嗚呼、４連発

原稿の量産体制にあり、頭動かず。で、昨日嫁さんのところに送られてきた8月号の月刊業界誌"International Arts Manager（IMA）"から、日本語では殆ど報道されなさそうな悲惨な話を連発して、今日はお終い。

その１：ブダペスト・フィルハーモニック・オーケストラは、国からの補助金が運営費の２割までにカットされる事態に抗議。５月末にはハンガリー文化省前で葬送行進曲を演奏した。

その２：来年解散が予定されているミュンヘン放送オーケストラを存続させるための案が提示された。オーケストラは維持されるが、演奏家は７０名から５０名に削減。労働時間と給与は１割カットされ、芸術予算は半額とされる。

その３：ポルトガルのグルベンキアン・バレエ団は、財団の決定により、創設４０年をもって解散されることになった。インターネット上でバレエ団を守れという運動が始まっている。

その４：５月９日からの団員によるストライキが継続されているため、モントリオール響は夏のシーズンを全てキャンセルした。

うううん、日本国は平和ですねぇ。ちなみに今月号の特集は台湾です。なお、この業界誌について知りたい方は、うちの奥さんの今日のブログをみてちょーだいな。
http://sqcafe.at.webry.info/200508/article_21.html
IMAのホームページは以下。うーん、勉強になるなぁ。
http://www.api.co.uk/acapnewiam.htm