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エマーソン祭りだぁ! [弦楽四重奏]

ともかく周囲がバタバタしていて、電子壁新聞なんぞ前にしている暇がありません。なんにもしないのも格好付かないので、ニュースをひとつ。

当初の予定では明日からソウルでした。飛行機や宿のキャンセルでなんのかんの20万ウォン近くかかってしまった。おおおお。
というのも、ソウル・アーツセンターが、正面右手の階段上がったところ、大ホールの手前、昔の地下大練習室があったところを室内楽ホールに改装、10月にオープンしたからであります。そのオープニング・シリーズの最後のお祭りに、NY組が乗り込んでくることになってた。ホールについては、既に関西の某公共ホール指定管理をやってるNPOのTさんが見物に行ってきて、感想などを個人的にお伝え下さいました。有り難うございます。そのときは、12月に行くからまあそのときにでも、と思ってたんだけど、こういうことになってしまい…ええい、せっかくだから、そのときに言葉が分からんふりをして撮影しちゃった写メールを送ってきて下さったので、アップしちゃいましょう。Kさん、もう時効ですよね。これは丘の麓にあるアーツセンター正面入口を入って、音楽ホールに向けて右に曲がったところだろうなぁ。
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ここから真っ直ぐ進み、とんとんと階段を登って、これまでは大ホールのロビーの、チケットセンターやCDショップやリサイタルホールの反対側、オペラハウス側のいちばん隅っこに出たわけだけど、その辺りに室内楽ホールの入口があります。

んで、これが中の様子。ま、入っちゃえば世界中どこも同じでんがな。
__ 1.JPG

ああああ、と名残惜しそーにホームページを眺めてみたら…
http://www.sac.or.kr/eng/bannerPage.jsp?htmlURL=/eng/lab2011/ibkchamber/index.html
なんとなんと、明日、日曜日の午後5時から予定されていたジュピターQの演奏会が、あれぇええ、エマーソンQの演奏会になってるぞ。んで、月曜日の夜は当初の予定通りにエマーソンQがあって、当初の予定にはなかったドヴォルザークのピアノ五重奏なんぞやることになってる。ピアニストの名前はないけど、当然、ウーハンでしょうねぇ。で、火曜日は予定通りウーハン&フィンケル二重奏に+αでメンデルスゾーンの有名な方のピアノトリオやら、名曲大会です。

おいおい、韓国室内楽の期待のスター、ジュピターQはどうなっちゃったんでしょーかっ?ファースト君は徴兵もちゃんと終えたので、堂々と故郷に錦を飾る檜舞台だと思ってたんだけどなぁ。

結果として、2日間に渡るエマーソン祭りになっちゃったわけで、この団体、案外とこういうやり方はしないんで(なんせ、ベートーヴェン出せばサイクル、ハイドンの選集を出せばハイドン選、バルトーク出せば全曲、って調子のライブステージで、NYCでは「直前にレコーディングした曲しかシーズンのレパートリーにしない」なんて皮肉を言われてたわけだから)、なかなか貴重な機会です。普通の弦楽四重奏団になったみたいな感じだなぁ。やっぱり、録音とディスク発売のプロモーションとライブを国際レコード屋さんの広報がトータルで展開する20世紀後半「メイジャー」アーティスト型のやり方をやる最後の団体でしたから。
まあ、明日明後日の演奏会も、発売したてのモーツァルトの最後のところのクァルテットと、DGに最後に出したドヴォルザークなどが中心で、やっぱりいつものレパートリー作りっぽいところもあるけどさ。

今後のエマーソンQの活動のあり方を予見する海外ツアーなのかしら。それとも、今回だけ特別なのかしら。ああ、誰か、ソウルまで行って来てくれぇ。

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