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日本郵政が描く麗しき佃映像詩 [新佃嶋界隈]

明日まで秋の交通安全運動実施中です。皆さん、ドイツ人のように車が走って無くても赤信号は守りましょう。実際、6月頃に佃仲通りと佃大通りが交差する信号で、深夜に営業者とバイクの追突があり、どっちかが信号無視をしていたのは明らかなんだけど、双方の証言が全く食い違っていて、月島警察が頭抱えてるそうです。こーゆーんは困る。うん。←本日午前中、雨が降る土曜日で交通安全週間も開店休業状態の町会詰め所で警察事情通の長老から出てきた話。

さても、そんな席に、佃二丁目町会長がなにやら映像をプリントアウトした紙を持ってきた。佃一丁目の露地とか、佃小橋とか、それに中央佃郵便局などが映っている。なんですか、これ、と尋ねると、「郵政民営化のテレビコマーシャルですよ、いろんなのがあるらしいが、ひとつが佃。撮影には何人も来てたなぁ」とのこと。

小生は一度も眺めたことないCFだけど、どうやら日本郵政グループの公式ホームページで眺められるようだ。佃のCFに行くのはなかなか大変です。行き方を伝授しようぞ。
①まず、http://jpgroup.jp/?ad=adの郵政グループ公式頁へ行く。
②Flash版はこちら、という側のenterをペチョっと押す。
③新しいウィンドウが開き、なんぞ音楽が流れ始めるが、無視して、左下の「ギャラリー ひとりを愛せる日本へ。」というところを押す。
④なんぞいろんな地方の画像がでっかく上に出るけど、無視して、「次へ進む」を押す。
⑤テレビCMというところを押すと、いろんな場所で撮影した5種類のヴァージョンが出ます。その真ん中にある、佃堀の向こうにリバーシティが林立する毎度お馴染みの佃風景がありますので、これをポチョと押す。または、下の「全員登場スペシャルCM」なるものの東京都中央区というところを押す。正気では聞いてられないような歯の浮くようなナレーション(コイズミ元そーりに読ませれば良かったのにぃ)は無視して、映像だけ見物して下さい。

さても、なんというかねぇ、佃住民とすれば、「おおお、世間の人が抱きそうな東京の下町という幻想を麗しく結晶化させた映像だなぁ」という感想であります。それぞれの対象となった地方の方々がいろんな事を思うんだろうけど、少なくとも佃に関する限りは、ここまで典型的に麗しい直球一本槍のステレオタイプは今時描かれることも珍しいんで、それはそれで貴重でありますね。町会長さんや町会長老でK1好きなY翁なんぞは、この映像に出てくる人たちは殆どを固有名詞で判るらしい。ま、そういう人にはホントに嬉しい映像詩だろうなぁ。

ちなみに、この麗しいのみの映像で流れているのは、郵便局を除いては全て佃一丁目です。最後の郵便局だけは、我らがなーんにもない二丁目を吹っ飛ばして、清澄通りを渡り、三丁目にあります。ゆふいん音楽祭東京広報部小林基金がお金を積んでるのもこの郵便局でありまする。

恐らくは佃地区全ての民家の中でも最も郵便量が多いであろう我が厄偏庵でありますが、残念ながら、郵便局の配達さんとの個人的な交流はまるでありません。この地区は昔から大きなK猫Yの集配所があり、今もYさんは細かいブロック単位で担当者がいて、台車押して走り回ってる。京橋郵便局からの配達の人に声をかけられたことはないけど、Yの配達主任さんは「やくぺん先生、おはようございます、今日はなんにも来てませんよ」と声をかけてくれる。先月など、露地ですれ違ったとき、いつものように「暫く出かけるから止めといて」と頼んだら、こんどはどこだという。バンフというカナダの山奥だというと、タンクタンクローみたいな主任さん、「へえ、私の兄弟がカルガリの日本食屋で板前やってるんですよ」と仰ってましたっけ。

日本郵政公社、他はどうだか知らぬが、すくなくともあなた方がイメージ広告で取り上げた佃地区では、圧倒的に宅配便会社に負けてますぞ。

郵政民営化になって、ドイッチュ・ポストのポストホルンマークが10年後くらいには日本でも視られるようになるのではないかと予想しているんだけど。どーじゃろかねぇ。

そうそう、昨日金曜深夜の「タモリ倶楽部」は、なんと当電子壁新聞ではお馴染みのネタ、「幻の東京万博」で、勝ち鬨から晴海の大特集でした。テレビ局の皆さん、あんたらどっかに取材に行く制作費がないのかぁあああ!


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