マインの畔

フランクフルト中央駅ローカル線ホームの先には、こんな巨大広告がぶら下がってます。

そして、２両編成のDBローカル線に揺られ、オッフェンバックの生誕地を過ぎ、グリム兄弟生誕地のハーナウを過ぎ、マイン川左岸をノンビリ走ってると、こんなもんが見えてくる。

もくもく白煙を上げてるのは、稼働中ってことなんでしょうねぇ。これ、４月に上空から眺めた奴だわなぁ。
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2011-04-07
上空には、フランクフルト国際空港に向けファイナルアプローチする旅客機がひきも切らず、ヨーロッパタイプの巨大冷却塔を有するこの施設には不可欠な河川も直ぐ脇に流れてる。

そんな環境の中に、「ゲンパツ怖い」が存在している。周囲にデモ隊がピケを張ってるわけでもない。ちなみに、当地の（正確にはアウグスブルクの）新聞の音楽評論家氏に拠れば、先週だかに緊急来日して被災地アウトリーチしたライプツィヒQに対し一部のオケ団員が「スト破り行為をするな」と非難し、その発言がフランクフルト・アルゲマイネで話題になり、狭い音楽業界で騒動になってるそうな。お暇な方は、数日前のバックナンバーを探して下さい。ネット上には見つからない。

世は全て、こともなし。