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夏の終わりの信州関東音楽祭巡り [たびの空]

福岡板付空港国内線最北端LCC御用達ゲート近辺で、富士夢航空さん名古屋小牧行きの到着を待ってます。麻生大帝君臨する福岡帝国首都は、朝夕はもう秋の涼しさの温泉県盆地に比べるとまだ灼熱の真夏。遙か滑走路挟んで向かいの国際線ターミナルに並ぶキャセイやらTwayさんやらが、めらめら蜉蝣の中に揺れておりまする。

これから搭乗するフジ夢航空さん、太っ腹にもやくぺん先生の世を忍ぶ外の人高齢者2年目を無事に迎えたお誕生日を祝う割引きでありまして、それならば有り難く名古屋まで利用させていただき(福岡発松本便に搭乗するには、温泉県盆地をJRやバス始発で出ても間に合いません)、ダラダラ朝から地を這う「青春18きっぱーどっかで新幹線ワープ」をすることもあるまいて。ちなみに温泉県盆地のハウプトバーンホフたるJR九州由布院駅からだと、青春18きっぱーが1日分チケットで到達可能な最遠距離はJR西日本の関空島駅で、名古屋まで行こうとすると最短でも岡山相生新幹線ワープは不可避なんじゃよ、貧乏人諸君っ!昨今は、新帝都ハウプトからキューシュー島に向かおうとしても、青春18きっぱーはホンシュー島を出られなくなってしまったのは、既に世間でも有名な話じゃろに。

もといもとい。んで、本来は仕事なくて暇な貧乏爺の筈だったお盆期間中、いきなりの無茶ぶり原稿が飛びこみ、畑の草刈りも溜まりに溜まった当電子壁新聞もまともにやれなかったわけでありまするがぁ、ともかく本日から当初の予定通り、「晩夏の信州関東音楽祭巡り」がスタートなのじゃ。来月の入試に向けて受験生さんの論文70余本(かなりの数は世界中の大きなモラトリアムお友達の「僕の詩集を買って下さい」モノローグとのこと…うううむ)を読まねばならぬ婆さんアヒル宿主キョージュは温泉県盆地に残し、まずはインバウンドさん満載のバスで福岡空港に向かい、名古屋小牧に辿り着いたら今日はオシマイ。名古屋なら「お誕生日割引き」の宿がいっぱいあるじゃろと思ってたら、なんとまぁ、ステキなシティホテルのお誕生日プランってのはオシャレで立派なお部屋にスペシャルプレゼント提供、なんてのばかり。「誕生日なんだから貧乏人に安く名古屋を満喫させてやろーじゃないか」という太っ腹なビジネスホテルなどは皆無で、しょーがなく当日最安値の栄の東の方のチェーン店宿に投宿予定でありまする。夕飯はひつまぶしとはいわんものの、せめて豪華海老フライ定食か味噌カツ上定食くらいは喰らいたいぞ。

んでもて明日金曜日以降は青春18きっぱーに成り下がり、金土曜は木曽音楽祭(土曜日は しなのワープを使わないと新帝都中央駅まで戻れないけど)、日曜は朝から溜池ガムラン祭に参上しますです。で、月曜は佃大川端で休み(多分、せっかく新帝都にいるんだからと、どっかの会場に潜り込みそうだけど)、火曜日は草津音楽祭日帰り。金曜は塩尻近くの近辺でいちばん安かったお宿に投宿(木曽福島近辺は、ステキな温泉宿や風情ある日本旅館、はたまたハイカーさんむけ宿はあるのだが、ふつーの貧乏人が泊まれるビジネスホテルみたいなもんは皆無なので、青春18きっぷで移動します)、松本は土曜日の実質ヴェリタスQの室内楽で、その辺りとの様子見もあって塩尻という微妙な辺りに宿を取ったわけじゃが、ゴメン、やはりレーガーのクラリネット五重奏は逃せぬじゃ。で、職種が違うことを幸いにJ.ウィリアムズ祭はパスさせていただき、今年は松本は見参せずに終わりそうでありまする。

てなわけで、この週末から来週頭で関東甲信越音楽祭巡りはオシマイ。その後は1週間ほど新帝都にいてあれこれ、なんでこんなんやるんねん《神武東征》とヤマカズIIの英国音楽好き感涙のウォルトン拝聴したら、婆さんアヒルと入れ替わりで温泉県に戻りますぅ。

おっと、各地に積乱雲が発生しており、それを逃れるルートで遅れが出ているらしく、今、やっとやくぺん先生と御隠居アヒルを名古屋小牧まで運んでくれるえんぶらジェットさんが到着しました。
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さあ、夏の終わりの音楽祭行脚、本格スタート。

[追記]

名古屋は栄、っても宗次ホールやアヤシげな一角を抜けた新栄ギリギリの都市高に面したチェーン宿におります。嗚呼疲れた。

本日のホンシュー島からキューシュー北部は各地でヒコーキの巡航高度をも凌駕する高さにまで雷雲が聳え立ち、フジ夢パープル15号機やくぺん&御隠居アヒル号は板付を南に向け離陸するや、いつものように筑後平野上空から温泉県盆地上空をかすめて四国やら瀬戸内上空を東に向かうのではなく、あれまぁ、わしらは半島に向かうのか、ってぐるりと佐賀に向けて右旋回、福岡市街を眼下に板付上空に至り
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そのまんま北九州麻生帝国を横断、遙か右手の雲の切れ間に広島市街を眺め、山陰の海沿いを進すみ、敦賀原発を眺めながら雲の中を降下、岐阜上空から豪雨の後らしい猛烈な湿気の小牧三菱空港に滑り込んだのでありましたとさ。
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それにしても名古屋、車多いだぎゃぁあ!

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