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やっと全日程確定 [たびの空]

純粋連絡事項です。今、リールです。本来なら、昨晩の《光の金曜日》について記すべきですがぁ、今晩もう一回眺めないとわからん部分があり(具体的に上手側隅が見えなかった)、またいずれ。

本格爺になって初のたびの空、昨日はケルンからブリュッセル南駅までのICEがアーヘン中央駅で突然運転中止、国境越え乗客らはみんなてんでに携帯で調べたり周りのお節介な奴に尋ねたりして、反対ホームに来た各駅停車で二駅、そこでブリュッセル行きICに乗り換えることになるのだが、やってきた列車がもう想像を絶する古いおんぼろ2両編成で、どうやってこれだけの人を乗せるのよ、って。ほぼ難民船状態のすし詰めがなんとか動き出し、ICが待ってる駅でも大混乱で下車、エレベーターもエスカレーターもない小さな駅を一度階段降りてまた登って乗換え。やっと動き出したICは、編成は短いですからもう完璧パツパツで、リエージュなんぞから普通に乗ってこようというベルギー国民、何が起きたとビックリ、もう乗れません、って。結局、定刻1時間半近く遅れてやっとブリュッセル諸駅に到着。いやぁ、ここまで酷いのはちょっと過去にも例がないぞDB、って。

ま、そんな地獄のDB騒動が終わり、明日はフランス国鉄のスト騒ぎがあるそうな。で、明日はフランス国鉄誇るTGVをドゴール空港駅で乗り継いで一気にバーゼルまで駆け抜けヴァイル《Lady in the Dark》を眺めるか、はたまた昨日来た道を戻るどころか遙かチェコ国境近ホーフまで向かいタイの鬼才スムトウ先生の独逸収容所オペラが出てるので眺めるか、と思っていたが、どう考えてもどっちも無理そう。ってか、とてもじゃないが無茶な日程をやる程鉄路が信用出来ない。

ふと思うに、ここリールはユーロスターの欧州側の窓口、リール・ヨーロッパ駅が昨日降りた先頭式ホームのリール駅の直ぐ向こうにある。ってことは、ロンドンまで時差含めれば30分ちょっとなんですわ!

なんでそんなこと考えたかといえば、明日11月9日、倫敦はサウスバンクで最後の欧州ツアー真っ最中のエマーソンQがイギリス最後の演奏会をやる事は知ってた。うううむ、ロンドンは流石に遠いよなぁ、と思っていたのだが、今の状況ではパリよりもベルリンよりもロンドンは近い。で、まさか切符はないだろうし、と調べたら、あああああ、ざらざらあるぞぉ!

で、行くことにし、直ぐにバスでリール・ヨーロッパ駅発券オフィスに行き、流石に当地、フランス人なのに英国風黒いジョークガンガンにかましてくれちゃうおばちゃんとやりあって明日のロンドンはセント・パンクロス、明後日のブリュッセル南までのチケットを押さえ
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戻って来てアホみたいな高さに呆れつつセント・パンクロス駅から荷物持って歩けるところの宿を予約。で、サウスバンクセンターのサイトで(住所が佃の路地になってたって、いつから行ってないんだぁ)手数料&アーツカウンシル予算激減で大激震英国アーツ界のために£3のドーネーション含め£41のチケットを購入、直ぐに電子チケットが到着。

かくて、この霜月始めのコロナ明け実質上初の移動移動のツアーの日程がやっと確定しましたです。以下、もう後半に入った日程をざっと記しておきます。用事のある人はどっかで捕まえてちょ。

11月1日朝羽田→シンガポール→2日朝フランクフルト着
2日 ベルリン泊 ペトレンコ指揮ベルリンフィル コルンゴルド交響曲など
3日 ドルトムント泊 コンツェルトハウス ノヴスQ ショスタコ3番など
4日 ハンブルク泊 エルプフィルハーモニー小ホール エベネQ リゲティ1番など
5日 エッセン泊 ヴッパタール歌劇場 ノーノ《不寛容2022》
6日 エッセン泊 エッセン歌劇場 ネトピル指揮 ヴァーグナー《タンホイザー》
7日 リール泊 リール歌劇場 パスカル指揮 シュトックハウゼン《光の金曜日》
8日 同上
9日 ロンドン泊 サウスバンクセンター エマーソンQ英国最終公演 ショスタコ13,14,15番
10日 ハノーファー泊 NDR小ホール クスQ&エマール カーター ピアノ五重奏など
11日 フランクフルト泊 フランクフルト歌劇場 ヴァイグレ指揮 ヴァーグナー《マイスタージンガー》
12日 ザールブリュッケン泊 ザールブリュッケン歌劇場 ヴァーグナー《ラインの黄金》
13日夜フランクフルト→14日シンガポール→15日朝福岡着

以上ですううう。さあ、今日以降は移動移動じゃわ。まだまだ気は抜けん。

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