ボロメーオQNYタイムズ芸術欄トップを飾る！

NYは日曜日の朝です。寒そうです。で、急いで出なければならないので、ともかく一報のみ。

金曜の晩に会ったときに本人らに教えて貰っていたんですけど、本日付ニューヨークタイムズ、日曜版アーツ別刷りのトップに、ボロメーオQがでっかい写真付きで出てます。ウェブ版もトップになってます。これ。
http://www.nytimes.com/2011/01/16/arts/music/16string.html?_r=1&ref=music
先週、NYからタイムズの比較的ジャーナリスト系の動き方をするダニエル・ウェイキン記者がわざわざボストンまで来て、カメラマン連れてきて、でっかい取材をしていったとのこと。

中身は見て頂ければ判るように、当電子壁新聞読者諸氏にはお馴染みの、例の「パソコン楽譜＆ライブ・エレクトリクス演奏」のこと。これだけでっかく取り上げられるということは、逆に言えば、ニックたちが始めてもう足かけ３年ほどになるこのやり方、まだまだ追随するアホは出てこない、ってことなでしょうねぇ。

金曜日も、マンハッタン某所ででっかいスピーカー並べ、足はキーボード押さえるバッハやって

後半はベートーヴェンの手書き譜のニックが演奏中に眺めているページをそのまま後のプロジェクターに投影するラズモの３番、というトンでもないコンサートをやりました。

もう彼らのキャリアではショーケースというわけではないんだけど、CMAコンファランスに来てるアメリカ中の主催者のかなりが狭い会場に押しかけ、ちょっと危険な程のパッツンパッツン状態だった。だって、ここはIRCAMかぁ、と呆れるほど床に線が這いずってるんだもんさ。誰が引っかけて倒れないとも限らない。

てなわけで、ともかく、お暇な方はご覧あれ。室内楽、それもクァルテットがニューヨークタイムズ日曜版芸術欄のトップに来て、所謂巨匠礼賛記事なんかじゃない、なんてのは空前のことじゃないかしらね。