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閉店間際シジュウカラ・レストラン大混乱 [葛飾慕情]

ホルムズ海峡からパキスタン、インド亜大陸の付け根に沿ってネパールからミヤンマー辺りを飛び越え、そのまま中国に突入し、あれよあれよと上海に至り、九州突っ切り東海道を遙か太平洋で跨いで昼過ぎに成田に戻って参りました。明日の東京湾岸でのエクの《フィガロの結婚》はどうしても聴かねばならぬので、1日半に満たない一時帰国です。

ともかく葛飾オフィスに戻ったら、わあああ、たいへんだああああああ!
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シジュウカラ輪っか飯が食いちぎられ、レストランの下に無残にも散らばっているではないかぁ!

こんなこと、小さな飛ぶ方々を狙ってる猫さんには無理だし、無論、シジュウカラさんにはとても不可能な力仕事。証拠もなしに犯人を断言するわけにはいかぬものの、まあ、誰が考えても、やったのはあいつでありましょー…

ったら、早速、「いるんなら蜜柑出だぎゃー!」と最も犯人濃厚な奴が
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素知らぬ顔で叫んでおるわい。いやはや…

大洗濯をして、バタバタあちこちに連絡して、なんて雑務に励んでいると、つつぴつつぴい、と小さなお声がする。おお、シジュウカラさん、ご夫妻で入らしているどころか
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おいおい、落下した輪っか飯の残骸を美味しそうにつまんでいらっしゃるではありませんかっ。

なるほど、今年の悪辣狂暴ヒヨちゃんずが完全に制空権を握っている状況では、数で押し切る雀たち、基本、大阪のオバチャンみたいにモノに動じないめじろんたちとは違い、ヒヨちゃんとの闘いが得意ではないシジュウカラさんたちとすれば、必要なひまわりの種やら油やらをサッと拾って、遠くの柿の枝まで持ってってゆっくり割っていただく、という作業がいちばんやりやすいのであろう。そういえば、輪っか飯は減らないのにカップ飯はしっかり減ってるわけだし。

下に落ちた輪っか飯の中身をカップ飯の中に入れてやると、早速シジュウカラさんご夫妻、カップに張り付いて
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ドンドンいただいてくれております。
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日本列島の白くてしっかりしたネクタイのシジュウカラさん、やっぱり飯はどんぶりに限るでつつぴぃぃ!

もう弥生も半ば。どうやらこの冬はすっかり「お持ち帰り専門」になってたようなシジュウカラ・レストラン閉店間際の騒動でありましたとさ。もう梅も咲き、桜の季節だから、めじろんたちはそっちでちちちちちとヒヨちゃんらと闘ってくれたまえ。

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