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秋の芸術祭が始まるのだ [音楽業界]

神様がみーんな出雲にいっちゃう目出度いんだかなんだか良く判らん国連総会みたいな月になりました。新帝都はまだまだ昼間は夏みたいなこの数日、皆様はいかがおすごしでしょーかぁ。以下、あたくしめと近親者のための日程メモみたいなものなんで、読んでもなーんの意味もない雑談です。さっさと帰って下さいっ!

さても、先月7日の実質上のニッポン国一般庶民鎖国解除に続き、今月頭からお隣韓国も入国時PCR検査を撤廃。タカーチュQの皆さんも大喜びで半島に向かった次第であります。じゃ、大川端からチャリチャリ走ってきた銀座通りに外国人観光客が増えたか…っても、判らんわい。

ま、世間一般がどーであれ、タカーチュQ筆頭に無茶苦茶な円安進行前に来日が決まっていた外国人演奏家演奏団体の皆様は目出度くも有り難くも次々と演奏会を行ってらっしゃるよーで、オケも先月にポーランドから来たのを皮切りに、ロンドン響がタカーチュQ同様の日本&韓国ツアーの真っ最中。今週は日本財団さんが貸してる楽器の領収書コンサートみたいなツアーでゴルトムントQも来るし、日本公演3回と韓国2回という彼らのネームバリューからすれば少なすぎる演奏回数のツアーのためにベルチャQが遙々極東まで来てくれる。サントリーホール前の広場に来ると、なにやらエイヴェックスさんが仕切っててコロンビアアーティスト(ニッポンの…)並べたっぽい室内楽音楽祭をやってて、野外無料ライヴビューイングまでおやりになって、へぇ、ナカリアコフくんがいらっしゃってるじゃあないの。懐かしいなぁ…
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知る人ぞ知る、こんな今や幻のファン本があったのじゃよ。今を去ること四半世紀以上前、ロンドン・コンクールの真っ最中にパリで取材ということになり、生涯初の英仏海峡地下横断でパリに向かって今は無きサル・プレイエル上層階の音楽事務所でインタビューをしたんだっけ。おお、安いとこなら220円で売っとるわい。
https://product.rakuten.co.jp/product/-/e521ee73f741044674286b5476769777/
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=976745

てなわけで、すっかりコロナもウクライナ戦争もどっかに行っちゃったみたいなノンビリ平和な新帝都、半分温泉県盆地の田舎者爺やくぺん先生も、12日朝に田圃の中の百舌鳥君待ってる仕事場に戻るまでの本日から9日間は、連日演奏会に通うという秋の芸術祭らしい日々に突入でありまする。以下、やくぺん先生ライブニンゲン体に連絡事項なんぞある方の為に、この9日間に出没する場所を列挙するとぉ…

3日:サントリーホール NJP定期
4日:サントリーホール レグルスQ
5日:オペラシティ アジア・オーケストラウィーク(AOW)第1日マニラ響
6日:オペラシティ AOW第2日琉球響
7日:三鷹風のホール オーケストラ・リベラクラシカ20周年演奏会、オペラシティ AOW第3日KBS響
8日:神奈川県民ホール 《浜辺のアインシュタイン》
9日:同上
10日:トッパンホール ベルチャQ
11日:鶴見サルビアホール Qインテグラ

ふうう…これでも、我が田舎町の賢人道夫先生の演奏会が5日と10日にあるのは涙を呑んでるし、なによりもメルボルン以来全く聴いてないゴルトムントQは日本で5公演くらいあるのに全く行けない。マズいなぁとは思うけど、これが戻って来た「いつものトーキョー」なんでしょうねぇ。ちなみにグラスを2日間拝聴するのは、表の媒体になにやら書くため。この作品を全く寝ずにがっつり4時間半座って聴いているなんてあたくしめのような精神のぶったるんだもんには不可能なんで、2日行って半分づつ聴く、って腹づもりだからです。お陰で、このトーキョー滞在で最も興味深かった8日午後のかなっくホールでの會田瑞樹と弦楽トリオの新作初演には行けません。ゴメン。
https://kanack-hall.info/event/%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E9%9F%B3%E7%A5%AD%E3%82%8A2022-%E5%85%B1%E5%82%AC%E3%80%80%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%8B%E3%81%8C%EF%BC%9F%EF%BC%9F%EF%BC%9F%E3%80%9C%E6%97%A5/
いやはや、やくぺん先生ニンゲン体、真面目なんだか不真面目なんだか…

とはいいつつも、現役時代ならこのあとに絶対にエアプサンで大邱に乗りこんだだろうから、これでも随分と爺っぽく大人しくしているじゃあないかぃ、と思っているやくぺん先生なのであったとさ。
https://www.operabase.com/festivals/south-korea/daegu-international-opera-festival-126/en
あれぇ、《ヴァルキューレ》はないのは、売り切れてるのかしら。うううむ、博多港からフェリーが走ってれば、飛び乗って16日の《ラインの黄金》だけでも行ってくるところだがなぁ。どうせ19日は福岡でUnoQの仕切り直し起ち上げ演奏会があるんで、福岡帝国首都に出なきゃならんのだから、釜山からKTXで1時間ちょっとの大邱なんて大阪より近いだろーに…

おっと、それよりもっと大変なのはこっちなんだが
http://www.daeguoperahouse.org/contents/01_performance/page.html?mid=026027&mode=view&no=1857
11月18、19日かぁ。無理すればなんとかならんこともない日付だなぁ。

ま、今この瞬間は考えないようにしましょ。まだまだ対馬海峡、浪高し。

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