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東京都主催のシュトックハウゼン・セミナー [現代音楽]

どんなに無茶苦茶をやろうが、どんなに無駄に税金を使おうが、どんなに見え透いた増税を意図しようが、東京都民の半分くらいから愛され、どこまでもお慕いしますと表明される愛すべき我らがイシハラ都知事が、また素晴らしいイベントをやってくれるようです。あんまり知られてないので、この猛烈に忙しい中、この電子壁新聞でも勝手に宣伝しましょ。

ええと、来る5月12日から17日、あのイシハラ都知事の息子さんの絵画が壁面を飾る(のかな、今でも)ちょっと話題のトーキョーワンサーサイトで、「インターナショナル・アンサンブル・モデルン・アカデミー2008&シュトックハウゼン・コース」なんてもんが開催されます。詳しくはこちらをどうぞ。まだセミナー学生募集中みたい(添付ワードファイルは3月末に締め切りになってるけど、ウェブページの方は4月15日締め切りになってる…何が起きてるやら)。何をやるのかどこを見ても判らないけど。
http://www.tokyo-ws.org/news/index.html
こういう名前なのに特別講師がオペラシティのイベントで来日してるスティーヴ・ライヒってのも不思議だし、果たしてこのくらいのメンツで「アンサンブル・モデルン」なんて名前出していいんかなぁ、なんて思わなくもないし(昨日だかトヨタのシュミードル御大ピックアップメンバーオケの面々が港区だかの小学校で500人を前にした超巨大アウトリーチをやり、各メディアに「ヴィーンフィルの響きが出前演奏会」なんてもの凄いことを書かせてるのを眺めれば、これでも十分に「アンサンブル・モデルン」なんでしょうけど)。ま、事情がどうあれ、こんなことをやっていただけるなんてさすが潰れそうな中小企業に無担保でお金貸してくれる程の太っ腹さがある我らが東京都だ、とありがたああぁく感謝しましょうね。うん。

それにしても、どーにもよーわからんですねぇ、このセミナー。5月16日にはシュトックハウゼン・コンサートも予定されてるそうなんで、その筋にご関心の方は、素直に喜びましょうね。

この調子なら、東京オリンピック記念文化事業として、晴海に仮設劇場とヘリポート設営し、警視庁消防庁を全面的に動員し、世界初の「光」全曲上演でもやってくれるんじゃろか。期待しましょう。ひとえにシュトックハウゼン御大のため、東京オリンピックを我らが晴海に!

なお、例の東京オリンピックに向けた都の文化審議会ですが、既に業界内ではいろいろとロクでもない噂話が飛び交ってるとも。無論、とてもこんなところには書けません。そのうちに週刊新潮やら週刊現代なんかが面白おかしく書くかもしれませんから、期待して待ってて下さい(イシハラ知事シンパメディアには無理かな)。
いやはやぁ、というか、なんだかなぁ、というか…最終的に某巨大広告代理店に我ら都民の税金が落ちるだけの結果にならなければよろしいのですけど。うううううううううん。
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