水天宮ピット明日オープン

場所としては「新佃嶋界隈」ギリギリだけど、「音楽業界」でもないし。

てなわけで、タイミングもギリギリでご紹介。明日７月23日金曜日、旧日本橋区は水天宮、TCATからIBMに向かう導線の南側、IBM向かいの公園の奥、といった方が判り易いかな、ともかくその辺りに、水天宮ピットなる施設がオープンするのを記念して、無料のプレイベントがあります。ご案内はこちら。
http://www.geigeki.jp/suitengu/open.html
http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2010/07/08_03.php

なんのことはない、今時流行の、廃校になった公立学校を芸術家集団に使わせる、って施設です。中央区では八重洲通りの奥辺りで廃校になった小学校を某有名私立大学の大学院大学だかに転用してる設備もあり、この類の施設としては第二弾になるのかな。ってねぇ、我らが中央区、この10年で人口が倍になり、湾岸地区では小学校が足りなくなってる状況なんで、こんな転用してるくらいならホントの学校として再使用することを考えた方が良いんじゃないかと思うんだけど…それほどのもんでもない、ってことなんでしょうか。

何故か知らねど運営は遙か池袋の東京芸術劇場。基本は劇団や舞踏団の練習場で、音楽関係の練習みたいに音がでっかく出るものはちょっと違うのかな。ま、こっちから調べて下さい。
http://www.geigeki.jp/suitengu/index.html
「ゲーゲキ」なる言葉の響きがどーにも嫌いで、厄偏庵では未だに確信犯的に「ゲイブン」と呼んでいる池袋のあのウルトラ・エスカレーターのホール、最近はすっかり都御上の演劇拠点となりつつあって、どうも音楽は「埼玉県東京区」的な状況を呈しており、それはそれで結構なことなんだけど、なんで遙か日本橋区水天宮まで出張ってくるんでしょか。どうも東京都歴史文化財団の施設管理の仕方、よーわからんです。

明日のプレオープン・イベントを前に、ランチタイムで弁当買いに出た国際事務機器株式会社のOLさんなど、「明日からなんだぁ」などと関心丸出しで表から覗き込んでる。でも、少なくとも今日の昼間の時点では、こんなもの。

万国旗が38度の真夏の凪にだらりと垂れて、季節外れの運動会の準備が進む学校にしか見えません。だーれもいないしさ。蝉すら鳴いてないし。

エンタランスだって、なんだかマンションかオフィスビルの入口みたい。

とにもかくにも、明日の午後にいろんな劇団のパーフォーマンスなどが無料であるようなので、お暇な方は是非どうぞ。我が佃の田舎からは区内巡回バスで行けるのかしら。チャリチャリ10分なんだが、大河端リバーシティ眺めながら大川沿いを歩くにはちょっと暑すぎる時期だしなぁ。