SSブログ

アタッカQの新しいディスクは [弦楽四重奏]

夜の大阪、アタッカQの皆さんと遊びにも行かずに、真面目に某膨大なデータ原稿の校正やってます。ページが真っ赤に埋まっていくぞ。オソロシー…

さても、本日は大阪室内楽コンクール&フェスタの前イベント、今回からは「大阪チェンバーミュージック・ホライゾン」などという名前も付いたアウトリーチやらなにやら、その最初のイベントが始まりました。
https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/140407/20140407017.html
トップバッターは、前回の優勝団体たるアタッカQが北野病院という、なんというか、大阪の聖路加病院ですな、なんば駅から歩いて15分くらい、夜になればネオン煌めきトンでもない場所になりそうなとこを抜けていった先にある立派な病院にアウトリーチでありました。
010.JPG

意外にもアタッカQは病院にアウトリーチしたのは初めての経験だそうな。患者さん、中にはベッドを動かしてきて隅っこにもってきて看護婦さんなんかと一緒に聴いてる方もいらっしゃいました。相変わらず高いレベルで安定した演奏、なによりビックリしたのは、アンコールで「日本のポピュラーソングを」と徳永嬢が仰って弾いた《花が咲く》って、311の頑張ろうソングのひとつでいろんなヴァージョンが出てる奴ね、あれの弦楽四重奏版を弾いたのだけど、ファーストのエイミーのフレージングが日本語の歌唱に完璧フィットで、恐らく病院エレベーターホール前の会場にいた人で曲を知ってる人はみんな一緒に頭んなかで歌ってたろうけど、細かい節回しやこぶしとまでは言わないが微妙な装飾音までしっかりやれていて、ブラインドで聴いていたらファーストさんは日本語母国語の人でしょ、と思っちゃったでしょーね。徳永嬢に教えて貰ったのかしら。それ、訊かなかったなぁ。

何代目かのアルディッティQの第2ヴァイオリンで今はイギリスのお城で主夫してる、って話も聞いたことがあるダヴィッド・アルバーマン君が、カザルスホールの楽屋で「こんばんわ」だか言ったときに完璧なネイティヴ日本語の響きで、腰を抜かしたことがあったのを思い出した。音楽家のホントに耳の良い人って、こういう芸当出来るんだよねぇ。恐らくはエイミーもそういうタイプの奏者なんでしょ-。

さても、アタッカQですが、ひとつ大ネタがあるんだけど、まだあと1ヶ月くらい発表出来ません。ですから、その前宣伝として、新しいCDのご紹介。

といっても、今回は彼らとしてもテストで出してみたような感じのプライベート盤です。これ。
027.JPG
どうも、まだ彼らの公式ホームページにも詳細が挙がっていないようなのですけど、この1月のライブ録音。メンデルスゾーンのお馴染み作品13と、最近はたまに弾かれるファニーの変ホ長調の弦楽四重奏。それに、姉弟メンデルスゾーンの無言歌のいくつかをルークとアンドリューが弦楽四重奏に編曲した小品がいくつか入ってます。

バーコードは付いているけど、所謂レコード番号というのはなく、恐らくwebサイトの上で売ることになると思うんだけど、バタバタしてて細かいことを訊いてる暇はありませんでした。

ともかく、明日の昼間11時半からの大阪いずみホールでの演奏会の後には、持ってきてる在庫をロビーで売りますので、欲しい人はいずみホールに行くよーに。どうしても買いたい人は、アタッカQのwebサイトかFacebookに行って、買いたいぞ、と騒いでみてはいかがでしょーかね。

結局、ディスクはホールで本人達から買え、という21世紀の新常識を確認しただけのような情けないお話でありましたとさ。

nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0