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平昌音楽祭2023は7月26日から8月5日 [音楽業界]

今やすっかり半分は温泉県盆地の田舎者御隠居、やくぺん先生にとっては札幌は当然、新帝都や関西よりも気分的には近いお隣の半島には、10年代半ば以降、三つの地方都市音楽祭と呼ばれていた「クラシック音楽」系のフェスティバルがありました。春の桜の頃の現代音楽をメインに据えた統営音楽祭、秋の大邱オペラ祭、そして夏の盛りの教育&フェスティバルオケの平昌音楽祭、でありますな。ソウルはいつでも音楽祭状態だから、ま、それはそれ。

コロナ禍でそれぞれがどうなってしまっていたか、情報が入ってきそうで入ってこないお隣半島の情勢だったのですが、今更ながらひとつお伝えしておきましょう。

今年の平昌音楽祭、開催されます。こちらが日本語での案内記事。
https://www.booking.com/articles/music-festivals-south-korea.ja.html
オリンピックの文化事業として始まったこの新興音楽祭、やくぺん先生が訪れた年は、監督がチョン姉妹から若いピアニストのソン・ヨルムに世代代わりしたところで、ノブスQなんぞも登場し(ってか、奴らを聴きにいったんだけど)、盛り上がっておりました。トーキョーがオリンピックで騒々しいときはこっちに来ているか、なんて思ってたんだけど、あれよあれよとコロナの世界でやくぺん先生も隠居宣言拠点移動など状況が変化、収入激減状態はかわらず、どうなってるのかなぁ、と気になっているものの、本気で考えてなかった。

ところがどっこい、昨日、大雨洪水被害を調べに緊急で温泉県に数日滞在した戻り、大分空港で羽田行きタダ券ANAの機内から隣に並び出発を待つ仁川行きジェジュ航空さんを目にするに、あああああれで仁川まで行って、KTXに乗れば、数時間で平昌に行けるんだよなぁ、と思った。んで、慌てて調べたら、へえええええ、ってことになった次第。

この音楽祭、コロナ禍を乗り越えたのか、無事にやってます。監督は当電子壁新聞を立ち読みしてるような方ならよくご存じのヤン・スンウォン御大になったそうな。うううむ、どんどん韓国の堤先生化しつつあるなぁ。で、演奏会ランナップはこちら。
https://mpyc.kr/en/summer/concerts

細かく見ていけばいろいろ言いたいこともあるけど、やっぱりやくぺん先生的に関心があるのは8月1日のノヴスQ
https://mpyc.kr/en/archives/concert/main-concert-12
それと、若手枠でひとつフルコンサートを貰えた翌日のアレテQ
https://mpyc.kr/en/archives/concert/main-concert-13
でんなぁ。この音楽祭が順調に続けば、将来的にはノブスQを監督に、という流れもあるだろうし、弦楽四重奏としてやっていくには有り難い場所になるといいんだけど。

うううむ、一瞬、出かけてしまおうかとすら思ってしまったぞ。4日午後に関空からシンガポールに向かうことになってるので、温泉県からソウルに行き、平昌眺め、3日に関空に戻れば良いんだからさ。とはいえ、大分ソウル便は火木土だけなんで、1日午後3時前に仁川到着ではソウル市内なら問題ないが、平昌7時半はちょっと無理だなぁ。仁川の地下駅からKTXが東海側に直接走ってればともかく…

うううむ、もう隠居なのであるという事実を忘れそうな夏の音楽祭行脚、ダメだダメだ、こんなこと考えちゃ。こんな一銭にもならん趣味をやってる経済的余裕なんてないんじゃぞ、あんたにはぁ。

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