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ボルドーの朝 [たびの空]

日本国はとうとう戦後にアメリカから「押しつけられた」社会を捨て、大唐帝国以来ひれ伏し続けた中国に近い「白い社会主義国」になった歴史的な朝、皆様、いかがお過ごしでありましょうか。

さても、爺や仕事を終えて、すっかり今日はお休みモード。朝のマスタークラスもサボり、やっと朝飯喰らってます。ほれ。
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白アスパラはメインとしては今晩にとっておいて、1本だけちぎってまぶしたりするいじましさよ。

ここ、昨年の本大会のときもお嫁ちゃまと滞在したまるで同じ部屋、農作物集積地ボルドーを支えるジロンド河沿いの倉庫やら庶民街の一画の短期滞在アパートは、市内の若様が滞在する部長以上ビジネスマン&裕福なご隠居観光客用高級アパートメントホテルとは違い、いるのは若い夫婦やら仕事出来てる平サラリーマンばかり。ま、気楽っちゃ気楽な、学寮に毛が生えたようなもんです。で、向かいはアパートで、その隣が小学校になっている。これまでは朝っぱらからマスタークラスに出かけていたのだけど、今日はサボって9時過ぎにやっと朝飯喰らっていると、学校の方から小学生の歌声が流れてくるぞ。
へえええ、フランスの公立小学校の子供達って、こんな歌を歌ってるんだなぁ。

無論、フランス人とはいえ、一昔前の「白人さん」ばかりではありません。そんな子は3割もいない感じで、黒い奴、アラブ系、アジア系…なるほどねぇ、21世紀のフランス少国民でありまする。

だからなんだ、って、それだけのこと。ま、《ラ・マルセイエーズ》が国歌という乱暴この上ないところなんだから、平和で良いねぇ、ってことで、落ちのない話はオシマイ。

明日は朝からバーゼルに移動。今日は多民族国家フランスの子供達の歌声を聞き、明日は《サティアグラハ》を眺める…歴史の転換の瞬間に、異国で、立つ朝。

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