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雪のチャリティコンサート [音楽業界]

雨が雪にかわる中、東京タワーの展望台で「ハイチ大地震緊急支援チャリティコンサート」が開催されました。
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内容につきましては、明日の朝までに某誌に原稿を入れねばならないので書くわけにはいきません。時事通信さんが来てましたので、どっかの新聞なんぞが買ってくれれば記事になって出ることでしょう。

こんなに短い告知で、文字通り「お足元がよろしくない」中を、よくまあこんな高いところまでこれだけの人が上がってきたなぁ、って驚くくらいのギュウギュウぶりでありました。裏方では、二宮さんから話が来たけど自分のところでは応えられなかったアーツNPOの職員さんが、ボランティアとして働いてたりして。

せっかくだから、作曲家としても皆様ご存じのブルース・スターク氏の演奏を。主催者にドーネーションするつもりのある方のみ再現しても結構です。そんなつもりのない方が再生すると、貴方の心の中に罪悪感と恥じらいの火が点り、未来永劫燃え続けることになりますので、そのつもりで。
さあああ、聴いちゃった貴方、もうコンサートに参加しちゃったのと同じなんだから、NPO「難民を助ける会」にドーネーションなさってください。500円でも10ドルでも10000スムでも結構ですから。以下のホームページからクレジットカード決済が出来ますよ、さあどうぞ。
http://www.aarjapan.gr.jp/lib/act/act1001-1haiti.html

NPO副会長と、飄飄と我が道を行ってたヴァイオリンの天満さんのご挨拶もどうぞ。

結果としてどれだけの額のドーネーションがあったのか、現時点では小生は知りませんです。自分のことだけを言えば、この取材で出てくる原稿料+αをアクリルボックスに放り込まさせていただきました。目標は100万円だったそうですけど、さても、どうなることやら。

東京タワーから眺める重たい雪は、東京じゅうにボコンボコンと落っこちて、豆まき準備が進む増上寺の上にも、どうやって大川を超えるやらマッカーサー道路の上にも、べとべと溜まっていく。
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赤道にも近いハイチの有様に強引にオーバーラップする、虹の彼方の月まで飛んできそうな、2月の雪。

追記:共同通信発の記事、幾つかの地方紙が買って掲載したようです。肝心の毎日には載らないのが不思議だが。あの角度から撮影するとこういう絵図らになるのか、勉強になるなぁ。
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010020101000812.html

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柳瀬房子

難民を助ける会 会長の柳瀬房子と申します。

渡辺和さま、そして、この読者の皆様に、コンサートを、支えていただきまして、感謝申し上げます。綾野さんのおかげで、このブログにもたどり着き、拝読することができました。
http://www.aarjapan.gr.jp/lib/act/act1001-1haiti.html 
http://www.aarjapan.gr.jp/lib/event/event1001-4haiticoncert.html
で、報告いたしておりますが、当日の、募金は、55万598円になりました。

仰るとおり、無料のコンサートで、「募金をとお願い」しましても、日本では、なかなかなじまないことです。大変な、募金額かと思います。
「改めて呼びかけて送金します」と言う方も、また、既に集まっているが、こちらに寄付します。と、今後も引き続き応援がありそうで、見知らぬ方々に、頭が下がります。

元NHKのMさんから(綾乃さんを以前ご紹介いただき、目黒の事務所で、綾野さんの演奏も聞かせていただいていました)このコンサートのご相談が私の元に入ったのは、一週間前です。30年間「助ける会」を、ボランティア(常勤持ち出し)で、管理運営の責任者として、活動してまいりましたが、こんな無茶な話はありません。
第一、日は、決まっていても場所がわからなければ、広報ができません。出演者は、次々と名乗り出ていただいている。募金先を「助ける会」にするから、後援になってくださいといわれても、有難いけれど、責任もてないと思っていました。ところが、関係者に、余りにも、ご縁のある方々ばかりで、熱意にほだされました。また、無償で、会場提供いただくにしても「誰が、このコンサートの、責任を取るか」ということもあり、主催者になりました。様々な大学のチャペルを、あたりましたが、試験のシーズンを忘れていました。
何とか、東京タワーから、発信することができまして、なせばなると、61歳になって、初めての経験でした。
ピアノがキーボードで、ピアニストの皆様には申し訳なく、リハーサルにも余り時間がかけられず、出演者の方々には、いずれ、それぞれが、最高の状態で、演奏できる場を、考えなくては、申し訳ないなと思っています。

吹雪の演出もあり、有難いと感謝するのみです。
ハイチの皆様へ、ちゃんと支援が届くよう、引き続き努力いたします。
有難うございます。



by 柳瀬房子 (2010-02-03 11:36) 

Yakupen

柳瀬様

丁寧なご報告、有り難う御座います。昨日、関係者の方から結果の額は耳にしており、「音楽の友」誌編集長にも伝えたのですが、〆切りまでに確認している時間がなく(昨日昼が入稿終了だったもので)残念ながら見送らざるを得ませんでした。このような形で、公式な募金額をお伝え出来て幸いです。

それにしても、あんな無茶な日程であれだけのことがやれたのは、やはり神様がやりなさいと背中を押してくれたからなのでしょう。額はともかく、こういうことが出来た、ということは、関わった全ての人々の勇気になったと思います。

ハイチの現場で働いてらっしゃる方々にくれぐれも無理がありませぬよう。残念ながら、皆様が倒れちゃったら後に続く人を探すのはホントに大変なんですから。


by Yakupen (2010-02-03 13:12) 

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