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燕っ子・柿の実っ子 [葛飾慕情]

先週来の地獄のような作文週間、やっと一息つきましたです。いやぁ、ホント、肉体精神とも、体力がなくなったもんじゃわい。歳は取りたくないのぉ、婆さんや…

年に何日あるか判らない、まるで極東の島国の帝都とは思えぬ爽やかな日があったようだけどそんなことお構いなしにぼーぜんと日々が過ぎ、気が付けば、なにやら大気は湿気はじめ、荒川放水路東の新開地、東京天樹に日が落ちるここ葛飾も、そろそろ梅雨の空気が漂い始めてます。

数ヶ月前までは兇悪ヒヨちゃんがめじろんを追っ払うべく叫び、案外と根性座ったシジュウカラさんご夫妻が追いかけっこの目を盗んではレストランからひまわりの種をテイクアウトして一生懸命つんつん割ってた巨大柿の木向こうの電線から聞こえてくるのは、ぎぎぎぎっぎぃ、という歯ぎしりみたいな声。そー、向かいの町工場の軒先に毎年おうちをお作りになる燕さんファミリーでありまする。
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今年はどこにお家を作ったんだか、どうも良く判らないんだけど、ともかく大好きないつもの電線にとまっては燕さん体操でのびのびぃ、っと毛繕い。もうすぐやくぺん先生の作文作業場前の低い電線に燕っ子らが並んで、ごはんちょごはんちょ、と大騒ぎし始めるのでしょう。

いつのまにやらすっかり緑の固まりになった巨大柿の木にも、ほれ、新しい子供達。
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まだ直径1センチ程度だけど、どんどん育って、落ちる奴はどんどん落ちて、大きくなった子供たちを連れて燕ファミリーが南に去り、周囲のお宅にやくぺん先生が頭下げてまわるようになり、木枯らしが吹き始める頃になれば収穫の祭り。

あと何度このサイクルを眺めるのだろう…と自然に思えるのは、本格的に爺になってきている証拠なんだろーなー。

半寸の 柿の実落ちて 夏近し

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