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やっぱりちっとも楽じゃない [弦楽四重奏]

12日の深夜、かつてディオティマQで日本の聴衆をビックリさせたパリ管の千々岩氏がオケの仲間とまた始めたティモスQの演奏会が終わって戻ってきました。今回、ボルドーまで来ることにした理由のひとつが、この新ちぢりんクァルテットが聴けるからでもあったわけで、なかなか充実しておりました。白熱した試合の最中に模範演奏みたいに弾かされるのはしんどいでしょうけどねぇ。

さても、ボルドー弦楽四重奏コンクール、1次予選の結果は以下。ご覧あれ。
014.JPG
2つが落ちて、7つも残しました。まあ、なーんにも面白くないくらい順当。あと2つくらい落とすつもりだったらいろいろ波乱もあったかもしれないけど、ま、順当なとこでしょう。

この調子だと、土曜日の本選に5つ残すかもしれないなぁ。正直、今回はずるいくらいに飛び抜けた元ペンギンどもがいるけど、どういうわけかガラテアもアマリリスも、それにプソフォス、アルデオと続くおフランスお嬢さんクァルテットの系譜を弾くツァイーデも、そこそこ行けそう。最後は当日のガチンコ勝負、なんて弦楽四重奏コンクールには珍しい展開になるやも。どうしてこんなことになったか、いろいろ分析すると話はつきぬものの、余りにも専門的に過ぎるんで(音楽的に難しいんじゃなく、この数年のコンクールの流れが判っていないと話が見えない、ってこと)、また別のところで。ともかく、ボルドー大会、順調に進んでおります。

明日、って、もう今日になったかな、5月13日は仏蘭西国は祝日でお休みだそうな。朝の10時過ぎから5団体が弾くとなると、なかなか大変だわい。コンクール、それも一番白熱する2次予選だもん、弾く方も聴く方もやっぱり楽じゃないわさ。

本日昼過ぎにはベルギーから弦楽四重奏夫人も到着、舞台にも客席にも役者が揃った。深夜になればコートも欲しくなるくらいに肌寒いジロンド川の畔も、いよいよ大会らしく盛り上がって来たぞ。13日のジロンド河畔の陣、お近くの方はボルドー市立大劇場へ是非どうぞ。太っ腹市長の御陰で、またまた無料ですよ!

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