SSブログ

中国の新帝王満を侍して帝都襲来! [演奏家]

東京文化会館資料館で、半世紀以上昔の資料を積み上げてひっくり返していたら、メールサーバーがチャリンと鳴りました。どうせまたゴミだろうと思ったら、なんとまあ、久しぶりに北京のヨー君からの連絡じゃあありませんか。

この北京の最も若い、ってか、実質第1世代の一人っ子世代(多分、富裕層なんでしょう)音楽評論家君、なんとなんと、チャイナ・フィルハーモニックの広報に就職したそうなっ!おおお、恐らく、北京でわしらの業界の若者がゲットし得る最も良い職場じゃないかい。この先の評論家人生を考えると、凄く良いポジションを得たなぁ。

んで、内容は就職しました、って個人的な話じゃなく、いきなりお仕事であります。

皆々様、21世紀10年代も半ばの今、アジア出身の指揮者で世界的に最も注目されているのは誰か、お判りじゃろーかね?ま、異論はいろいろあろーが、客観的に見て、やっぱりロン・ユーでありましょうぞ。んで…

中国音楽界の帝王ロン・ユー率いるチャイナ・フィルが、11月頭に急遽来日が決まりましたっ。4日は東京オペラシティ、5日は軽井沢大賀ホールであります。梶本の案内がこの連休中に一部でまわっただけで、まだ業界関係者、殆ど誰も知らぬ状況みたいです。
http://www.kajimotomusic.com/jp/concert/k=506

一部では「中国のカラヤン」と呼ばれるこの指揮者さん、なんせ持ってるポジションを列挙すれば、北京のチャイナ・フィル、上海の上海響、それに広州響、それそれ音楽監督。お判りですか、要は、N響と大フィルと名古屋フィルの音楽監督を全部一人でやってるみたいなもんです。それどころか、NYPのすっかり恒例となりつつある「旧正月ニューイヤーコンサート」の指揮も任される勢い。

なんなんだ、こいつは、と思わず呆れてしまうような大活躍振り。何度か日本を訪れているとはいえ、急速に注目を集めるようになったこの数年、それも手兵を率いての来日ですから、これはもう、先物買いには絶対に聴き逃せないネタでありましょーぞ。

お値段はなんとなんと、日中友好持ってけドロボー価格、六千円也及び四千円也だそーな。なんじゃこの値段は!最近はチケットが安くはない北京よりも安いんじゃないかい。みなさん、さああああ、中国の帝王が振るオケ版京劇、聴いてみたいかぁ!おおおおお!

nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0