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ボルドー大会再び大改革? [弦楽四重奏]

トーキョーのやくぺん先生塒の向こう湾岸部でやってる世界の運動選手の巨大競技会がどうあれ、世界の音楽コンクールだって負けてはおらぬよ。このパンデミック下、ショパン・コンクールなどの独奏者発掘大会は着々と新たな展開をみせているわけでありまする。

とはいえ、人と人との接触が限られる今の状況、いちばん堪えているのはアンサンブル業界でありまして、正直なところ、弦楽四重奏のコンクールに限って言えば、パンデミック前の水準にいつ戻れるのか、なんとも言えない状況であるのは否めません。ヘタすると数年、いや、ことによると今世紀に入ってから10年代終わり頃の若手全体の水準にまで戻るのかどうか、戻るのどうのというよりも、「国際的に活動する常設弦楽四重奏団」というあり方そのものがエベーヌやベルチャの世代を最後になくなってしまうのではないか――そんな不安すら覚える今日この頃でありますがぁ…まあ、それはそれ。幸か不幸か、やくぺん先生の世代にはもうそこまで見届けることは不可能でありまする。はい。

んで、猛烈に短絡的な話になるわけだが、このようなアナウンスがありました。
https://quatuorsabordeaux.com/en/2022-competition/
来年のボルドー大会の日程やら、審査委員長のマーティン以下、審査員やらが決まった、というニュース。監督がモディリアーニQ、というのは興味深いですなぁ。実質上の運営のディレクターさんは、知らん方だし。

ざっと眺めるに、前回のムニエ監督(名前はまだ運営のメンバーに残ってはいますが)らエヴィアンからボルドーに大会を持ってきた世代や、フランスローカル色を払拭すべくレッジョから助っ人に来たフランチェスカ(最後までどういう肩書きだか良く判らなかった…)らによるチームから、世代が交代したことは確かなようです。果たして前回のようなやり方を続けるのか、また旧来型のフォーマットに戻すのか。

少なくとも、現在発表されている来年のレギュレーションを見る限り
https://quatuorsabordeaux.com/en/2022-competition/to-register/
コンクール部門に関しては、どうやら普通の形態みたいですねぇ。所謂普通のコンクールの形に戻るのか、それともこのようなフォーマットの中で前回のような春の選抜高校野球大会みたいにするのか。よーわからんです。どうなることやら。

ただ、この要項を鵜呑みにする限り、過去のボルドー大会に比べるとかなりハードルは下がってるなぁ、と感じざるを得ません。今年のレッジョもそうだけど、コロナ前のメイジャー大会が課していた参加団体への要求がクリアー出来るだけの若手団体を1ダース揃えるのは現実的には困難という判断があるのかしら。

なんであれ、暫くは「改革」よりも「状況維持」になりそうな弦楽四重奏コンクール業界であります。うううむ…

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遠くで祭りをききながら… [ご当地五輪への道]

なんと、ご当地五輪が始まってしまったそーな。
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招聘失敗した晴海オリンピック以来、なんのかんのなんのかんの、佃月島晴海地区住民を10数年にわたりグダグダ引っ張ってきた御当地五輪、数週間前から実質上始まってみると、ブルーインパルスは銀座より東の湾岸地区には来ないし(昼の12時20分から13時までの羽田離発着便を全部成田にまわす、くらいのことは出来なかったのか!)
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選手村は隔離施設だし(とはいえ、アヤシげな連中が遙か佃島の北隅っこまで走りに来たりしてるけど)
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豊洲から向こうにひしめく競技場地区は警官と軍隊しかいかない(どうやら東京駅八重洲口からバスの一部は通っているようだが、行く用事もなし)。

遥か東京駅皇居向こうの信濃町千駄ヶ谷辺りでは、午後11時をまわった今も報道ヘリが舞い、銀座上空辺りまで来て旋回してら。おおおお、なんてこった、ゴジラもヤンキー海鷹黒鷹イロコイも決して入り込まない禁断の空間に、報道ヘリさんが踏み込んでるじゃあないかぁあああ!
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とはいえ、大川がまっ黒な板になった深夜前の湾岸地区入り口は静かなもの。なんせこのご当地五輪、都知事さんがTVで観ろとおっしゃるヴァーチャル・イベントなんだから、立ち並ぶのは関係者以外お断りの各種スポーツ専用仮設TV中継所なわけで、放送や報道を観なければ中央区江東区湾岸地区でやっていようがいまいが判りゃしない。トヨタの関係車両が月島駅上のエネオスに頻繁に出入りし、各県警警察ヘリが新帝都を我が物顔に舞い、大川に御上や民間の警備船がいつもの倍くらいに増えてるだけの
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住吉さん裏祭りの静かな夏がゆくばかり。深川も、水かけ祭りはないんだろうなぁ。いついなったら国際客船ターミナルのノマド場に戻れるんじゃろかい。

今更ながら、こんなご当地五輪になろうとは、晴海五輪招聘で盛り上がっていた頃の薬屋さんの町会長さんも、牛乳屋さんの副会長さんも、路地裏に住んでる区議会議員さんも、思ってもみなかったろーに。

電網の 彼方に臨む 夏祭り

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碧き衝撃は湾岸に至らず [ご当地五輪への道]

先程、狂気のコロナ&灼熱ご当地五輪開幕を宣言するニッポン軍空中広報部隊「碧き衝撃」先鋭チームが、銀座通り上空千メートルくらいを白いスモークを引きながら飛び抜けていきましたです。
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本日は朝から山口県警と熊本県警のパトヘリが立川ベースで新帝都上空を跳び始め、朝っぱらにはやくぺん先生縦長屋塒の向こうを山口県警と我らがトーキョー警視庁32号機が編隊で舞ってます。楽しそうに天樹周辺をぐるぐるしてみたりして。
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数日前から松島や入間近辺の長玉抱えたマニアさんたちからいろいろな話が流れ飛び、やっと本日の昼前に「入間12時20分離陸13時帰投」という公式発表があった。その前くらいから、半ダースもの報道ヘリがこの濃厚で暑い大気を掻き分けて高度2000メートルを超えるなんて、民間回転翼機の性能限界ギリギリまで慌てて上昇、必至に場所取りを行っておりまする。
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マニアさん都民好事家あちこちで空を見上げる真夏が始まった炎天下新帝都、やがてこの狂気のコロナ灼熱世界運動会唯一の都民が無料で見物出来るイベントの現場練習が始まったわけでありますがぁ…

千駄ヶ谷旧津田ホール辺りまで距離にして7キロくらいの大川端縦長屋、緊急事態宣言でいつものシン・ゴジラ視点勉強部屋が閉鎖中なんで、塒の窓から銀座東京駅エンペラー宮殿方向を望むに、東京駅八重洲口真ん前に建設中の超高層ビル上に乗っかる巨大クレーンの向こうを碧き衝撃T-4が突っ込んでくる。
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そしていよいよ描かれる、おお高度成長期懐かし1964年の再現、夢よもう一度の五輪の輪が、誰も居ないスタジアムの上に
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見えませんっ!

うううむ、かつての旭光号碧き衝撃部隊が開会式の最後を飾るクライマックスとして高度3000メートル秋晴れの大空に描いた五輪の輪の記憶に比べると…なんなんねん。報道ヘリの高度から推察するに、高度は64年五輪の輪の3分の1くらいなんじゃないかしらね。石原からアベバブル時代ににょきにょき建ち上がった高層ビル群の上に辛うじて一部が覗けるくらいじゃあないの。この一種の公式であろう広報記事でも、高度の話はしてないんですよねぇ。
https://dailydefense.jp/_ct/17466634

敢えて言います。このイベント、都民に対するお祭り開催の告知イベントとしてはどうだか知らんが、少なくとも膨大な数の競技施設ひしめき、管理運営施設がいっぱいあり、警備の各地県警や陸軍8500人ひしめき灼熱下に汗だくで働き、選手村に大壇幕掲げられる新帝都大川東南の湾岸人工島(元佃は天然だけど)地区の住民とすれば、ダメです。五輪の輪、五輪関係者からは見えません!せめて碧き衝撃部隊が、革命記念日シャンゼリゼ上空パトルイユ・ド・フランスみたいな白煙引いて、晴海から豊洲上空高度300メートルくらいをローパスでもしてくれれば盛り上がれるのにさぁ。

てなわけで、ご当地五輪、開幕しております。このキチガイ沙汰があと2週間も続くのか…

湾岸に 碧き衝撃 伝わらず

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新帝都戒厳令 [ご当地五輪への道]

すっかり夏になった空の下、こんなお仕事のために
http://www.millionconcert.co.jp/concert/detail/2021_09/guide/210923goldberg.html
旭倉庫仮オフィスに積み上げられたCD箱をひっくり返して必要なディスクを探し出した。さても、この作品についての世間での常識レベルで最も新しい情報をチェックしておかにゃならんなぁ、とはいえ緊急事態宣言下、上野は東京文化会館資料館はダメだし(開いていてもこんな定番曲では最新の楽譜を購入しているか判らないし)、手っ取り早いのは銀座のヤマハなりに行ってありったけの楽譜の解説部分を立ち読みしてくることであるなぁ。暑くて嫌だけど、チャリチャリ行ってくるか。

ってなわけで、炎天下、倉庫横の大川跨ぐ佃大橋越えて新帝都中枢方向に向かうやくぺん先生なのであった。こりゃ失敗した、大人しく地下鉄かバスに乗るんだった、と思いつつへこへことペダルを漕いでいると、佃大橋の上をこのところすっかり見慣れたトヨタのボックスカータイプの水素燃料車が追い越していく。先週来、やたらと見かけるようになったなぁ、と思ってたら、今度は聖路加側からトヨタ燃料電池乗用車タイプ五輪車が、やくぺん先生んち御用達の佃の佃煮名店田中屋さんの看板の前を、晴海豊洲側に突っ走っていく。
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へえ、あのタイプも動き始めたのか、おや、また来たぞ。へえ、青と赤の色違いがあるのか、スターフリートみたいに部署で色が違うのかしら。かくて佃大橋を渡り終えるまでのわずか3分程に、総計3台の五輪専用トヨタ車が往来したのであった。

ダラダラと佃大橋を下り、聖路加病院に向けて左折する交差点で待っていると、目の前を築地側からまたミライタイプがやってくる。中央区役所の手前、新大橋通りの築地寄りでも、ボックスタイプ。なんのかんの、昭和通りを越えるまでに総計1ダースほどの五輪トヨタ専用車に出くわすのであった。

流石に銀座有楽町に近づくと五輪裏方車は見かけぬわい…と思ったら、有楽町駅手前辺りから警官が目に見えて増えてくる。銀座通りに行くという本来の目的すっかり忘れ、有楽町駅北側ガードを潜って国際フォーラム前まで来れば、なぁんと、国際フォーラムは完全に封鎖状態。道も半分程度に規制されてら。おおおお、その向こう、旧GHQと帝劇の間を、我が軍のジープ系車両を迷彩服の兵隊が運転してやってくるではないかぁ。
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日比谷公園横から皇居前広場辺り、上空では総務省ビル屋上ヘリポートで埼玉消防に貸与されてる消防庁新型ヘリ
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隣の警視庁にはお馴染みパトヘリ12号機君が、相次いでやってきてはまた出て行く。お堀でケレケレケレと叫んでいるカイツブリの雄叫びも
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すっかりかき消す轟音が桜田門に鳴り響き、目の前を滋賀県警パトカーが曲がっていく。遙か市ヶ谷には入間のチヌークが降りていき、その上には午後3時をまわったか、羽田に向けて副都心上空をJFKからのJAL定期便が降下していく夏の午後。

南の風がそれなりに吹き抜ける皇居前広場、先週までの外に居るとまるでサウナみたいな不快感は流石にない、夏らしい夏ではあるぞよ。

いやはや、結局、新帝都の戒厳令風景眺めチャリチャリこんなところまで来てしまい、本来の目的は果たしていないものの、そろそろお友達のドバト三馬鹿トリオが待つ佃は縦長屋下レギュラーノマド場に戻り、久しぶりに挨拶でもしてやるかい。とはいえ、今や文字通りのオリンピック道路となっているらしい勝鬨橋よりも下流を物見遊山に渡ろうなんてアブナイことはしちゃならぬ。東京駅南側大ガードを潜って、八丁堀まわって湾岸に帰りましょ。

チャリンチャリンとペダルを踏んで、明治生命館横まで来れば、目の前をミライ型五輪車が抜けて行く。国際フォーラム北側もがっつり警備で、岩手県警パト2台がテロリストや反五輪主義者共の狼藉から重量挙げ選手を守るべく2ダースも警官動員して固めてら。
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鍛冶橋交差点では石川県警の車両が曲がってくるわい。フィルムセンターはいつまで休館なんだろーなぁ、と京橋ジャンクションに至れば、ボックスタイプのトヨタ五輪号が出てきて、湾岸方面に向かう。流石に首都高の東になるとトヨタ五輪車が目立つなぁ、と八丁堀交差点を築地方面に折れていくボックスタイプと乗用車タイプの編隊走行を見送ると
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おおおおおお、目の前を我が陸軍の兵隊を満載した冷房無し兵員輸送車が、梶橋通りを湾岸方向に曲がって行くではないかぁ。
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いやぁ、狂気のコロナ灼熱下で世界運動会強行の我が新帝都、冗談ではなく「パトレイバー2」の世界になってきておるわい。

警棒と 軍靴の中に 夏狂う

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グラハム・ヴィック氏コロナで没 [音楽業界]

驚くべきニュースが飛び込んできました。
https://operawire.com/obituary-leading-opera-director-graham-vick-dies-at-67/?fbclid=IwAR3KSmEknp_vfRImh0oKcKEkvrFW9J8KRx_sRbHIJzGwt6_Wsu0a0cC8Yt4

バーミンガム・オペラのディレクター、現役バリバリのオペラ演出家グラハム・ヴィック氏が COVID-19でお亡くなりました。このコロナ禍で音楽業界から失われたいくつもの命がありますが、ホントの意味での現役アーティスト、演出家という仕事から考えればこれから大きな仕事もあり得る、という意味では、もっとも大きな損失のひとつでしょう。

上に貼り付けたoperawireの下の方に映像もいくつか出ていますが、なんといってもこの方の業績としていちばん重要なのは、2012年ロンドン五輪関連文化事業として上演された《光の水曜日》世界初演の演出でありましょう。こちら。
https://yakupen.blog.ss-blog.jp/2012-08-26
やくぺん先生が眺めたものでは、他にもこれとか。
https://yakupen.blog.ss-blog.jp/2014-11-10

昨年のコロナ渦の配信大流行のときに、ちょっとだけ一般公開された映像があるようですが、今はこんなものだけかな。
https://www.birminghamopera.org.uk/blog/mittwochwednesday

笑える演出をちゃんとやれる方でしたので、なんとか《光の火曜日》をやって欲しかったです。

合掌…と閉めるのも虚しい。せめて、なんとか初台の《ナブッコ》を公開してくれないかしら。

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アルプス時計回りをしようとすると… [たびの空]

数週間前から狂気のご当地五輪が始まり、周辺住民の最大のテーマは「いかにしてこの期間にとんずらするか」なのだが、緊急事態発令で御上は足止めをソフトに命じておるわけで…いやはや。

といわれても、有用至急のお仕事はあるわけでありまして、やくぺん先生ったら、先週末、遙か加賀は前田さんの地へと二度も足を運ばねばならぬことになったわけであーる。一応、商売原稿なんでこんな無責任私設電子壁新聞に記すわけにはいかんのじゃが、いやぁ、ミンコ翁&OEKの皆様、ホントにホントにありがたぁいものを聴かせていただき、この状況でこんなことを実現したスタッフの皆様含め、どれだけ感謝してもし足りない気分。なんせ《運命》が終わった瞬間に、お願いだからもう一回頭からやってくれんか、と思ったなんて…もしかして生涯初かもしれんなぁ。ともかく「ベートーヴェンは刻みとsf」という当たり前の事実をこれほどハッキリ判らせてくれた再現は、そうそうないんじゃないかしら。今時大流行の有料配信をやらなかったのは、とっても残念。€20で世界に有料配信して、50万回再生させれば、年間予算だって出せる…わけないけど、それくらいの意味はあるもんでありました。

そんなこんな、興奮の一夜が明け(ってもこのご時世、加賀料理並べてやったやったの打ち上げ大宴会なんて全くあり得ず、関係者へのご挨拶だけ夜は更けてしまうのであったが…)、さても、当然ながらコロナと狂気の世界大運動会が待つ新帝都に戻らにゃらんのだが、1日挟んだ土曜日午後には茅野駅前でエクの演奏会がある。前田の国から新帝都に戻り、また甲斐の国抜けて信濃の入口の湖が見える辺りまで戻るのは、もの凄く無駄足だなぁ。それならダラダラとアルプス越えて、あちこちに点在する温泉にでも浸かって作文やら資料整理やらやってたって同じじゃんかぁ。だって茅野って、旧葛飾巨大柿の木の上を飛び越えて横田空域とアルプス跨いで実質飛行時間半時間の空の道なら、離陸後10分で上空通過するところじゃないの。小松から松本空港への山越えだけのコミューター便が存在すれば、30分で着いちゃうぞ。

てなわけで、やくぺん爺さんったら新帝都は中央駅の窓口に行き、「おねえさんおねえさん、わしゃ、小松駅から乗って金沢で途中下車、翌朝はようから信越本線を乗り継いで越中富山から親不知を抜け、糸魚川で大糸線で安曇野下り、松本から中央線で諏訪の辺りまで行き、茅野からここまで戻って来たいんじゃが、普通乗車券だけでいいんで、出してちょうだいな」と頼んだら…うううん、という顔をして引っ込み、暫く待たされた挙げ句戻って来て、ダメです、と言われましたぁ。

えええ、どうしてこんな簡単な切符出せないの、富山から高山線下って途中で多治見に向かい中央線で木曽路延々東進したい、とか、直江津まで行って信越線に乗り換えて長野から篠ノ井線まわりで塩尻に向かい、とか、妙なルートを行ってるわけじゃあるまいし。ただひたすら真っ直ぐ北陸本線に乗り東に向かい、大糸線に乗り換えて南下してくるもの凄く単純なルートじゃないのぉ!

ところがどっこい、21世紀も20年代となった今、雷鳥さんとことこ歩くニッポン・アルプスを各駅停車でぐるりと時計回りに移動するのは、極めて面倒なんだそーな。だって、新幹線開通で北陸本線は今や金沢止まり。そっからは線路は続いているものの、各県に放り投げた第三セクター鉄道になり、なんと糸魚川まで3つの私鉄を乗り継いでいくことになる。で、それぞれは地域運行しか考えておらず…って、まるでローカルバスの旅みたいなことになってる。当然、運賃もそれぞれの区間単純積み上げで小松駅から東京駅までの運行距離による長距離運賃適応もなく、それどころか南小谷でJRが西から東に変わるのでそこで運賃がまたいちどオシマイになり、無論のこと途中下車の制度などもなく…

かくて、天下のTokioハウプトバーンホフで購入出来るチケットは、JR東日本管内の南小谷から松本塩尻経由東京都区内行きの普通乗車券のみ。勿論、金沢から糸魚川まで新幹線をご利用いただけるなら小松南小谷のJR西日本管内チケットも発売は可能ですけど、ってさ。

んでもて、なんのかんのなんのかんの、やくぺん先生乗せた1日朝に1便しかない羽田小松便ANAの737は、荒川放水路北上し旧葛飾オフィス跡地を雲の切れ間に眺めながら茅野上空からアルプス越えて、我が軍の先鋭アグレッサー部隊が飛び回るイーグル聖地小松に到着。轟音轟く下を路線バスで空港ターミナルから新幹線建設に沸くJR西日本小松駅に向かう。みどりの窓口のお兄さんに、トーキョー・セントラル・ステーションのおねーさんに頼んだ切符の南小谷から上の部分をくださいな、とお願いしたところぉ…なんとなんと、この地に及んでも金沢から先の南小谷までの通しの切符は買えないとのこと。何でやねん、線路はがっつり続いてるじゃないのぉ。ともかくダメというので、PASMOストンと改札を通り、半時間ほど揺られて金沢駅。今度こそ、と金沢駅石川鉄道窓口で一生懸命定期券を販売しているお嬢さんに「南小谷までとは言わぬが、糸魚川まで各駅停車の切符ちょうだいな」。そしたら、これまた「ダメです、とやま鉄道の区間までしかうちでは販売出来ません」って。

もう面倒になって来たんで、皆の衆には、金沢駅の時点でやくぺん先生が手にしていた切符をご覧にいれようぞ。ほれ。
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糸魚川から南小谷までは、新幹線切符の購入で恐らくは二度のワクチン接種を終えた善男善女が列を成すJR西日本みどりの窓口で購入したものでありまする。金沢駅券売機では、この区間は売ってませんでした。ちなみに、石川鉄道は窓口でクレジットカードが使えませんっ。なんなんねん!

これらの切符を手にし、朝の7時前に通学高校生の群れに紛れて始発新幹線と一緒に金沢駅を出発したやくぺん先生の信越線大糸線篠ノ井線中央線たびの空、上諏訪温泉に至るまでの道程は、まあ、暇な方はFacebookのやくぺん先生世を忍ぶ仮の姿をご覧になれば出てきますので、お暇ならそっちをどうぞ。
https://www.facebook.com/yawara.watanabe
それしても、新潟の三セク内にはこんな告知やら
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南小谷駅にはこんな告知やら
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今や旧国鉄グループさんにとって、各駅停車の貧乏人旅は、ホントに面倒なだけの連中なんだなぁ。北陸三セクはダメだけど、来週になって青春18キッパーが出現すれば、大糸線は大混雑になるんだろーが。

諏訪湖の宿で、温泉浸かって、松本駅構内限定というこんなお米たっぷり弁当を喰らい
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結局、原稿はメモの整理だけで今に至ってしまった梅雨明け信州の夏なのでありましたとさ。

ちなみに、糸魚川駅三セクとJR共用の改札で現金のみ精算した市振~糸魚川の運賃は550円也。この区間、乗車していたのは3名でありました。小松~金沢は510円。さても、JR東日本大人の休日倶楽部初心者老人カードでの区間5%割引きを適応してのやくぺん先生の小松~東京都区内の運賃総額は、9430円也でありました。これ、安いのか?

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恐怖のご当地五輪まさかの開幕っ! [ご当地五輪への道]

後の歴史の為に記しておきましょう。本日昼前、月島の南の端っこ、勝ち鬨に近い某所に用事で、今にも降りそうなアヤシげな21世紀新帝都梅雨末期の豪雨を齎す黒雲を見上げながらチャリチャリと佃から月島へと南下しようとしてたら、佃小橋の辺りから、ヤンキー治外法権高度程ではないにせよ、法定高度ギリギリくらいをTBS報道ヘリが轟音をたててぐるぐるまわってら。場所は月島の南端から晴海上空。
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なぁるほど、どうやら今や地域住民を恐怖に陥れている呪われた祭り、トーキョー、ってか、感覚的には中央江東区五輪のメイン施設にして、やくぺん先生の奪われたノマド場たる晴海埠頭地域の五輪選手村が開村なのであろう。世間の話題はコロナと大リーガーニッポン選手ばかりで、意図的に話題から避けられてるよーな気がしないでもないけどさ…

やくぺん先生の現在の仮オフィスたる旭倉庫の前、西仲通に平行する大川沿いの道をチャリチャリ下っていくと、向こうからマスクも付けないまっ黒なアスリートらしき異国の人っぽいお姉さんがたったったと走ってくる。そして、上空にはNHKのANA塗装報道ヘリもやってきて、西仲通の新しいランドマークになっちゃった新ハイライズの上をかすめてら。
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どうやらこれは小川会長が第一生命ホール横の現地事務所に乗り込んだか、開村式でガースーそーりが演説でもやってるか。ま、なんであれ、まるで原発か米軍基地みたいな隔離施設になってしまってる選手村近辺、近寄りたくもないので、どーなってるかなんてわかりゃしない。

とはいえ、このところ、トリトンの東側に仮設された京成BRTバス停留所周囲を埋め尽くしていた実質的にこの運動会をやってるトヨタさん提供の水素自動車が、大川跨いで島と新帝都中枢の間を盛んに行き来してたし
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これは月曜日昼過ぎの佃大橋上。佃側から聖路加方向に渡りきるまでの間に、上り下り1便づつ、トヨタ五輪水素車が吹っ飛んでいきましたとさ。

かくて、まさかまさかの「ご当地五輪」、とうとうホントに始まってしまった。世間ではどうも開会式がお祭りのスタートと信じてらっしゃるようだが、10数年来の恨み辛みが籠もったご当地五輪、もう数週間前から、すっかり始まっておりまする。

その後の報道に拠れば、どうやら開村式とかはなく、上空の報道ヘリはぐるぐると中をのぞき込む映像を収録していただけだったよーでありますな。

んで、この直後、何故か晴海地区を中心に勝ち鬨月島の南半径1キロくらいだけに、天が呆れてバケツひっくり返しちゃったみたいな猛烈な局地集中豪雨が襲い、報道ヘリ君達は早々に塒に退避したようでありました。ちなみに、島の北端の佃では、全く降らなかったとのことでありまする。

ご当地五輪、始まってしまった。知る人ぞ知る月島の老舗音楽スタジオのオーナーさん、土砂降りの空を眺めながら曰く、「ともかく出来るだけで外に出ないようにするしかないわよね。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b69d26a1f84ecb358e018c2180008617194f6e9?tokyo2020

呪われた祭りが、新佃嶋界隈にやってきた。さあ、どーやってこれからの数週間を逃げ切るか。

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パヴェル・ハースQのシン・ヴィオラ奏者はなんと! [弦楽四重奏]

遙かプラハから、なかなか興味深いニュースが飛び込んできました。
https://www.casopisharmonie.cz/aktuality/pavel-haas-quartet-predstavil-novou-clenku-a-zacina-opet-koncertovat-nazivo.html

チェコ語で判らん、って言われても、あたしも困ってます。で、しょーがないから直接本人のところに行くと、今時の若い人らしくFacebookにちゃんとページがあって、ほい。
https://www.facebook.com/luosha.fang

要は、「パヴェル・ハースQのヴィオラになって新しく写真を撮って貰いました」って情報以上はありません。公式ページはこんなん。
https://www.pavelhaasquartet.com/en/

って、多くの方が吃驚しているのは、チェコの著名弦楽四重奏団にアジア系の奏者が入る、というアメリカ合衆国なんかでは議論出来ない微妙な話でありましょうが、ちょっとヴィオラ業界に関心ある方なら、もっと腰を抜かしてるんじゃないかしら。だってこのシン・ヴィオラ、このページのトップに写真が掲載されてるお嬢さんだもんね。
http://tivc.jp/

そー、新帝都は紀尾井ホールで開催されてる今井信子さんのイベント、東京国際ヴィオラ・コンクールの前回の優勝者さんではありませんかっ!
http://tivc.jp/results/2018/

いやぁ、なんだか凄いなぁ、このコンクール。だってね、その前の回の2等賞さんは
http://tivc.jp/results/2015/
なんとボルドー大会でちょっとビックリな優勝をしたアキロンQのヴィオラ奏者だったわけで(その後、辞めたけど)、天下のレッジョとボルドーの両大会を制した団体のヴィオラ奏者を出してるんだから。流石、今井さんだなぁ、と驚嘆するのであった。

とはいえ、現実問題として、ペテル夫妻社長はプラハ拠点で、中央駅の南東の丘の麓のアパートにお子さんと住んでるわけで、そんな団体に加わることになるわけだから、なかなか大変だろうなぁ。そもそもチェコの弦楽四重奏というのは、些か特殊な営業の形をとっているのが一般。欧州内では比較的生活費が安いチェコに住み、生活し、集中的に練習し、欧州やら世界各地にツアーに出ていく、というやり方。まあ、ハースQは極めて少ないレパートリーを猛烈な完成度に仕上げて限られたプログラムで世界ツアーをする、問いやり方をしている団体で
https://yakupen.blog.ss-blog.jp/2016-09-13
レパートリー表にある作品ならなんでもやりまっせ、という普通の「常設団体」とはちょっと違うとはいえ…うううむ。

この団体、セカンドはなかなか難しいもののヴィオラは創設から極めて安定して活動していたんだけど、奥さんが急逝してしまい小さなお子さんを育てるために世界をツアーして歩く生活が出来なくなり涙ながらに交代、以降、シュカンパQから急遽助っ人を…
https://yakupen.blog.ss-blog.jp/2016-09-26

どんな状況であれ、新メンバーを迎えてまた安定した活動が出来ることを…それ以前に、そもそもちゃんと世界ツアーが出来る世界に早く戻りますように。

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