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祝古典四重奏団助成金獲得! [弦楽四重奏]

年度も押し詰まったところで、恒例の来年度芸術文化振興基金助成対象が発表されました。こちら。
http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2016-03-28
ってか、データはこちら、ですな。
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/files/kikin/joho/h28/20160329_kikin.pdf

こういうデータは隅から隅までじっくり眺めていけば、「日本」という枠組で成されている文化芸術活動に関していろんなことが見えてくるわけです。とはいえそんな暇もないので、それはアートマネージメント科の学生さんたちなんぞにやってもらいましょう。桜見物の場所取りで朝からボーッと座ってる方には、格好の暇潰しネタですよ。

ざっと眺めただけでもいろいろ言いたいことがあるんだけど、敢えてひとつだけ。

古典四重奏団の皆様、無事、助成金獲得、御目出度う御座いますっ!

助成対象団体として「古典四重奏団(埼玉県)」となってるのは、どういうことなのか興味深いですね。そもそも弦楽四重奏が公的助成を受けられる団体として認められる、というだけでも大変なこと。エクなんぞは、極端にいえば、団体として公的機関にきちんと認めて貰うためだけのために、膨大な雑務にとんでもないエネルギーと労力を費やしてNPOをやってるわけですから。古典さんがどうやってクリアーしたのか、是非ともきちんと知りたいなぁ。

ま、「文化に手かせマーク」とすれば、弦楽四重奏も支援団体として認識して下さるのは、ホントに下々の貧乏人としては有り難い次第。ぐぁんばれ、クァルテットの音楽家諸君、御上も皆さんを眺めて下さっているのだよ。

あ、この助成団体は法律的には国ではないぞ、と突っ込みたい方もいるでしょうが、この団体を「御上」でないと言い張るのは、いかんせんちょっと無理でしょーに。

もうひとつ、両国門天ホールが「一般社団法人 もんてん(東京都)」として、それなりに助成をいただけたのは素晴らしい。ぐぁんばってくださいませっつ。

あとは、助成のシステムを「御上」からアーツカウンシル型に代える、納税じゃなくて助成団体への献金として国民の崇高な義務が果たせるように制度変更をする…まだまだなんにも出来てないなぁ、日本国というシステムは。

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