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トゥアールの森の動物たち [たびの空]

ボルドー国際弦楽四重奏コンクールも本日で第1ラウンド終了。ボルドー郊外のグラディニャンという世田谷みたいな場所のプチ動物園もある公園の中に図書館と並んで建てられた四季劇場という名前の公立ホールで行われ
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連日市内からご隠居中心に熱心な聴衆を集めていたラウンドも、各団体2度のフルコンサートを終えようとしています。この後、明後日から市内の大劇場に舞台を移し、各団体が1度づつフルコンサートをするのですが、やくぺん先生はクスQのベートーヴェンにちょっとでも顔を出すため、セッション見物は本日でオシマイ。

で、中身はともかく、やっぱり一度くらいこれをやらねば、「動物たち」シリーズ。っても、今回は小さな飛ぶ方々特化でちゅん。やくぺん先生が1週間住み込んで、深夜過ぎに帰って来て午前中に作文やってるだけの仏国田舎の東横インみたいな安宿の横に、トゥアールの森というかなり大きな森が広がってます。
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公園ではなく、森、です。無論、手は入ってるのでしょうが、基本は放ってある、という感じ。下に道は付いていて、ランナーさんが走ったり、お犬様の散歩の爺婆様が歩き回ってます。

初夏の森、天候不順でまだ春の終わりみたいだけど、もうカラ類の子育ては終わっていて、小さな飛ぶ方々は緑の枝の上の方を動き回ってます。ですから、声はすれども姿は見えず状態で、あまりお会いするには良い季節ではない。お声はいっぱい聞けまするう、ちゅんちゅん、ぴぴぴ、ちちちぎいいいい。

それでも少しはお姿を見せてくれるわけで、クロウタドリやらムクたち、はたまたほーほーさん、それに美女軍団のイエススズメさんはいっぱい。森の中に分け入れば、あんまり良く知らない方々が声を挙げてらっしゃって、こんな方とか
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正直、殆ど馴染みがなくてみんな同じに見えちゃうコサメビタキさんの親戚みたいなムシクイ系動きをするこんな方とか
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勿論、お馴染みのこいつらはじじじと地鳴きしながら領地をグルグル飛び回ってらっしゃいます。いぇい、ロビンさんご飯、げっとぉちろろりろりぃ!
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領地を飛び回ると言えば、小さい体から猛烈なジッジという雄叫びを立てて藪の中を巡回なさってるミソサザイさんたち。この方々は天気が良かろうが悪かろうが、いつも藪から藪へとジッジ叫んでるけど、なんせちっちゃい上に暗いところが好きなんで、ピントが合わないでじっじ!
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緑のトンネルの間には、ケラさんは意外にもまるでお姿を見せない。だけど、幹の中ではこいつらが子育てちゅー
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急がしそうに働くホシムク父さん母さんを眺めながら、上の方で遊んでるのは、巣立って数週間でまだ世界が楽しくて仕方ないアオちゃんたちでつつぅ!
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こうしてみると、アオガラって完全に初夏の森の保護色なんですねぇ。保護色と言えば、なんと数の上ではそれなりにこの森の主っぽいのが、この方々。
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へぇ、ゴジュウカラさんも初夏の森の中では見事に保護色なんだあぁ。

てなわけで、今日は風もなくご飯日和の森の中を、小さな方々は元気に飛び回ってらっしゃる初夏のボルドー郊外でありましたぁ。さて、セッションに出かけねば。

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