期日>
2023年5月12日(金)~5月18日(木)

<会場>
住友生命いずみホール (コンクール、フェスタセミファイナル/ファイナル)
富山県高岡文化ホール(フェスタ1次ラウンド)
三重県文化会館(フェスタ1次ラウンド)

<開催部門>
第1部門:弦楽四重奏
第2部門:ピアノ三重奏、ピアノ四重奏
フェスタ:2人から6人までの器楽奏者で編成される室内楽アンサンブルで、楽器の組合せは自由

<応募資格>
コンクールには、国籍に関係なく1984年5月1日以降に出生した演奏者によって編成される団体が応募できる。フェスタには、国籍・年齢に関係なく応募できる。

応募に関する詳細は、2022年3月に発表予定です。

公益財団法人日本室内楽振興財団

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大阪大会優勝団体NYで最先端を走る [大阪国際室内楽コンクール]

もういい加減にしなさいとお嫁ちゃまには言われるのだけど、やっぱり「ホントならば今日は大阪大会も佳境に入り、ファイナル前の大盛り上がり」と言っていた日曜日。現実逃避じゃないけど、このコロナ禍の現実でホントに頑張ってる大阪大会優勝団体をご紹介しましょうぞ。

去る金曜日、前回の大阪大会弦楽四重奏部門の覇者アイズリQが、NYはマンハッタンの日本領事館からライヴをネット中継しております。日本領事館がコロナに苦しむNYの日本に縁のある演奏家を招待し、数人の聴衆を前に演奏、中継するというもの。昨年10月から始まっているそうな。なんせアイズリQは、現在のパスポートがどうあれ、第1ヴァイオリンとヴィオラが血としてはニッポン列島。この映像の頭でも、日本領事が「ミホさんは私と同じ北九州出身です」などと仰ってます。何故かYouTubeのアクセス先が見つからないので、NY日本領事館のFacebookページからどうぞ。視られると思うんだけど。
https://www.facebook.com/JapanConsNY/videos/285125993324263

冒頭に領事の演説があり、演奏は8分過ぎくらいから。プログラムはこちら。
https://issuu.com/cgjny/docs/_fnl521__hq_print?fbclid=IwAR05pBuc3ibNqYHxtUJchRHGwya6suUSc2zPfvg1BVh8ETjbAh8dAyg58w0
まずはベートーヴェンの作品127の第1と3楽章。続いて25分過ぎくらいから、2019年に生誕記念年でちょっとだけ話題になったバロック期に数少ない女性作曲家バルバラ・ストロッツィ作品の弦楽四重奏用編曲をふたつ。続いて40分くらいからドヴォルザーク《糸杉》から3曲。Rhianno Giddensのこれまた声楽作品の弦楽四重奏版をやり、最後は大阪や以降の日本公演でもお馴染みのアイズリQお得意のポール・ビアンコ《リフト》で大盛り上がりでありまする。流石にちょっとぶっ飛びすぎたと思ったか、「皆さん、お付き合いするのが大変だったでしょうから…」と笑いながらアンコールで《故郷》を披露するのは、いかにもニッポン領事館向けコンサートでありますな。

もうひとつはニュースのみで、音はまだ無し。アイズリQの前の前、思えば311大震災と312フクシマ事故の直後に最初に日本で開催されたメイジャー国際大会となった2011年の大阪弦楽四重奏部門で優勝したアタッカQの新譜のご案内です。なんと、SONYから出ます!
https://www.prnewswire.com/news-releases/attacca-quartet-sign-exclusively-to-sony-classical-and-announce-label-debut-with-genre-defying-album-real-life-available-july-9-2021---preorder-now-301296999.html
独占契約の第1弾はクロスオーバーもの。最初のトラックのプロモーションヴィデオはこちら。
https://attaccaquartet.lnk.to/reallifePR
年内に出る2枚目の演目は、グラス、ペルト、それにルネサンス作曲家だそうな。こっちの詳細はしばしお待ちを。

それにしても両者とももの凄く攻めた演目で、これが現代の弦楽四重奏業界のひとつの最先端、と思わせてくれるんですから、やはり何のかんの言っても「NYはアートの最先端」ってことなんでしょうかねぇ。

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第10回大阪大会中止 [大阪国際室内楽コンクール]

残念なお知らせです。2021年3月30日午後4時、日本室内楽振興財団から、以下のようなリリースが出されました。
http://www.jcmf.or.jp/news/detail.php?news_id=99

必要な部分をコピペしますと、以下。

※※※

2021年5月に延期開催を予定しておりました第10回大阪国際室内楽コンクール&フェスタについて、開催中止の決定をいたしましたことをお知らせいたします。

2020年の開催延期発表以降も、本年5月の開催に向けて準備を進めてまいりました。
しかしながら、長引く新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の世界的な流行により、海外からの参加団体及び審査委員の来日、そして国内での活動の見通しが立たない状況です。
このような現状において、本年5月に、安全・安心、そして公平性を保った開催が困難であることから、大変遺憾ではありますが開催を中止することといたしました。
事務局といたしましても苦渋の決断となりましたこと、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

参加を予定されていたすべての団体の皆様には、これまでの努力に心から敬意を表しますとともに、開催実現に向けてご支援いただきました皆様に心より感謝申し上げます。

尚、次回の開催時期・内容については、今後検討してまいります。

今後とも日本室内楽振興財団にご支援賜りますようお願い申し上げます。

2021年3月30日
日本室内楽振興財団

※※※

いろいろ思うところはありますけど、国境を越えた感染拡大を防止するという理由は当然としても、「コンクールとしての質を維持する」という視点からも、妥当な決定だと思います。

個人のコンクールと異なり、コロナで自粛だから自分の家でひたすら練習する、なんてことは不可能な団体競技。いくら参加予定者の皆さんは「レベルは下がってない」と仰ろうが、やはり結果を過去歴代の優勝団体入賞団体と比較されざるを得ない厳しいメイジャー国際大会です、今回はこういう状況だからレベルが下がっても仕方がない、というわけにはいかないでしょう。「参加することに意義がある」(死語?)オリンピックの場合は、どうやらそれでも良いと思う方々がたくさんいらっしゃるようですけど、高水準の室内楽コンクールはアンサンブルの絶対的な質を保証するのが究極にして唯一の目的ですから。

以下の参加予定団体は、「幻の第10回大阪に参加を許された団体」として、ディプロマを差し上げても良い期待の団体です。当電子壁新聞をお立ち読みの皆様、くれぐれもこの若い連中をよろしくお願いいたします。当面は、春の終わりから初夏の鶴見の若手シリーズにいらっしゃい。

アイオロス・クァルテット(アメリカ) Aeolus Quartet, USA
カオス弦楽四重奏団(オーストリア) Chaos String Quartet, Austria
カリスト・クァルテット(アメリカ) Callisto Quartet, USA
クァルテット・インテグラ(日本) Quartet Integra, Japan
クワチュオール・アコス(フランス) Quatuor Akos, France
ジュビリー・クァルテット(イギリス) Jubilee Quartet, UK
ゾラ弦楽四重奏団(アメリカ) Zorá String Quartet, USA
チェルカトーレ弦楽四重奏団(日本) Quartetto Cercatore, Japan
ほのカルテット(日本) HONO Quartet, Japan
バローデット弦楽四重奏団(アメリカ) Balourdet String Quartet, USA

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若者達も活動再開 [大阪国際室内楽コンクール]

もう政府は実質上崩壊状態のニッポン国ながら、税金取られて法律は課せられて自衛の武器も持てない庶民とすれば、そのうち誰か頭の良い人がコロナをやっつけてくれるんだろーなー、と最低人のように頭ぱっかりあけて立て籠もって過ごすばかりのオリンピックも1年と数日と迫った今日この頃、皆様いかがお過ごしでありましょーかぁ。いやはや…

さても、とはいえ、みんな生きていかなきゃいけないわけで、とくにまだ半世紀くらい生きる予定の若い人たちとすれば、今の間の抜けた時間をどう過ごすか、後に決定的な影響を与えるのは明々白々。ともかく活動を再開しようじゃないかと、いくつかの動きが出てきています。

ひとつは、去る日曜日に新帝都のオーナー主導でいちばん元気なプライゲート運営ホールたるハクジュホールで、こんな演奏会が開催されました。
https://www.hakujuhall.jp/news/pdf/719HakujuNewStyleLive.pdf
当初予定されていた演奏会がキャンセルになった日曜午後の時間に、7月7日チケット発売で2週間を切った19日に本番という、極めて慌ただしい演奏会。やくぺん先生としましても知らなかったわけではありませんが、なんせギャラになる仕事や取材が激減で交通費が必要ないのはいいけどとてもじゃないがチケット代は仕事前提ではないと出しにくい、それに渋谷ってか、神宮の杜の向こう辺りって、荒川放水路東の新開地からするとなんだかもの凄く遠い遙かな、危険極まりない世界に感じられ、パスしてしまいましたです。なにせインテグラとチェルカトーレという幻に終わった大阪大会の参加団体がそろい踏みしているわけで、これは行かないとマズいなぁ、とは思ってたんですけど…スイマセン。

どんなもんだったか、無事に演奏会そのものはあったようです。SNS上を眺める限り、インテグラの皆さんはオンラインでレッスンなども受けられているようで、一安心ではありまする。
https://www.facebook.com/QuartetIntegra/?__tn__=%2Cd%2CP-R&eid=ARC0DfVMKk2hH3CB87NzIT2Op-oCP9UuYV5UHKx-9bdTXlI890TrbVL2ZPFPHZGcG4pRHO5lWkaZFwPI

大阪参加ニッポン代表三団体のもうひとつ、ホノQに関しましては、この水曜日にこんな演奏会があるとのこと。数ヶ月前にインテグラの皆さんが使わせて貰った枠ですね。
http://www.philiahall.com/html/series/200722.html
チェロの山崎とこ先生も登場し、オンスロウの五重奏という有り難いもんまで聴かせて下さるというこの演奏会、果たしてまだチケットが入手可能なのか(なんせ、今は席数が全てコンサートスペースでのサロンコンサート級ですからねぇ)、ご関心の向きはフィリアホールに直ぐにご連絡を。

学校も開いていないし、普段使っていたスタジオなどもどこまで使えているのか判らないご時世、若い皆さんがどんな風にこの時期を過ごそうとしているのかまるで見えないけど、ともかく、現時点で来年に延期された大阪大会に参加資格を有するニッポン代表3団体、一斉に活動再開、という嬉しいお知らせでありました。

[追記]

7月21日夕方の時点で、ホノQは売り切れとのことです。いやぁ、今はこんな状況なんだなぁ。

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速報:第10回大阪国際室内楽コンクール&フェスタ来年開催決定! [大阪国際室内楽コンクール]

先程、大阪城を臨む事務局からリリースが発表され、本年5月に中止となった第10回大阪国際室内楽コンクール&フェスタが、2021年5月に延期開催となることが公式に明らかになりましたぁ。既にホームページが更新されているとのこと。どれどれ。
http://www.jcmf.or.jp/news/detail.php?news_id=95
http://www.jcmf.or.jp/compefesta2020/

日程は5月16日から23日。基本、今年の予定の延期開催ですが、既に日程が決まっていたなどのこともあり審査員の一部差し替えがあります。また、参加者に関しては、原則的に今年参加する筈だった団体が優先参加権が保証されたシード選手となる、という感じですね。

詳細はまだまだ分からないことも多いでしょうし、事務局にも分からないことだらけでしょうけど、とにもかくにも、来年の初夏の大阪夏の陣、あります!ベートーヴェンは一年遅れのお祝いに苦笑しているかもしれないけどさ。

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ヴァーチャル大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門本選 [大阪国際室内楽コンクール]

熱演が続くヴァーチャル大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門、いよいよ本日金曜日午後1時から本選であります。さっさと開始いたしましょう。本日はいよいよ大作、ベートーヴェンの後期から1曲です。作品135を課題曲に入れるか、事務局と専門委員の間でも議論があったのですが、やはりいれるべきでしょう、敢えて作品135を選ぶ、という選択をする団体があれば、その意味を含めた評価をすれば良いのだから、ということでこういうことになりました。勝つつもりのある奴らなら、作品130+《大フーガ》を力演熱演する難しさと、作品135で居並ぶ審査員諸氏に「これは勝ちだ」と思わせる難しさの質の違いは、判ってない筈がないわけですから。

さても、とはいうものの、流石にこのラウンドまで来ると当無責任電子壁新聞上のヴァーチャル大会へのエントリーは激減してしまいます。まずはもうお馴染み、アイオロスQの登場です。堂々たる本選曲目、作品131全曲です。この映像の後半。


もうこれでお腹いっぱいですなぁ。続いてカオスQ。音だけの参加ですが、《大フーガ》で本選に挑みます。じっくりお聴きあれ。
https://soundcloud.com/chaos-string-quartet/l-van-beethoven-grosse-fuge-op-133

と、ここまでは良かったんですけど、以下の参加予定団体はベートーヴェン後期の音源を提出しておりませんでした。てなわけで、以上、ヴァーチャル本選は参加2団体でオシマイです。

結果として、当ヴァーチャル大会の結果は以下と言わざるを得ません。

優勝:アイオロスQ
2位:カオスQ
特別賞:アコスQ

単純にどれだけの演奏を聴かせてくれたか、です。アコスQの特別賞は、このパンデミックの異常事態、本来なら京都にいったり日本の実家に帰れたりした筈のときにも一生懸命動画をアップしている努力を賞讃しての授与でありまする。

せっかくですので、アンコールとして前回大阪でセミファイナルだったものの、その後に大活躍、バンフとボルドーで優勝を果たしたマルメンQの昨年のバンフでの作品131を聴いて、2年と少しの成長を賞讃いたしましょう。


なお、ヴァーチャルじゃない第10回大阪大会、中止ではなくあくまでも延期ということで、世間の情勢を眺めつつ着々と準備は続いているとの情報は大阪城近辺から伝わっております。若者達よ、鍛えておけ、かのいずみホールの舞台で君たちが演奏する日は必ずや訪れるであろーっ!

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ヴァーチャル大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門3次予選 [大阪国際室内楽コンクール]

新帝都川向こうの新開地はまるで梅雨になったかのような気圧と気温の低下っぷり。久しぶりに商売原稿をやっていて今頃になってしまいましたが、本日はヴァーチャル世界ではオオサカの3次予選が行われている日ではありませんかっ。主催の日本室内楽振興財団様から、こんな寂しい写真も提供していただきました。これが現実。

いずみホール現状.jpg
ま、それはそれとして当コロナ禍などないヴァーチャル世界では、今日は望月氏の新作とベートーヴェンの《ラズモ》から《セリオーソ》まで、という、ある意味、最も実力がハッキリ出そうな興味深い日でありまするな。

残念ながら、望月京さんの公式サイトでは、本日5団体が初演する筈だった新作の情報はアップされておりません。
http://www.misato-mochizuki.com/Works
仕方ないから、まあ、ことによるとこんな感じだったかな、という気持ちを込めて、近作の小編成作品をお聴きあれ。管打楽器も入る曲ですけど、あくまでも「気持ち」ってことで。ふううう…
https://youtu.be/AR0_yCeJb-g

さて、では、気を取り直してベートーヴェンであります。これまた残念ながら、あまりエントリーがないんですけど。

まずはいつも通り、アイオロスQから。《ラズモフスキー第1番》の第2楽章です。
かなり昔の映像みたいだなぁ。ま、本選では大作を聴かせてくれますので、今日は顔見せ、ってことで。

続くカオスQは、このラウンドは参加の音源無し。残念。

カリストQは、昨年のバンフ本選での《ラズモフスキー第2番》全曲という堂々たる映像がありまする。もう、貫禄勝ち、って感じ。
この団体、なんだか知らないけどYouTube上にはフィショッフのときの同じ曲の映像もありますので、お暇な方はどうぞ。オオサカもこれが勝負曲だったんだろうなぁ。

続くQインテグラ。なんだかやたらと立派な収録の《ラズモフスキー第1番》で、カットがあるのが残念。「名曲アルバム」の練習かいな。

もうひとつ、《セリオーソ》があります。ほれ。


Qアコスは、このパンデミックの現実世界で頑張ってライヴ配信をしてくれてますが、先週末に配信されたこの映像の12分15秒から《ラズモフスキー第1番》第1楽章を披露してます。フランスのどこでどんな生活をしてるのやら。連絡してみようかしらね。ホントに今の状況、お聴きあれ。


ジュビリーQとゾラQは、残念ながら参加映像なし。両方ともありそうなんだけどねぇ。チェルカトーレQとほのQもめっからず。てなわけで、本日は割と早めにおわっちゃうかな。ま、がっつりラズモを何回か聴けたから、お腹はいっぱい。本選はいよいよ金曜日です。乞うご期待。

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ヴァーチャル大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門2次予選 [大阪国際室内楽コンクール]

おはようございます。現実世界では、また一週間の葛飾お籠もりのために佃縦長屋を出て、新川の肉のハナマサと上野ガード下昇竜に寄って食材を購入し葛飾オフィスに戻る途中、初夏の風が大川端に気持ちよく吹き抜ける新帝都の朝であります。

とはいえ、コロナ禍がない異世界のヴァーチャルタイムラインにようこそ。さて、本日17日日曜日、もう初夏の風が大阪城公園に凪がれるヴァーチャルいずみホールから、大阪国際室内楽コンクール&フェスタ弦楽四重奏部門2次予選となりました。
IMG_4774.jpg

一昨日の1次予選予選では、アメリカ合衆国はライス大学の団体が残念ながら敗退(音がWeb上に全然ないので参加出来ません、ってこと)。9団体が本日の「シューベルトからドヴォルザークまでのロマン派、またはドビュッシー、ラヴェル、またはショスタコ9番から12番まで」と「20世紀のガッツリ名曲」ラウンドです。あ、西村&細川は21世紀作品かな。それにしても、ショスタコのこの辺りの作品をロマン派枠に入れるって英断、この大会の味わい深さのひとつですなぁ。

もう四の五の言わず、さっさと本日のセッションを始めましょうぞ。まずは、アイオロスQ。ロマン派演目からはドヴォルザークであります。
この方々、バルトークまであります。しっかり聴きましょう。


続いてはカオスQの登場。音だけですけど、ドビュッシーの第1楽章がちゃんとあります。ご堪能あれ。
https://soundcloud.com/chaos-string-quartet/claude-debussy-string-quartet-in-g-minor-op-10-i-anime-et-tres-decide

どんどん行くぞ。カリストQです。これまたドヴォルザークの作品105。
モダンのあるぞ、リゲティの人気の娯楽作、第1番じゃ。


もう充分おなかいっぱいになってきたけど、まだまだ。溜池から、Qインテグラだぞっ。ロマン派はシューマンとか《死と乙女》とかありますけど、やはりこれでしょう。シューベルトの大ト長調だっ。


Qアコス、セカンドに日本の女性がいらっしゃいますね。では、《死と乙女》で日曜の午後を。


イギリスからのジュビリーQ。メンデルスゾーンの作品13がWeb上にはあるのですが、大阪がこの曲を入れてないんですよねぇ。これもまたなかなか興味深いぞ。で、ラヴェルの頭をどうぞ。
バルトークの4番も、ちょっとだけ。


いよいよ日本代表三団体のひとつ、Qチェルカトーレです。ご紹介の後ろにドビュッシーが流れてますね。
なにより、ブリテンの第2番があります。これは有り難い。ここでは第1楽章だけをアップしますけど、YouTubeには続きの2楽章があります。お暇な方はどうぞ。彼らにとってはこのラウンドが勝負!


最後はほのQ。メンデルスゾーン作品44の3の前半分。後ろ半分もYoutubeにありますよ。


以上、流石にこのラウンドはヘビーで、本気で聴いたら一日まるまる楽しめるなぁ。

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